みなさま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
こちらさきほどわが家の居間から撮りましたハワイ時間1月3日の日の出でございます。
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バトルその17:ハワイの年の瀬
年末の疲れがまだとれないワタクシには、眩しすぎる、元気いっぱいな太陽でございます。「ほら、もう朝になっちまったぞ、ブログ書け、書け」と言われているようでございます。
さて、ホノルルに暮らしはじめて、「な、なんじゃこれは」と驚いたカルチャーショックのひとつは、やはり新年を祝う花火でございました。
毎年大晦日の夜は、親戚のように親しくしている義父の友人宅に招かれ、花火で大騒ぎしながら、新年を迎えておりました。
勝ち気な友人は毎年近隣住民と「お宅は何発?」と購入した爆竹の数を張り合い、その数は年々多くなり、しまいには大きな梯子を使わなければ、竹竿に吊るした爆竹に火がつけられない状態になっていましたっけ。
しかし2011年に厳しい花火取締り条例が施行されてからは、ハワイの大晦日が一変しました。打ち上げ花火などの使用が禁止され、爆竹を購入するにも許可証の取得が義務づけられるようになりました。25ドルの許可証で爆竹5000発まで購入できますが、毎年盛大に爆竹を鳴らしていた知人のように「1万や2万発じゃやってもしょうがない」と購入を控えた人も多く、以来ハワイの大晦日は元気がなくなったような気がします。
義母宅から眺めたアロハタワーの花火。
しかしローカルの人たちには、花火なしで新年を迎えるのは「やっぱり無理〜」のようでして、この2、3年、違法の打ち上げ花火を購入し、警察の目をかいくぐって、ドカーンドカーンとあげる人たちが徐々に増えてきているようです。
1月2日の朝のローカルニュース番組で、1日午前零時のオアフ島某所の映像が流されたのですが…
見よ、この違法の打ち上げ花火の数を!
これみ〜んな違法です。すごい数でございます。「警察の目をかいくぐって」いるといより、「開き直った」感がすごいハワイの大晦日でございます。
ちなみに2016年にハワイ州で発行された花火購入許可証は1万7000枚余り。12月31日から1月1日にかけての緊急通報件数は300件近くに上ったそうです。
今年は違法花火とみられる事故で女性が死亡するという惨事も起きており、今後はますます花火に対する取締りの強化が予想されます。
それにしても違法花火だらけのこの映像、なんど見てもびっくりです。
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