植物観察、幼虫の世話、そして旅行記…ああ大変
8月に小学校3年生になった娘。新学期が始まってまもなく行なわれた担任教師との面談で、宿題とか研究プロジェクトとかが2年生のときよりかなり大変になるようなことを言われていたので、覚悟はしていたんですけどね。
さっそく学校から娘が持ち帰って来た最初の課題は、ライ豆の成長を観察することでした。これはそんなに大変ではなかったのですが、次に出された「幼虫の観察と世話」の課題はかなり辛かったです。
学校から配布されたタッパウェアには、2匹のニョロニョロ幼虫と一緒に、先生からの手紙が添付されていました。
「子どもさんと一緒に餌を与え、容器を清潔に保つなどして、世話をしながら毎日観察し、記録してください」。そして追伸がありました。「どうしても幼虫が苦手なお母さんは、学校に戻してくださって結構です」と。その場合、子どもは教室で観察してよいそうです。
できれば返したかったのですが、頑張って我が家で育てることにしました。毎回恐る恐る容器のフタを開けて、幼虫の様子をチェックして。でも2度脱皮して、コチコチに硬くなり、成虫になるころには愛着がわいていました。「ビートル」としか娘は言わないので、どんな虫になるのか少し楽しみにしていたのですが、目の前に現れたのは、よく網戸にひっかかっていたカナブンのような虫でした。
さて、2週間ほど前に娘が持ち帰ってきたのは「フラットスタンレー」という社会科のプロジェクトです。紙で作ったぺちゃんこの自分の分身に旅をさせ、集まった写真や記念品を紹介しながら、みんなの前で発表するというものです。
「フラットスタンレー」というのはアメリカの子どもたちに人気の児童書だそうで、それを題材にしたこのプロジェクトは、今や世界中の小学校で実施されているとか。
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「さっそく、画用紙と写真で自分の分身を作った娘。日本にいる私の家族に
分身を郵送して、あちこち連れていってもらうことにしました。お願いするだけでは申し訳ないので、ハワイのお土産を一緒に送ることにしました。
みんなの大好きなコーヒーやパンケーキ、近く生まれる甥っ子の子どものベビー服…。今回は幼虫の観察とくらべてとても楽しそうですが、お金のかかる課題となりました(泣)。分身が日本から戻ってきましたら、また報告しますね。
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