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遠地に住む母への贈り物

投稿者: キョーコ
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母の日を前に、友が教えてくれた大切なこと

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「もうすぐ母の日だね」。親しい友人との、そんな何気ないおしゃべりがきっかけとなって、母の日についていろいろと思いめぐらしています。

友人は今年、母に感謝の手紙を書くことにしたそうです。単なる「ありがとう」のメッセージではなく、子どもの頃からこれまでのお母さんとの思い出を、事細かく綴って、一緒に読んで「あ〜そんなことあったねえ」と笑ったり、懐かしがったりするのだそうです。

彼女は友人の父親の葬儀に参列し、親族たちが「ユーロジー」という追悼の言葉、それはそれは楽しそうな思い出話を述べているのを聞いて思ったそうです。「亡くなる前に伝えられたらよかったのに」と。

この数年で明らかに母親の老いが見え始めたという彼女は「後悔したくない」と、気恥ずかしさを押して、長い手紙を書くことにしたそうです。ちなみに彼女はお母さんと現在同居しています。友、えらいぞ! お母さんにとっては忘れられない母の日となることでしょうね。

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両親の「老い」を思う時、きまって思い出す言葉があります。

以前、新聞社で働いていたときに、ある日系団体の会長さんにインタビューしたときのことです。この会長さんは半世紀ほど前にハワイに移住したそうですが、「母親をかなり悲しませた」といいます。私の両親は当時健在でしたので、そのことを確認した会長さんは「多少無理してでも、会いにいってあげてください」と穏やかな笑みを浮かべ、親との時間がどれだけ貴重かを具体的に説明してくれました。

年に1度、2週間帰省するとして、仮に両親が75歳で100歳まで生きると考えても、一緒に過ごせるのはわずか50週間。「1年にも満たないのですよ」。そう言われて愕然としました。

それから3年ほど経ち、肝臓がんを患っていた父の容態が急に悪化し、「すぐに来たほうがいい」というメールを受け取ったとき、実は50週間というのは奇跡に近い数字であり、現実はもっと少ないという当たり前のことに気付きました。それからしばらくして、父はこの世を去りました。

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日本の母には頻繁に会いに行けないから、せめて毎日スカイプで元気な顔をみせよう。そして年に1度の母の日には、これまで言いそびれた「ありがとう」の数々を綴った手紙を(こっぱずかしいですけど)頑張って送ろうと思います。

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