• レイ体験記
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    ■ハワイアンカルチャー■







    第22回 羽毛のレイ制作中


    前回(といっても随分前ですが..)、カパフル通りの「Na Lima Mili Hulu No`eau」というお店でレッスンを受けたフェザー(羽根)レイ。実は...まだ全然できてません! もう2ヶ月も、数十時間もやってますが...全然終わりません!

    使った羽根の数はすでに数千枚におよぶと思います。ずうっとやってるのにまだ半分しかできてない(写真)。本当にものすごい時間を費やすレイなんだと今更ながら感心してます。だから昔のハワイでは、使用人にこんな大変なもんを作らせるだけの権力のある人だけが身につけられたというわけなんですねえ。たぶん。
    買うと100ドル以上するという破格な値段も今なら納得。私が作ったこのレイを100ドルで買うっていう人がいても(いないけど)絶対売らないと思うもの...。100ドルあげるからフェザーレイを作ってくれって言われても(言われないけど)しばらくは作らない! それほど大変なんです。でもふわふわのレイの肌触りは最高だし、枯れないで残るものだし、もうちょっと頑張ろうかな、と思っています。そのうちに完成したらまたご報告します。

    これで終わってしまうとただの愚痴で終わってしまうので、ちょっと植物のお話をひとつ。この間、ハワイ大学方面を歩いていた際、H1近くの空き地で変な黄色い植物を発見しました。他の植物の上におおいかぶさぶさるように広がるその植物は、アルファルファ(サラダとかに入ってるやつ)のようで、手にとるとスルスルとれます。臭いもなし。

    「この変な物体、どこかで見覚えがある」と思った私は、家に持ち帰り、バイブルである「レイ・メイキング・ステップ・バイ・ステップ(Mutual出版)」をチェック。すると...ああ、そうだった! これは12回で紹介したラナイ島を代表するレイ、カウナオア(Kauna`oa)という植物でした。背の低い植物の上に茎を広げる寄生つる植物。このつるの部分をルーズにねじってレイを作ります。レイは輪にせずに、オープンエンドで首にかけるタイプにするのが普通のようです。私が見つけたその場所には、レイを作るほどはたくさんなかったのですが、臭いもしないし、道端に生息して、見た目もそんなにきれいじゃないし...。このカウナオアがなぜラナイ島のレイに選ばれたのかは...調べておきます。もしハワイの街角で他の植物にかぶさっている黄色のつるを見かけたら「ああ、あれだ」と思ってくれる人が....いるとうれしいんですが。

    ところで話は変わりますが、5月1日(月)は1年でレイが最も注目される日「レイ・デイ」です。どうもメーデーとの語呂合わせらしいですが、ともかくハワイ中でレイのお祭りをしています。ワイキキのホノルル動物園でもレイコンテストなどたくさんの展示やイベントが行われます。ラッキーにもその日ハワイにいる方は、ふらっと立ち寄ってみるといいかもしれません。レイってこんなに色々なデザインがあったんだ、とびっくりするかも...。私も行きたいのですが、今年は平日の月曜日。昼休みに会社を抜け出してのぞいて来ようかなと計画中です。(by Akiko)