前回のブログに書きましたが、先日オーストラリア旅行に行ってきました。
出発前も結構忙しくしていたので、割とバタバタとして荷造りをして旅立ちました。
ちょうど2週間ほど前にインフルエンザに罹り、それが治ったばかりだったのもあって、体力が持つかだけが心配でした。
無事にオーストラリアに旅立ち、日付変わって翌日の夜にブリスベンの空港に到着しました。
そして、いよいよ入国手続きへ。
「あ~、パスポートが必要だな」と思いながら、パスポートを探す。
「あれ?ひょっとして私アメリカから飛んできたからグリーンカードも必要!?」と思いながらふといつもグリーンカードを入れているお財布のポケットを見ました。
あれ・・・????
ない・・・!?!?
グリーンカードが・・・・!?
ひょっとして出る時にお財布の中に入ってるスーパーとかドラッグストアとかのカードを整理して抜いてきたときに一緒にぬいちゃったのかも・・・・!?
もしこれでオーストラリアに入国させてもらえなかったらどうしよう!?
無理やりハワイに帰らされちゃうのかな!?
なんて不安に思いながらでしたが、入国の際はすべてオートメーション化されていて、日本のパスポートだけで入国することができました。
ひとまず入国できたことに安心し、その当日はインターネットがつながらず、到着したことを家族に連絡もできず、そしてGC(グリーンカード)がなかったらどうなるのかさえ調べられずに床に就きました。
翌日、早速フリーのWi-Fiがつながるところを見つけ、ネットでGCを忘れたらどうなるかネットで調べてみました。
すると、
-GC不携帯だと、現地からの飛行機にさえ乗せてもらえない。
-万一アメリカに着いても、入国審査に通らず、強制送還
-または運よく入国審査には通っても、GC不携帯で罰金6-700USドル
-それを2回したらもうアメリカに入国させてもらえない。
という見るからに恐ろしい記事がたくさん出て来るではありませんか・・・(@_@;)
中には、
-入国審査は人によるので、GCの写真を見せてナンバーが分かれば大丈夫
-家族の誰かにGCを持って空港に来てもらえば大丈夫
なんていうちょっとゆるい記事も出てきました。
このゆるさに一縷の望みをかけたかったのですが、でも危ない橋を渡るのはどうかと思い、夫にGCを忘れたかもということを連絡し、自宅を探してもらいました。
やはり・・・ありました。Safeway(スーパー)のカードたちとともに…。
運悪くその日はちょうどアメリカの祝日。
オーストラリアにあるアメリカの大使館も領事館もアメリカの祝日に習ってお休みです。
夫がネットなどを使って調べたところによると、アメリカの大使館または領事館にて、GCの紛失/盗難の届を出して書類を作成してもらい、それを持ってハワイに帰ってくることが最も手っ取り早いとのこと。
ところが調べてみると、ブリスベンには大使館はおろか、領事館もありません。
一番近いのがシドニーの領事館。それでもブリスベンから飛行機で1時間半かかります。
たまたま旅行中の予定が何もない1日があって、「その日に日帰りでシドニーに飛ぶ準備もしておいて」と夫に言われていました。
でも、でも、初めての土地で、いきなり航空券を購入し、行ったことのないシドニーへ飛び、さらに行ったことのないアメリカ領事館で、(英語で)GC紛失の書類を書いてもらいに行く・・・
私にとってはかな~り高いハードルです…(@_@;)
そうこうしているうちに、夫から連絡が来て「FedExで送れば間に合うらしい」と言われ、早速送ってもらうことになりました!
■関連記事/米国へ渡航される方のESTA(電子渡航認証システム)の申請方法
そして、2/16(月)の午前中にハワイから送った私のGCは、無事に2/19(木)朝(ブリスベン時間)にはホテルに到着したのでした。
実に2、3日ほどで到着したことになります。
文明の利器って素晴らしい!!!と感動しました!
箱を開けると見慣れた自分のGCが!!!!!
これを見た時の感動と言ったら・・・言葉にできません!
「これで、これでハワイに帰れる・・・。」
心の底からホッとしました。
でも、私の場合、今回忘れていなくても、きっといつかやらかしていたはずです。
今回はたまたま夫が自宅にいて、私も長い滞在だったので運よく間に合いましたが、もしこれが誰も家におらず、そして短い滞在だったらと思うと、本当に笑えない失敗でした。
GCが命とパスポートの次くらいに大事だということを身を持って知った出来事でした。
そして、帰ってから夫からすぐに「はい」と手渡されたレシート。
そこには送料124.69USドルの文字が・・・。
125ドルあったら美味しいものたくさん食べられたのにね・・・。
夫よ、すまぬ・・・。
愛する妻が帰って来たから良しとしてくれ・・・<(_ _)>
Saori
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