第35回 ハワイアンキルトの裏生地
日本はもうすぐ春ですね。ハワイは晴れたり、雨が降ったり、曇ったり、虹が出たりといろいろなお天気が顔を出します。常夏の島でも季節毎に咲く花があったり、芽が出る植物があったりするのです。ハワイにいても、春を感じることができるのですよ。ご存じでしたか??
さて、今日はハワイアンキルトの裏生地についてお話してみましょう。
表のハワイアンキルトのデザイン、色、生地については皆さん、かなり気を遣っていらっしゃるかと思いますが、やはり、裏生地にも凝っていただきたいと思います。私が以前、このページでご紹介させていただいた、パッチワークとハワイアンキルトのベビーキルトの裏生地には赤ちゃん用のかわいい生地を使っています。裏にしてもハワイアンキルトのキルティングを楽しめるので、やはりいろいろと考慮して、裏生地は選んでいただきたいと思います。
表がむら染めのボンバックスのベッドカバーの裏生地は、長い間探し続けた淡い色のハワイアンプリントを使用します。表では少しシックに、裏では少し楽しくと1枚のキルトでも2度楽しめるように作るのがお勧めです。裏生地に無地を使うのもいいのですが、機能性としては、少し汚れやすいのでやはり何か模様が入っているコットンを使用するのがベターかと思います。ただし、裏は裏ですので、あんまり濃い色で、表のデザインがかすんでしまうようなものは避けたいですよね。控えめで、それでいて、その生地だけで楽しめる布を探してみるのも楽しいと思います。
最近では日本の手芸屋さんや、生地屋さんでもハワイアンプリントの布地をリーズナブルな価格で買えるようになったし、種類も豊富になりましたよね。日本で売っている生地の方が、柔らかくキルティングがしやすいので、私はとても好きです。日本で素敵なハワイアンプリントを見つけてもらうとゲットしてとお願いしていたりします。ハワイで買えるのにちょっと変でしょ?
ただし、ハワイっぽい、はっきりとした柄をお好みでしたら、是非ハワイに来られたときに「ファブリックマート」などでハワイアンプリントを探して見て下さい。オフホワイト、ホワイトの素敵なハワイアンプリントがゲットできると思います。お値段も1ヤード(91.5cm)だいたい$3前後だと考えていただければいいかと思います。
クリスマスの時には、裏地にクリスマスプリントの布地を。そしてバレンタインの時は赤やピンクのハートのプリントを。イースターには淡いウサギのキャラクターのついたプリント生地を。ハロウィーンの時はかぼちゃの絵柄をと.. .等々… 楽しいコットンの生地を将来のキルトの為に、買い集めておくのも楽しいものですよ。そのために私のクローゼットは生地でひしめき合っています。
ちなみに日本で買ってくるむら染めも私の宝物です。皆さんもちょっと裏生地に凝ってみては?? ただし、1メートルづつ集めることをお勧めします。
●Fabric Mart
1631 Kalakaua Ave.
Honolulu Hawaii 96826
947-4466
(by アン)
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