• キルト体験II

    ■パンの木クッション作成(生地準備)
    ■しつけ縫い・本縫い編
    ■キルティング準備編
    ■キルティング編
    ■飾りキルト編
    ■エコーイング編
    ■最終仕上げ編
    ■初心者でも簡単作成-パイナップルコースター
    ■アロハ柄の布でモダンにアレンジ-ブックカバー
    ■ハワイアンキルトのデザインに挑戦-ミニ・バッグ

    ■ハワイアンカルチャー■







    最終回 ハワイアンキルトのデザインに挑戦-ミニ・バッグ


    ワイキキに咲き乱れる黄色いハイビスカスをデザイン...

    1年間にわたって掲載してきた「ハワイアン・キルト体験記」。ついに、今月が最後となりました(涙)。最終回は、お出かけに便利な「ミニ・ハンドバッグ」の作成です。いつもはアン先生の可愛いデザインを使用してきましたが、今回はアップリケのデザインから挑戦してみました。

    まずは、ワイキキ・ビーチでの題材探しから始めることになりました。やはりワイキキの街を歩くと、その美しさにいつも目が引かれるのが、ハワイ州花でもある黄色のハイビスカス。ハワイ・スピリットを感じるこのハイビスカスで、デザインすることにしました。ハイビスカスを何枚か写真に収め、それらの写真を基にデザインをしました。学生以来、絵を描いたことがなかったので、でき上がりのデザインは少し不恰好!? とも思えるデザインになってしまいましたが、自分でデザインしたバッグですから、愛着が湧きそうです。

    水色の線ができ上り線。30cm幅の部分がバッグの底です
    STEP1:デザインからアップリケ型紙を作成
    白い紙の上に、でき上がりサイズ1/4のデザインを描きます。でき上がりサイズが、上部22cm、下部30cm、高さ18cmの台形バッグを作成するので、横幅15cm×高さ18cm程の大きさにデザインを描きましょう。でき上がりは縦半分に追った形なので、左図の中心30cm幅の部分がバックの「底」になり、左図の両側22cm幅の部分がバッグの口部分となります。

    STEP2: 生地の準備
    32cm×40cmの表布(オフホワイトの下地、緑とピンクのアップリケ布)、裏地を用意しましょう。そして、バッグの裏側の処理を簡単にするために、バッグの内側に裏袋をつけるので、バッグの内側にする裏袋用の布も用意します。バッグの仕立て用に縫い代1.5cmを取りましょう。

    上:アップリケ生地の上から線を引いた所。下:切り取ったアップリケ
    用意した生地を全部1/4に折り、アイロンをかけて折り目をつけます。

    [下地、裏袋の準備]
    型紙を1/4に折った布の上に置き、型紙の周りをチャコペンで線を引きます。4面を型紙に沿って線を引き、でき上がり線を1周チャコペンで描きます。 小物類は、キルティングで布がずれる心配が無いので、初めにでき上がり線を1周描いても問題ありません。型紙を生地の上に置き、チャコペンででき上がり線を全面につけると、後の作業が楽になるようです。

    [アップリケ生地の準備]
    切り取ったデザイン部分の型紙を生地の上に置き、チャコペンで線を引きます。縫い代が型紙には入っていないので、チャコペンで引いた線より3mm外側をカッティングします。

    キルティングが終わったら、余分な布をカット
    STEP3: アップリケ生地のカットとしつけ縫い
    いつもと同じようにアップリケ生地をカッティングします。今回は、花のアップリケをピンク色、茎のアップリケをミント・グリーンの2色使っているので、下のアン先生のポイントに注意しましょう




    アップリケに2色生地を使うときのポイント
    2色の生地をアップリケに使用するときは、2色の生地が重なる部分の縫い代を5mmほど多めに取ってカッティングしましょう。今回は茎と花が重なる部分の、茎の縫い代を5mm長めにしました。

    左が裏袋、右がキルティング後、両端を縫った本体
    STEP4:アップリケとキルティング
    そして、いつもと同様に、アップリケ生地を下地の上にのせ、デザインに沿ってしつけ縫いをし、アップリケをしましょう。その後、キルト芯、裏地を合わせ、中心よりしつけをします。さらに、落としキルト、飾りキルト、エコーイングキルトを行いましょう。

    STEP5:バッグの形に縫う
    キルティングを縫い終わったら、表が中になるよう縦半分に折ります。STEP2でチャコペンで描いたでき上がり線同士を合わせながら、両サイドを細かくまち針で固定し、縫います。縫ったとき布の強度が弱いようでしたら、1針ごと半返し縫いで縫うか、2回縫ってもいいかもしれません。裏袋も同様に、両サイドを縫います。

    左がバッグの口に付ける「みかえし」。右がバッグの幅を付ける「まち」
    STEP6:まちを作る
    バッグ下部に幅をもたせるための「まち」を作ります。バッグ本体と、裏袋の底両端を三角になるように折り、2.5cmのところで縫います。

    STEP7:みかえしを作る
    バッグの口となる部分を強化するための「みかえし」を2枚用意しましょう。バッグの横幅×幅5cmのバッグと同色の布を2枚準備しましょう。「みかえし」は、両端だけ縫っておきます。

    バッグのハンドルを通す「押さえ布」を4隅に取り付けて

    STEP8:裏袋と本体を合体します
    裏にした本体を表にした裏袋の中に入れ、重ねたまま表に返します。バッグのハンドルを通す幅2cmの「押さえ布」(5cm×8cmの布を折りたたんで作成)を4枚作ります。押さえ布をバッグの端から5mmのところで4カ所に取り付けながら、しつけ縫いをします。「みかえし」をバッグの口に取り付けます。押さえ布を付けた上に「みかえし」を合わせて、線に合わせてまち針で1周とめ、その上を縫いましょう。「みかえし」を本体裏側に返して、見返しの裾をすくうようにまつり縫いをしてでき上がり バッグの口の部分にはスナップをつけてもいいですね。

    左:みかえしをバッグ口に縫い、右:折り返してみかえし下部をまつり縫い
    持つ部分となるハンドルには、アラモアナにあるウォールマートで売っているクリア・カラーが可愛いバッグハンドル($6)を使用しました。日本でもハンドルは購入できるので、探してみてくださいね。

    とうとう最終回となったキルト体験記。これからも個人的にアン先生のレッスンを受けながら、ハワイアンキルト製作を続けたいと思います。ハワイでハワイアン・キルトを学び、改めてキルトの楽しさを訓えてくれたアン先生、1年間本当にありがとうございました。

    できあがり アン先生(右)とのツーショット

    Anne's Hawaiian Quilting(アンのハワイアンキルティング)
    レッスン開催日:特別指定なし。9:00〜20:00までの間
    レッスン内容:ポットホルダー、クッション、ウォールハンギング、ベビーキルト、ベッドカバー
    レッスン料金:1人1回2時間$35(別途1組に付き$10の交通費と材料費が必要)
    予約:受講日の10日前までに、Eメールで受付。レッスン料は、当日の支払いとなります。
    ホームページ:anne-hawaiianquilt.com
    Eメール:info@anne-hawaiianquilt.com

    ■現地最新情報 / アン先生のキルト教本「ハワイアンキルト」発売

    (Mika)