目下、手作り工作に夢中です
私がフォローしているお笑いタレントの清水ミチコさんが先日、こんなことをつぶやいていました。
「締め切りが迫ると、しなくていい事が輝き始める」と。
「うん、うん、わかる」と思わずうなずいてしまいました。私もこのところ、この〃しなくてもいい事〃ばかりに心血を注いでしまって、絶対にやらなくちゃいけない事を後回しにしてしまうのです。その結果、毎晩夜なべをするはめになり、心も体もヘロヘロでございます。思えば学生時代、試験勉強に取りかかろうとすると、きまって机の引き出しの中を掃除したり、アルバムを眺めたりしていましたっけ。どうやらこの悪癖はいまに始まったことではないのですね。ちなみに清水さんもテストの前日を思い出しながら、「スペルト小麦のアスピックゼリー」などという、面倒くさそうな料理を作ってしまったそうです。
その〃しなくていい事〃ですが、私の場合、手作り工作に最近夢中です。娘にせがまれて近所のクラフトショップに足繁く通うようになってから、私も工作に目覚めてしまったようです。
そして週末、ふらりと立ち寄った「ベンフランクリン・クラフツ」の店頭で、工作魂にボッと火がついてしまったのです。
「ステキ〜」と思わずガン見してしまったのがこちら、ボトルで作ったランプ。
先日のコラムでも書きましたが、最近、ボトル集めにはまっていまして、この緑のボトルはレトロチックでまさに私好みです。
このボトルは1913〜1915年ごろにアメリカで製造され、当時は国内のどこの家庭の食卓でもみかけられたものだそうで、アメリカの繁栄の象徴ともいわれています。第一次世界大戦後に製造中止になりましたが、最近、アメリカの歴史と国を支えた職人たちを尊び、「アメリカンへリテージコレクション」として復活させたそうです。もちろんメイド・イン・アメリカですよ。
ランプに熱い視線を送り続けていた私に気付いたのでしょうか、店員さんがニコニコ顔で近づいてきました。「これイイでしょう。簡単に作れますよ」ですって。
確かに材料さえ揃えば、私でも簡単にできそうです。しかも「材料はすべてここで揃いますよ」って店員さん、嬉しいことを…。
ホントだ。店員さんたら、アッという間に材料を揃えてくれちゃいました。ボトルは6個で$14.99、ボトルの数だけ必要なワイヤーライトは 各$12.99と想定外の出費となりましたが、手作りというのがなんとも魅力的です。来週から春休みとなる娘と一緒に作ってみようと思います。
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