日曜日の午後に1人で家にいると相棒の友人から電話が。
家の前にいるらしく、しばらく顔を見ていなかったので外へ出ると、
「この犬の飼い主を探しているのだけど、知らないかしら?」
ガリガリに痩せた薄汚い犬と歩いていた近所の女性が声をかけてきました。
家の猫の餌をあさっていたらしく、それに気づいた彼女のチワワ達がキャンキャン吠え、その犬がタジタジになっていたとか。
彼女はマルチーズも飼っていて面倒をみたいけどキャパオーバー。。。チワワとも険悪だし。。。オーナーが見つからなかったらハワイアン・ヒューメイン・ソサエティ(ハワイ動物愛護協会)に連れていくつもりだと言うのです。確かに首輪がついていたような毛並みです。飼い主が見つかればいいけど。。。
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小さなタマタマちゃんがついていて、虚勢もされてないので飼い犬登録はしていなさそう。。。普通のポイドッグ(ハワイ語のスラングで雑種)だし、このみずぼらしさ、処分されると思ったのです。
「人懐っこくて大人しい良い子みたいだし。私が引き取るわ。相棒がなんて言うかだけどね〜。」
と伝えたら彼女はとても喜んで、同行していたお嬢ちゃん達に餌を1袋持ってくるように言って、その用心深い犬を我が家のガレージに導きいれました。
さて、預かったものの、こんなに薄汚いと相棒はなんて言うだろう。。。と思ったので、まず、お風呂で洗いました。灰色の水がたっぷりと流れました。
でも、その犬はワンともキャンとも言いません。
タオルで拭くと、もうすっかりなついたよう。
リラックしたのか、庭に連れ出すと。。。。糞を。。。そして、2時間後にも糞を。。。。そして、その糞はどんどん柔らかくなるのです。猫の餌を食べたからかな。。。
すり寄っては来るけど声をあげることはなく、しばらくするとぐったりして横に。
相棒が帰ってきました。
事情を話すと、
「一体、どうするつもりなんだ!」
「飼い主が探しているかもしれないんだぞ!」
「犬の世話はお金も時間もかかる!」
「僕にも負担がかかるんだぞ!」
と、私がにっちもさっちもいかなくるように、延々と罵声が続くのでした。。。(本人は優しい声で喋っているつもりなので、あしからず)
でも、既にこの大人しくて人懐っこい犬に情が移り始めている私。。。
新年早々、相棒ととバトル炸裂です。
つづく。。。
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