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どこが美味しい!? ハワイアンフード徹底比較5選

投稿者: Myハワイ編集部 更新日:2018年05月08日

Best Hawaiian Food eateries on Oahu

「郷に入らば郷に従え」ということで、ハワイに来たらハワイアンフードにトライしてみましょう。ハワイのローカル文化を学ぶためにも滞在中一度は食べたいものですよね。でも、本格的ハワイアンフードとなると「どこで食べたらいいかよくわからない」という方も多いことでしょう。

そこでMyハワイ編集部では、オアフ島にある代表的なハワイアンフード店5店に実際に行き、ハワイ独特の料理の数々を食べてきました。このガイドを参考に、次のハワイ滞在中にぜひ訪れてみてくださいね!

ヘレナズ・ハワイアン・フード(Helena’s Hawaiian Foods)

★メニュー名:メニューC(カルアピッグ、ロミサーモン、ピピカウラ、ポイまたはライス)+アラカルトメニューのラウラウ(右下)とハウピア(左上)
★値段:メニューC$19.50(スモール・ポイ付き)、+ラウラウ$4.75、ハウピア$3.25(スモール)(計$27.50)
★店の由来と特徴:
ハワイアンフード・レストランの草分け的存在。初代オーナーのヘレナ・チョックさんが1946年にノース・キング・ストリートに開いた店が元祖で、ヘレナさんの逝去後は孫のクレイグさんが経営を引き継ぎ、オープンから55年後の2011年にノース・スクール・ストリートの現店舗に移動。慎み深い店構えながら、ケイト・ハドソンなどハリウッドセレブやアマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏も訪れたという超有名店。中でもハワイの伝統的な地中オーブン「イム」で作るカルアピッグと、牛肉を干して作る「ピピカウラ(ドライビーフの意味)」が有名(上の写真右上)。

ヘレナズではセットメニューとアラカルトメニューがあり、好きなものを組み合わせてオーダー可能。なお、ハウピアのお皿にあるタマネギは上の写真中央のハワイアンソルト(アラエ)につけて食べる。写真は週3回はヘレナズに通うという地元のローカル夫婦(右)とハワイ島から訪れていたお友達夫婦。
★味の特徴:
全体的にくせのない素朴でマイルドな味付けで、食べると伝統を重んじる正統派であることを感じさせる。ヘレナさんのレシピ、および伝統的なハワイアンフードを忠実に再現することをモットーとしているだけはあり、いつも変わらぬ本格的ハワイアンフードのフレーバーがローカルに人気を呼んでいる。塩味は他店と比べると弱めで、その分素材の味が活きている。

この店で特に有名な「ピピカウラ」(上写真手前)はビーフジャーキー風ではなくカルビのような味付けで柔らかく美味! ポイは専門店から買い付けたものだが、カルアピッグやラウラウなど他の料理はすべてホームメード。
ロミサーモンも絶妙な塩気で食べやすく日本人好みの味。

◎ヘレナズ・ハワイアン・フード
Helena’s Hawaiian Foods

場所:1240 North School Street, Honolulu, HI
電話:(808)845-8044
営業時間:火曜~日曜 10:00-19:30
ウェブサイト:www.helenashawaiianfood.com

ハイウェイ・イン(Highway Inn)

★メニュー名:カルアピッグ・コンボ
★値段:$14.95
★店の由来と特徴:
日系二世の創業者セイイチ・トグチさんが1946年にワイパフで創業。セイイチさんは第二次世界大戦中、家族と共に米本土の日系人収容所に収容され、そこで調理師として働いた際に学んだ技術を利用して、ハワイ帰還後にハワイアン、ローカルフード、アメリカンフードの食堂を開業。ワイパフで長い間ハワイアンフードの有名店として名を馳せていたが、三代目社長のモニカさんが2013年にカカアコ店をオープンして以来、ホノルル市民や日本人観光客など客層が広がり、料理の質の高さとリーズナブルな価格で人気を集めている。

ノスタルジックな雰囲気のワイパフ店は地元住民、モダンな作りでお酒も飲めるカカアコ店はホノルルの若者層やファミリーにも人気が高い。また店内にはフィッシュマーケットもありアヒポケなどが購入できる。ビショップ・ミュージアム内にも支店あり。
★味の特徴:
伝統的な味を忠実に再現したハワイアンフードのコンボが人気。コンボにはメインのほかにロミサーモンとポイ、蒸しウアラ(イモ)、ハウピアが付く。カルアピッグは柔らかく塩味が薄めのヘルシー志向で、食べると食材の質の良さと調理の丁寧さが分かる。ポイもくせがなく食べやすい。

同店の一番人気はタロの葉に食材を包むところから蒸し上がるまですべて店内で手作業して作るというラウラウで、売り切れになることもあるほど。上の写真はカルアピッグコンボで、このほかにラウラウやビーフシチューのコンボメニューもある。

◎ハイウェイ・イン(カカアコ店)
Highway Inn
場所:680 Ala Moana Blvd., #105,Honolulu, HI
電話番号:(808)954-4955
営業時間:月~木曜 8:30-20:30、金・土曜 8:30-21:00、日曜10:00-14:30
ウェブサイト:www.myhighwayinn.com

タニオカズ・シーフード&ケータリング(Tanioka’s Seafood & Catering)

★メニュー名:ハワイアン・プレート+ベーコン・ラップド・ラウラウ
★値段:$17.95
★店の由来と特徴:
日系人で現社長のメル・タニオカさんが1978年にオアフ島中部ワイパフでオープンしたテイクアウトのシーフード専門店。創業当初は小さな店だったが、現在は魚市場から仕入れた新鮮なアヒなどの魚介類を使ったポケが一番人気だが、ほかにもコロッケやフライドチキンなど惣菜類や弁当類も豊富で、ランチ時にもなれば毎日店の外まで長蛇の列ができる。

★味の特徴:
タニオカズは「町の魚屋さん」的存在として親しまれる庶民的な店。ハワイアン・プレートも、ローカルが食べ慣れた家庭的な「コンフォート・フード」をプレートランチ感覚で気軽に食べられるのが利点。カルアピッグやラウラウは塩味が効いていてご飯とよく合い、日本人にも食べやすい。カルアピッグとロミサーモン、ポイ(またはご飯2スクープ)、ハウピア付きの「ハワイアン・プレート」は$9.95で毎日購入可能。タニオカズ名物「ベーコン・ラップド・ラウラウ」は金曜日のみの限定品で、これを入れると$17.95。

また、ここではホノルルの市場で朝仕入れた新鮮な魚を使って作るポケもおすすめ。特にアヒポケは種類が豊富で、ポケボウル(丼)もオーダーできる。

◎タニオカズ・シーフード&ケータリング
Tanioka’s Seafood & Catering
場所:94-903 Farrington Hwy., Waipahu, HI 96797
電話:(808)671-3779
営業時間:9:00-15:00
ウェブサイト:www.taniokas.com

ハイリズ・ハワイアン・フード(Haili’s Hawaiian Foods)

★メニュー名:ビッグ・カフナ
★値段:$18.95
★店の由来と特徴:
1950年に初代オーナーのハイリ夫妻がワード・ファーマーズ・マーケット(現ワードビレッジ)内に小さな店をオープンしたのが始まり。伝統的なハワイアンフードに家庭の味をプラスした、親しみの持てる味が人気を呼んでいる。カパフルに店舗を移した今は、創業者の娘で3代目オーナーのロレイン・ハイリ・アロさんが厳選した地産食材を使って初代から受け継いだレシピを守っている。
★味の特徴:
ハワイアンの家庭で伝統的に受け継がれてきたレシピを使った料理がオープン当時から評判を呼んだハイリズは、ホノルルのハワイアンフード・レストランの中でも正統派という評判が高い。と同時に、地元のハワイアン家庭で出される料理のような親しみやすい味で、地元住民の支持が強いのも頷ける。

カルアピッグは肉がよくほぐれて柔らかく、味は多少塩味が強め。ポケにはオリジナルの味わい深いホットソースを使っていてご飯とよく合いそう。チキンロングライス(お皿の右)がさっぱりしていて麺感覚でつるりと食べられ美味。

◎ハイリズ・ハワイアン・フード
Haili’s Hawaiian Foods
場所:760 Palani Ave., Honolulu, HI 96816(パラニとカパフル・アべニュー角)
電話:(808)735-8019
営業時間:火曜~土曜10:00-19:00、日曜10:00-14:00
ウェブサイト:hailishawaiianfood.com

ヤマズ・フィッシュマーケット(Yama’s Fish Market)

★メニュー名:#7(ラウラウ、カルアピッグ、ロミ・サーモン、ライスまたはポイ)
★値段:$13.30(ライスの代わりにポイの場合+$1.15)
★店の由来と特徴:
1980年に創業した家族経営の店。日系人が多く、ハワイ大学マノア校からも近いホノルル中心部のモイリイリ地区にあり、付近のローカル住民がひっきりなしに訪れる人気店。ハワイアンフードのほか、ビーフシチューや醤油チキン、ポーク・アドボなど、ローカルフードのプレートランチのメニューも豊富。毎日店内で調理される新鮮なアヒやタコなどを使ったポケや、ホームメードのハウピア、クッキー、ブラウニーなどのデザート類も多種揃う。

ポケを含むハワイアンフードはアラカルトとして単品でも購入可能。ポケの値段は1ポンド分(葯0.45キロ)で表示されているので、「1ポンド」、「ハーフポンド」などの単位で好きな量を購入しよう。
★味の特徴
日系人がローカル向けに食べやすくアレンジしたプレートランチ版ハワイアンは親しみやすい味。カルアピッグはやや塩気が強めなので、ポイやライスなどと一緒に食べるとちょうど良い感じ。ポイは粘り気が弱めで酸味が多少強めなので、食べにくい場合はロミサーモンと混ぜてみるのもいい。店内で作るというラウラウがおすすめ。ヤマズ自慢のポケ入りのプレートランチもあるので試してみたい。

さすが魚屋だけあり、ハワイ近海で獲れたアヒなどを使った新鮮そのもののポケが大人気。閉店間際に行くと品薄になっている場合もあるので、なるべく早い時間に行くのがおすすめ。

◎ヤマズ・フィッシュマーケット
Yama’s Fish Market
場所:2332 Young St., Honolulu, HI 96826
電話:(808)941-9994
営業時間:毎日9:00-17:00
ウェブサイト:www.yamasfishmarket.com/yamashome.html

 

いかがでしょうか? ハワイアンフードが好きという方、あなたのお気に入りの店はどこでしょうか? まだ食べたことがないという方、ハワイをもっと深く知りたいならハワイアンフードを食べてみることが必須! このガイドを参考に、次回のハワイではぜひ試してみてくださいね!

 

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