第26回 ビショップミュージアム
日本から来る知り合いなどに「ハワイでレイ・メイキングを体験したいんだけど」と聞かれることがよくあります。そんな時、まずはワイキキのロイヤルハワイアン・ショッピングセンターの無料クラスを紹介しています。ここでは毎週月曜日と水曜日の午前11時からお昼まではプルメリアの簡単なレイ(2回レポートで紹介)、そして毎週水曜日の午後1時から3時までは、ハクと呼ばれる編み込むタイプのレイ・メイキング・レッスン(3回参照)を3Fのオーキッドコートで行っています。
それでも物足りなくなってしまった場合、次におすすめしているのはビショップ・ミュージアム。ここでは以前土曜日にレイ・メイキングのワークショップをやっていたのですが、今はやっていません(木曜日のフェザーレイはやっていると思います)。レイメイキングだけではないのですが、館内のツアーとフラの鑑賞、ランチ、それにレイメイキングと、フラもしくはウクレレのレッスンがパックになった「ホ・イケイケ」というツアーがあり、それに参加してみたら、とおすすめしています。
最近、日本から私の勤める会社に入ってきたY子ちゃんは、ハワイ文化に興味を持ちだしたようで、ハワイの歩き方のカルチャー体験記を全部読んだ(!)という力の入れよう。ハワイの文化についても知りたいというので、彼女を連れてビショップ・ミュージアムのホ・イケイケ・ツアーに参加しました。
> 午前中ミュージアムの展示を見学して、フラショーを見て、ランチを食べると(このローカルフードのプレートランチはなかなかおいしい)、やっとレイメイキングの時間。後ほどフラを教えてくださる先生から、ティーの葉のレイの作り方を教わります。
ティーというのは、魔よけになると言われるハワイの木で、街のあちらこちらで見ることができます。この木の葉を電子レンジに入れたり、アイロンをかけたりして柔らかくしたものをレイに使います。1枚の葉っぱをたて2つに切って、端を結び、用意されたレイを引っかける道具を使って、ぐるぐるとねじりながら作っていきます。詳しい作り方は前にこのツアーをご紹介した5回のレポートに書いたので、よかったら見てみてください。
今回改めて感じたのは「日本人ってやっぱり器用ねえ」っていうこと。家族連れが多くて、お父さん、お母さん、子供たち、みんながレイ作りにチャレンジしているのですが、みんな本当に上手。葉を継ぐ所とか結構むずかしいと思うのですが、きれいに作るんだなあ、みんな。
私は以前にも作ったことがあるのでなんとか面目を保ちましたが、ロス育ち(関係ないか?)のY子ちゃんはちょっと苦戦。それでも途中でコツを覚え(最初に葉をねじる時、ゆるくではなく詰めぎみにねじると良いと思う)、立派なレイができました。
そのレイのすきまにプルメリアやランの花を差し込んでできあがり。前回「花が多すぎる」と指摘された私はランだけを入れた渋いレイ、Y子ちゃんはいろんな花を入れたカラフルなレイになりました。その後、自分達で作ったレイをかけてフラレッスンを受けたのでした。フラって結構汗かきますね〜。
ハワイアン・カルチャーに目覚めたY子ちゃんは、その後ハワイアンキルトのクラスにも行ってるようです。そのうちウクレレも弾き出すかもしれません。
●ビショップ・ミュージアム
住所:1525 Bernice St.
開館時間:9:00〜17:00(クリスマス以外無休)
電話:847-8210
入場料:大人 $14.95、65才以上 $11.95、子供(4〜12才)$11.95、3才以下無料
※ホ・イケイケは大人$49.50、子供(5〜12才)$35。送迎付きだとそれぞれ$65、$55
ホームページ:www.bishop.hawaii.org
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