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第4回 チューブ・ローズでレイ・メーキング!
先月、カピオラニ・パークで行われていた「レイ・コンテスト」を見に行くと、レイを売っているブースがズラリと並んでいました。フラワー・レイやフェザー・レイなど、色とりどりのレイが店頭に並び、おばちゃんたちが「ワイワイ」と、にぎやかに話しながらレイを作っていました。そこに飾られているレイを眺めながら、その中の一人のおばちゃんに、「レイ・メーキングを教えてくれる人を探してるんだけど...」というと、「私、教えてあげるわよ」と、あっさり一言。「どんなレイでも作れるんですか?」と聞く私に、「そうよ。何でも作れるわよ」なんて応える頼もしいおばちゃん。手先を見てみると、私としゃべっている間も、口と一緒に動かし、針に花をドンドン刺してレイを作っています。その手の速さったら、ありません。 この間、私が初めてレイ・メーキングをした時には、花の硬い部分に針を刺すように、注意深く、ゆっくりと刺していたのですが、そのおばちゃんは、熟年の技なのか、ものすごいスピードで花を連ね、そして、キュッと糸を結んで「出来上がり!」とばかりに、レイを一つ作り上げてしまいました。「お〜っ、エクセレント!」。思わず拍手をしたくなるような匠の技に惚れ惚れしつつ、「では、今度お邪魔しますので、よろしくお願いします!」と、そのおばちゃんにレッスン依頼をしたのでした。
ちょっと、通称「おばちゃん」のご紹介です。名前を「ファーン」というそのおばちゃんは、ホノルル国際空港のレイ・スタンドでレイを作っています。ズラ〜っと並んでいるレイ・スタンドの中の一つ、「Dora’s Lei Stand」が彼女の職場です。店名の「Dora(ドラ)」とは、ファーンおばちゃんのママの名前なんだそうです。ファーンおばちゃんと、ドラおばあちゃんはこのレイ・スタンドで親子一緒にレイ・メーキングしてるんですね。このファーンおばちゃん、何とフラのコンペティションに、ダンサーたちと一緒に行って、レイを作ってあげたりもしてるんですよ。 ハワイの文化、フラのダンサーたちに自分の作ったレイをかけて踊ってもらうことは、レイ・メーカーにとって、この上なく名誉なことなのです。フラ・コンペティションの最高峰、あのメリー・モナーク・フェスティバルにも行ったことがあるんだそうです。今度もまた、「7月にはフロリダで、9月と11月にはカリフォルニアで行われるフラの大会に付いて行くことになっている」とも話していました。聞けば聞くほど、「なんだか、すごい人に教わることになってしまった」と恐縮する一方、優しくて大らかなこのファーンおばちゃんと、ちょっとはにかみ屋のドラおばあちゃんは、どこか私の母親と祖母を思い出させてくれてホッとできる存在でもあるのです。「親しみやすい匠」といったところでしょうか。そして、用意されたのが、香りの良いチューブ・ローズ。チューブ・ローズの花を30個くらい使います。作り方は次の通りです。 1. 凧糸をレイ・メーキング用の針につけます。糸の先の部分を5センチほど残して玉結びします。
3. 花の長さはまちまちですので、これをなるべく同じ長さに揃えた方ができ上がりがきれいです。長い場合は、茎の部分をポキッと折りましょう。 4. 花の中心に針を刺しますが、この時、中心に刺さってないと花が一列にならないので、格好悪くなってしまいます。ご注意を! 5. 2〜3個を一気につかみ、針から糸の方に花を下ろします。その時、花を下ろすのではなく、針を上に上げるようにするのがポイントです。 6. 糸の端を5センチほど残して、もう一方の端の糸と結びます。
これででき上がりです。そんなに難しくはないのですが、なんと言ってもポイントは花の中心に針を通すことです。割と、茎の部分は硬い花なので、やり直しても大丈夫。失敗したと思ったら、そのままにしないで、1度針を抜いてから、通しなおしましょうね。これをしないと、横から割れてきますので、気をつけましょう。チューブ・ローズは、とっても香りが良いですし、みなさんも是非、一度、作ってみてくださいね。 ●Dora's Lei Stand(ドラズ・レイ・スタンド) 場所:ホノルル国際空港敷地内のレイ・スタンド(ワイキキ側から2番目)営業時間:7:00-23:00 休業日:年中無休 電話:(808)836-6987 駐車場:レイ・スタンド前。レイを買った場合は無料 主なレイ:オーキッド$5、プルメリア$4など |