みっちり１時間とにかく走る、走る、走るでおてんば娘もヘロヘロ
スポーツ大国アメリカ、さまざまなスポーツ教室やクラブ活動が盛んに行なわれ、ようやく歩けるようになったような小さな子どもたちが、サッカーやバレーボールに興じています。
わが娘もスポーツ好きの父親のすすめで、これまでサッカー、バレーボール、水泳教室に通っていました。 いまはもっぱらバレーボールに夢中のようです。
さてそんな体育会系のオヤジが先日、「これいいぞ〜。参加してみない？」とまた娘をなにかの教室に誘っています。手にしているチラシには『ハワイ・スピード＆クイックネス・クリニック』とあります。
日曜日の午前８時から９時までの１時間、走りを中心としたスポーツクリニックだそうです。
主催者は元NFL選手で、ハワイ大学フットボール部のアシスタントコーチを務めたこともあるリッチ・ミアノ氏と、スポーツコーチとして多くのプロ選手を育てているチャド・イケイ氏。またコーチの大半が元ハワイ大学フットボール選手ということです。
すでに２月から始まっているようですが、参加費１回10ドル（イケイ・コーチによるエリートクラスのみ20ドル）を払えば、いつでもトレーニングが受けられるという気軽さが受けて、盛況のようです。
そんなわけで、「とりあえず１回だけ」という約束でこの日曜日に娘、参加してきました。
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クリニックの会場は、先日全米大学フットボール最優秀選手賞「ハイズマントロフィー」を受賞したオレゴン大学のマーカス・マリオタ選手、そしてわが夫（これはどうでもいいですね）の母校、セントルイス高校の運動場です。
朝方雨が降っていましたが、到着したときには晴れ上がり、大きなダブルレインボーが架かりました。
小学生から中高校生、そして大人クラスもあって、かなりの人が集まっています。
元フットボール選手のコーチ陣、すごい迫力です。数年前にハワイ大学で活躍したレナード・ピーターズの姿も見えます。
年齢ごとのグループに分けてトレーニングが始まりましたが、これが凄かった。元フットボール選手、子どもが相手でも手加減しません。
とにかく走る、走る。いろいろな器具を使い分けて、飛んだり跳ねたりしながらとにかく走らせて、足を鍛えているようです。こちらはパラシュートを使って走らせるトレーニング。見ているだけで疲れてしまいます。
そして最後は100ヤードの徒競走を数本。「これはフットボール部の練習だね」と夫もびっくりの練習内容でした。
練習を終えて戻ってくる娘。いつもは「頑張ったでしょ」とドヤ顔で聞いてくるのですが、あまりに疲れているのか言葉も発せられないようです。
頑張ったね〜。
それでも友だちができたらしく、「また参加したい」ですって。夫も「行こう、行こう」と張り切っています。
クリニックは２月から５月まで、毎週日曜日に開催しています。母の日など休みの日もあるのでご注意ください。ウェブサイトからダウンロードした申込書と10ドルを持参し、当日会場に行けば参加できますよ。
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