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ハワイ歩き方事務局
人気連載「Minoriのフラレッスン体験」

第08回 挑戦! ゴスペル・フラ

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2002年01月05日

第8回 挑戦 ゴスペル・フラ


もう一つの教会「フラの上手な緑軍団」

「ゴスペル・フラ」との出会い
年も明け、ちょっとタイミングがずれてしまっているのですが、今回は12月のクリスマス・コンサートで「フラの初舞台」を経験したリポートをしたいと思います。皆さん、「ゴスペル・フラ」ってご存知ですか? 映画「天使にラブソングを」でウーピー・ゴールドバーグがゴスペルを歌ってたっけかな? くらいの認知度しか、私の中にはありませんでした。毎週通っている教会で、「あなたもクリスマス・コンサートで、ゴスペル・フラを踊りませんか?」の案内をひと目見た時、何か予感のようなものが頭をよぎりました。今年の8月に洗礼を受けたばかりの私でしたが、フラを通して神を礼拝する、というこの「ゴスペル・フラ」との出会いに、何かしら運命のようなものを感じたことは確かです。


子供の部。前日のリハーサルで思い思いの動きをするチビっ子達

さて、今回2つの教会が合同でクリスマス・コンサートを主催した訳ですが、私の初舞台となるフラも、希望者を2つの教会からそれぞれ募りました。初めて練習に行ったのは、コンサートの3カ月前でした。週に1度の練習では、なかなか覚えられず、最初の頃は、次の練習までに動きを全て忘れてしまう、といったことを繰り返していました。ハワイ大学の時とは違い、1曲を何度も何度も練習するのですから、しばらくすると、体が自然と覚えていくようになりました。しかも、この「君にも聞こえるかい?」という曲が、何とも言えず、可愛らしいのです

DO YOU HEAR WHAT I HEAR? 「君にも聞こえるかい?」

DO YOU HEAR WHAT I HEAR?
Noel Regney & Gloria Shayne
Said the night wind to the little lamb
夜風が小羊に言いました
Do you see what I see?
小羊よ、君にも見えるかい?
Way up in the sky, little lamb
夜、空の高いところで踊る星が
Do you see what I see?
君にも見えるかい?
A star, a star dancing in the night
With a tail as big as a kite
凧のように大きなしっぽのある星が
With a tail as big as a kite
凧のように大きなしっぽのある星が
Said the little lamb to the shepherd boy
小羊が羊飼いの少年に言いました
Do you hear what I hear?
少年よ、あなたにも聞こえるかい?
Ringing in the night, shepherd boy
夜、響き渡る歌が
Do you hear what I hear?
あなたにも聞こえるかい?
A song, a song high above the tree
木のずっと上のほうで聞こえる
With a voice as big as the sea
海のように大きな歌声が
With a voice as big as the sea
海のように大きな歌声が
Said the shepherd boy to the mighty king
羊飼いの少年が王様に言いました
Do you know what I know?
あなたさまも御存知ですか?
In you palace warm, mighty king
暖かい宮殿にいらっしゃる王様よ
Do you know what I know?
寒さに震える子供を御存知ですか?
A child, a child shivers in the cold
Let us bring him silver and gold
金と銀をその子に持って行きましょう
Let us bring him silver and gold
金と銀をその子に持って行きましょう
Said the king to the people everywhere
王様が全地の人々に言いました
Listen to what I say
私の言うことを聞きなさい
Pray for peace, people everywhere
全地の人々よ、平和のために祈りなさい
Listen to what I say
私の言うことを聞きなさい
The child, the child sleeping in the night
夜、眠るこの子が
He will bring us goodness and light
慈愛と光をもたらしてくれるのです
He will bring us goodness and light
Goodness and light
慈愛と光を
Goodness and light
慈愛と光を


「君にも見えるかい?」♪

ゴスペル・フラを練習するに当たり、気付いたことは、アウアナ(現代フラ)のようには腰を動かしません。それから、神を讃えるフラだけあって、練習前と練習後には、みんなで輪になってお祈りをします。自然に気が引き締まり、何か神聖な気持ちになるから不思議です。その割には、ある土曜日の練習で、穴の開いた服を周りにいた人に指摘されたりと、気が引き締まってるのか、たるんでいるのか!?



「あなた様もご存知ですか?」♪

フラの初舞台
コンサートの前日、会場となるオリベット教会で初の合同練習兼リハーサルが行われました。参加者のほとんどが子供もいる主婦という中、私は仕事があるので、午後5時からのリハーサルのために少し早退させてもらい、いそいそと出かけました。コンサートでは、白か緑のムームーを着るようにと言われ、数週間前、これまた初めてのムームーを買いに走りました。小柄な私は、子供用のXLサイズで間に合い、金額も半分で済みラッキー 子供用のせいか、デザインはちょっぴりダサ目ですが、この際気にしません。前日のリハーサルで立ち位置を決めたのですが、背が低い私はやはり一番前。主人にビデオ撮影を頼んでいた私は、「やった 目立つぞ」と一瞬喜んだのですが、当日のリハーサルで、「ちょっと、ここ狭い」と周囲のオバサマ達に指摘され、泣く泣くグランドピアノの後ろへ追いやられてしまったのです。


褒め上手な先生。その気になります

実は当日。同じ教会の方が、「やっぱり自信ないから… あがり症だし…」と、出場を辞退。その時になって初めて、「間違えちゃったらどうしよう?」と、私の頭の中を「不安」の2文字がよぎりました。でも、この日をずっと前から楽しみにしていた私。前日の夜は、ドキドキして寝れなかったくらいなのです。「ここまで来たら、当たって砕けよう」ということで、「不安」を抑え込み、ステージに上がったのでした。先生から、「もっと笑顔をね」と注意されていたにもかかわらず、踊っている間は頭の中が真っ白。案の定、後から見たビデオの私は、逆に「ムスっ」としているように見えます。「口元に笑みくらい浮かべているつもりだったのになぁ」とガッカリ…


とっても楽しかったフラ初舞台やっぱり楽しくなくちゃね

とは言え、自分に甘い私は、なかなかどうして、上手に踊れたんじゃないの!? と満足しています。その上、先生に、「アナタ、キレイに踊れているから、このまま練習を続ければ、アナタの教会で教えることだってできるわよ」などと言われ、宙に浮くような気分でいたところ、それをそのまま主人に伝えたら、「Yeah, right.(ハイハイ)」と鼻であしらわれてしまいました。「私がフラを教える」というのは、おこがましいにしても、一緒に練習した人たちとは連帯感が生まれたし、ゴスペル・フラも経験できたし、フラ初舞台、大成功 まずは、めでたしめでたし!!

(Minori)

この記事が属するカテゴリー: カルチャー, フラレッスン体験レポート
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