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Saori

そうだ、マウイに行こう!

投稿者: Saori
投稿日: 2017年02月24日
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前回のブログの続きです。

2日前の2/14(火)に決心し、2/16(木)に突然マウイに行った理由です。

 

私が教えているKaradaアカデミーのヨガRYT200のヨガインストラクター養成トレーニング9期生の生徒さんが無事に2/10に4週間のトレーニングを修了されました。

そのうちの一人の生徒さんから、私が以前に行ったマウイのホェールウオッチングツアーについて教えてほしいと言われメールでいろいろとやり取りをしていました。

 

そして、そのやり取りの中で「空港からタクシーで行こうと思うんですけど、どうでしょう?」と言われ、ホノルルならまだしも(というかホノルルでもタクシーは結構不便かも!?)マウイのタクシー事情はさらに大変そう。。。

 

ということで、

「マウイのタクシーは無謀なので、絶対にレンタカーを借りた方がいいですよ。それがムリならオアフから出ている日帰りマウイツアーに参加をしたらどうでしょう?」

とおススメしたのですが、運転が不安、そしてオアフ発日帰りマウイツアーはその方が希望した日は最少催行人員に満たずにツアーが催行されないことになったのだそうです。

 

 

そのやり取りをしている最中の私は、その数日前から結構仕事が忙しく、その上ちょっと個人的に残念なできごとが立て続けに起きていて、自分の中でいろいろとモヤモヤしていたところでした。

 

普段あまり悪いことを引き寄せないタイプなのですが、このときはなぜだかいろいろなことが重なってしまって、私の親しくしているクライアントさんからは「引き寄せる時は引き寄せちゃうから、塩でもまいて浄化した方がいいよ!海水に浸かってもいいんだよ!」とありがたいアドバイス(笑)をいただいていました。

 

そんな時にこのマウイのホェールウオッチングのやり取り。

去年同じ時期にマウイに行ったときにすっごくリフレッシュできたのを思い出して、ひょっとしたらマウイに行けば少し気分転換になるかも?と考えて、本当に思い付きで

 

「私も一緒に行っちゃおうかな?」

 

と生徒さんにつぶやいてからすべてが動き始めました。

 

 

実際に行こうと本当に決めたのが2日前の朝。

そこから、急にもう一人私のピラティスのクライアントさんに(もちろんかなりダメもとのつもりでで)声をかけたら、なんと2日前なのにも関わらず「ぜひ一緒に行きたいです!」という信じられないくらい軽いフットワークのお返事(しかも即答!)が来ました!

 

そして慌ただしくフライト&レンタカー&ホエールウオッチングツアーを一気に予約し、2日後にはヨガの生徒さんと、ピラティスのクライアントさんと私の三人で、マウイに来ちゃいました!

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今回も参加したのは昨年と同じラハイナクルーズカンパニーのツアーです。

前回は気づかなかったのですが、申込みの途中に「日本語ガイドを希望」という項目があったのでそこにチェックをして申し込んだところ、Takaさんという男性の日本人ガイドさんが私たちのツアーのお世話をたくさんしてくださいました。

 

ツアーは14:15にラハイナタウンにある港から出発の予定で、13:15にチェックインをします。

30分ほど出港までに時間があるので待っていたところ、Takaさんが遠くから手招きをして呼んでくれました。

「魚見せてあげる」と言われて行ったら、ハワイの州魚「フムフム ヌクヌク アプアア」が見れました。

 

 

このフムフム ヌクヌク アプアア、夫から何回聞いても覚えられません。。。(笑)

「フムフム ヌクヌク」まではなんとか覚えられましたが、最後の「アプアア」がたった4文字なのにハードル高し!

マウイの海はとっても澄んでいて、このフムフム ヌクヌク・・・の外にもたくさんのトロピカルフィッシュが見えました。

 

 

さて、昨年行ったこのホェールウオッチングツアー。

前回のブログにも書きましたが、それはそれは大感動過ぎて、「これ以上感動するツアーなんてないかもしれない」というレベルのツアーでした。

なので今年のツアーはさすがにそれ以上は期待できないかと思っていました・・・が、いい意味で期待を裏切ってくれました。

 

 

 

今回は何よりも日本語でTakaさんからたくさんクジラにまつわる話を聞くことができたのがとても貴重でした。

クジラははるばるアラスカからハワイにやってくるのですが、その中でもなぜマウイが「クジラの聖地」と呼ばれているのか。

このマウイ近郊のクジラがたくさんいる海は、「マウイ島」「モロカイ島」「ラナイ島」「カホオラウェ島」という火山活動によってできた4つの島に囲まれていて、海底が周りの海に比べて浅いため、サメがこの海域に入ってくることができないそうです。

なのでクジラがここで赤ちゃんを産んでも、サメに襲われることがなく安全なのでマウイ近海を特に好むのです。

 

オアフ島、ハワイ島でもクジラは見られますが、その数はマウイの比ではないらしいのと、そのあたりのクジラは一か所に留まらずハワイの島々の周りを周遊しているのだとか。

私が以前にオアフでもハワイ島でもホエールウオッチングに行ったのに、その二つの島ではあまりクジラが見れなかった理由がやっと分かりました。

 

 

 

また、アラスカからハワイまでは自転車ほどの速度で、平均45日ほどかけて海を泳いでくるそうです。

そしてハワイでクジラは交尾し、妊娠出産、子育てを行います。

その間、お母さんクジラは何も食べないのだそうです。

クジラの餌になる魚がハワイ近郊にはいないため、「食べない」というよりは「食べられない」のだとか。

ですので、赤ちゃんがある程度育つと、またはるばる泳いでアラスカの海まで帰らないといけないのです。

 

「ずっとハワイにいてくれたら一年中クジラが見れるのにね。」と誰かが言ってましたが、それだとクジラは生存できないのですね。

 

 

さて、今回のツアーは去年に比べて、大人クジラのジャンプがたくさん見れました。

クジラがジャンプ(ブリーチ)をする理由は実はよく分かってないそうですが、

 

〇身体についた寄生虫を取るため

〇なわばりを示すため

〇筋力トレーニングのため

〇ただジャンプしたいだけ

 

という見解があるそうです。

「ただジャンプしたいだけ」という見解がなんともゆるくていいですね。(笑)

 

 

 

最後に、赤ちゃんクジラのジャンプもなんとかカメラに収めました。

最初に親クジラが手本を見せて、赤ちゃんが真似をしてジャンプをします。

その間もお母さんクジラは赤ちゃんの真下や周りにいて、子供を守っているそうです。

今回は大人のクジラがたくさんジャンプしたので、赤ちゃんクジラとの体長の違いや、ジャンプがどれだけ高さの違いがはっきりと対比できました。

 

 

赤ちゃんは生まれたばかりの時には約3.5m、そしてハワイにいる間に5mくらいにまで成長して、その後お母さんクジラに守られながら、一緒にアラスカの海に帰っていくのだそうです。

よくよく考えたら、今こうやって出産のために戻ってきている大人クジラたちもハワイで生まれ育ったのかもしれないですよね。

 

さて、今回のクルーズでも300枚弱の写真を撮りましたが、激しく揺れる船の上での撮影はとっても難しく、ピントが合っていて、クジラが満足に写っているのは5-6枚程度でした。

敏腕カメラマンへの道はまだまだ遠いです。

 

 

 

前々回のハワイ島のブログにも書きましたが、「ハワイには各島に神様がいて、その神様に好かれた島が好きになる」という言い伝え。

私はどうやらマウイの神様にはとっても好かれているようです。

ハワイ島のペレみたいなツンデレな愛情表現ではなく(笑)、マウイの神様は(私には)とにもかくにもストレートに愛を示してくれます。

 

天気予報では少し曇りの予報でしたが、ついてみたら快晴も快晴!

レンタカーも希望していたものよりも上のグレードの車を借りることができて、行きの道はスーイスイ。

そしてこの日、12:00 と 14:15のツアーとどっちにするかと悩み、結局14:15にしたところ、乗船人数がなんとたったの30名!

その前の12:00のツアーは120名だったので、約4分の1。

船も全然混んでなくて、クジラがとにかくどの方向からもよく見えました。

 

そして極めつけは帰りの渋滞。

普通に行けば40分くらいの距離ですが、帰りは渋滞のため空港まで60分くらいかかってしまいました。

 

搭乗時間にギリギリ~(>_<)! と焦りながら空港についてセキュリティチェックを通ったら、なんと飛行機が遅れていて、私たちがついたときにはまだ全然搭乗が始まっていませんでした。

 

そして通常より約20分ほど遅れて離陸した飛行機は、パイロットがスピードを上げて頑張ったのか、約30分でオアフまでついてしまいました。

 

 

さて、肝心の旅の目的「私の浄化」ですが、今回は揺れる船の上で激しく荒れた海から飛び散った海水を浴びることで、塩での浄化は果たせたようで、その後は一転楽しく毎日を過ごせています。

海水を大胆に浴びた割には、かわいい相棒の一眼レフには少しの水しぶきしかかかることなくに澄んだのもマウイの神様の粋な計らいでした。

(まぁこれは私のクライアントさんが私の真後ろにいて私の盾となり、私の代わりに背中一面に海水をかぶってくれたことで私のカメラは守られたというのが本当のところなのですが・・・)

 

 

・・・というふうに、マウイに来るたびにマウイの神様の愛情をストレートに感じてしまいます。

私もその深い愛情に応えるべく、来年からはマウイ旅行を毎年恒例行事にしたいとさえ思い始めました。

 

Saori

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