オアフ島の交通渋滞は年々悪化の一途をたどっておりますが、12月に入るとさらにひどくなっているようで、もう出掛けるのが恐ろしい。
わが家の下を通るカピオラニ・ブルバード(↑)は、アラモアナセンターにショッピングに出掛ける人や、ビジネス街から帰宅する人たちなどで、夕方のラッシュアワーの混雑ぶりときたら、もう目も当てられないひどさであります。
先週(18日の夕方でしたか)、ちょっと外出して、家に帰ろうとチャイナタウンを抜けようとしたら、今年5本の指に入るであろう大渋滞に巻き込まれてしまいました〜。
かなり激しい雨も降りはじめ、ドライバーのみなさん、さらにノロノロ運転。やることがないので、道路の両脇に連なる商店を眺めていたら、見慣れない看板が目に飛び込んできました。
*雨に降られながら車中から撮ったため鮮明でなくてすみません
運転席の夫に「あんな看板、前からあったっけ?」とたずねたら、夫も「あれ、英語じゃないな。どこの国の言葉だ?」と不思議そうです。
さらにその先にもかなりレトロな、異国のものとみられる看板が続いていました。
よく見ると、ベトナム語の看板のよう。そして地元ニュースで「映画の撮影でチャイナタウンの一部が、午後6時から翌朝5時半まで通行止めとなる」と報じていたことを、このときようやく思い出しました。「なんの映画かね〜」。ニュースで肝心なことを聞き逃し、「ああ、知りたい」。
時計をみると午後5時を回っています。すでに映画撮影に使われる器材が路上に運び出され、警官も道路脇で待機しています。通常なら15分もかからないところを、1時間以上かけて帰宅しました。
そしてヘトヘトで家に着くと、何の映画だったのかをさっそく調べてみました。
1970年代のサイゴンを舞台にした新作キングコング「コング:スカルアイランド (Kong: Skull Island)」という映画だそうです。報道によりますと、ホノルルの後はロケ地をオーストラリアに移し、撮影が続けられるということです。公開は2017年3月の予定。
サイゴンに変身したホノルルのチャイナタウン、はやく観たいな〜。
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