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本日から、ハワイの歩き方でブログを掲載させていただくことになりましたVince（ヴィンス）です。さて初回ということもあり何を書こうか悩んだのですが、 「Myハワイ(ハワイ歩き方）」ということで、やっぱりハワイの素敵なところをご紹介するのが一番ですよね。

僕は、ハワイ歴は８年ほどになります。 その他にアメリカ本土のロサンゼルスに10年ほど、カレッジはニュージャージー州、インターンシップをしにフロリダに１年住んでいました。ディズニーワールドのアニマルキングダムでキャストメンバーをJunior Year（大学３年生）の時にして、Senior Year(４年）のときにテニスアカデミーでジュニアプレーヤーたちのコーチをしていました。

そして大学院滞在中に研究で南米に３ヶ月ほど滞在もしたこともあります。旅行でもヨーロッパやアジア、ニュージーランド（アオテアロア）、太平洋諸島なんかも廻ったことがあるのですが、やっぱり年齢と共になのか、性格上マッチしているのか、住むにはやっぱりハワイがあっているようです。

前に、住んでいた隣の日系人のAunty（ハワイでは他人だろうが、顔なじみのおばさんは「Aunty」になります）が、マンゴの木を植えていた事があります。ハワイではそこらでマンゴがなっているので、シーズンには食べきれないマンゴは軒先に置いてあって、それは「持ってっていいですよ」のサインなんです（たぶん）。そうでなくても近所の方々からのおすそわけがしょっちゅうです。なのでハワイではマンゴを食べるのにあまりお金はかかりません。

そのAuntyに、「楽しみだな〜。早くおいしいマンゴ出来るといいね〜」なんていうと、「マンゴは実が出来るまでにきっと１０年はかかるんじゃないかなー」って。

「え。。。」

Auntyは、「孫たちが大きくなった時にいっぱい食べられるようにって植えたのよ」って言うんです。

僕は大学院では、先住民族の研究をしていました。そこでアメリカンインディアンの有名な言葉を思い出しました。
「セブンジェネレーション、７世代先のことを考えて、今を生きなさい」という教えです。

僕はよくオアフ島ノースショアやモロカイ島にあるハワイアンの人たちがやっているタロイモ畑をよく手伝いに行きます。そして、縁あってハワイの伝統的航海術を使って航海を続けるホクレア号のお手伝いもさせていただくことが多いです。彼らの作業も、今やっていることを次世代に残して行くものなんですよね。
よくここハワイでは、時間にルーズだという意味で、「ハワイアンタイム」なんて言います。（カヌーの場合は天候なども関係して、もっともっと時間が遅れる「カヌータイム」なんてのもありますが。。。）

でも、逆に現代人が、自分、自分たちの世代中心にものごとを動かしていることで、時間にせっかちになりすぎたのかもしれないですよね。次世代のことを考えての生き方をしたら、なんかもっと気持ちも大きくなるものです。

ハワイは島なので、食べ物みたいなリソースはすごい限られます。贅沢品みたいなものはほぼ本土や外国からやってきます。限られたなかで生きて行く為には、たくさんの工夫が必要ですし、サステナブル（持続可能）な考えが必然的になります。だから点で生きるのではなくて、過去から受け継いで、未来に引き継ぐ、今があるんですよね。

ハワイに住んで、ハワイアン、ハワイのロコの人たちとつきあうようになって、そんなことを考えさせる事が多々あります。そんな中で自分の存在意義みたいなものってのが表れて来るのかな〜なんて「ハワイアンタイム」で、のほほんと毎日を過ごしています。。。

年中温暖な気候であって、人もフレンドリー、文化も混じりに混じって飽きないし、きれいな海や山もすぐそこ、それでいてなんだか自分のコアに触れられているような毎日で勝手にセルフセラピーになっているんでしょうね。もう他には行けません（笑）。

さて、「ハワイアンタイム」にはなると思いますが、これから僕の感じる「奥ハワイのすてき」を不定期ながらアップさせていただきたいと思います。

よろしくお願いします。