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ザ・子連れ留学ストーリー子連れ留学生が、遊びのことばかり書いてちゃいかん。子連れ留学なんだから少しそのことを書かないと... 最近読者の方から「留学」に関する質問のメールを頂くことが続いたのでちょっと考えなおした。そこで今は昔、3年前に三十路のママがどうやってハワイ留学生活を始めるに至ったのかを思い起こして...第4章 「新生活」
「たしか、ホノルル美術館のとこだった」と運転手に張り付いていて教えてもらい、降りたはいいが... あれ? ホノルル美術館がない。あとで知ったが、ホノルル美術館の前にはトーマス・スクェアという公園がある。方向を失った私にはこの公園が「森」のように写った。ここはどこだ...? ベビーカーによしを乗せて1時間以上もさまよい歩く。その間、よしが乗っていた15ドルくらいで買ったあのストローラーのタイヤの一つが壊れる。「こんな時になんでーっ! ...ったく、だからアメリカ製品は嫌いじゃ!」2歳前のよしがそんな私の文句を聞いてくれるはずもなく(今なら「ねぇー!」とかって適当な相づちをうってくれるのに)、私は1人疲れ果てて家にたどり着いたのであった。そんな印象的な留学生活のスタート。一生忘れらんないわよ。 さて、いよいよ新学期が始まる。朝起床。逃げ回るよしのおむつを替えて、ご飯を食べさせて... 8時半のクラスに間に合うように近所のバス停に行く。15分ほどバスに揺られて、ハワイ大学のキャンパスへ。しかし、現実は.. 朝のよしとの戦争には敗北続き、つまり遅刻続き。そして私はあることを悟る。子連れ留学生は、8時半のクラスには間に合わない。 ●クラス 初めの頃は、午前中を中心に2つ、3つ。あの頃は十分忙しいと思ったけど、今思うと、「へ」でもないクラスだった。1日やっても数行しか進まなかったりするプログラミングがないんだもん。楽なもんだ。昼、サンドイッチをかじる。そして、4時過ぎまで図書館やコンピューター・ラボで宿題。よしをピック。帰る。ご飯、お風呂、寝かしつけ。東京で公園や友達と遊んで歩いて費やす時間をそのまま学校に使うようなもんか。しかし、時間と成績のプレッシャーの有無は大きな違いである。 ●買い物 週末に1週間分買いだめ。おむつと牛乳だけでもすごい量なのに車なしでどうやってたかっていうと! 行きはバスでダイエーまで。あの大きなカートいっぱいに物資を買い込んで、帰りはタクシーにのる。 そして、もってけどろぼう、チップをちらつかせてタクシの運転手さんに荷物を全部運んでもらうのだ。車を持つまでの約1年間、この方法で食料買出しを続ける。...車を持たない赤ちゃん連れはスーパーの目の前に住む。これが1番かも。 ●遊び 友達なし。知り合いなし。車もなし。そんな可哀想な私達親子がどうやって遊んでたか。 まず、お散歩によく行ったのはあの、私の方向感覚を奪った、「トーマス・スクエア」。滑り台や、ブランコってもんはない。よしが大好きだったのは、まず、バニヤン・ツリーのブランコ。乗り心地のいいつるを探して、ぶらぶらブランコにするのである。そして真ん中にある噴水には、でっかい蛙がたくさんいたのだ。今もいるのかな... 何度か「ワイキキ・トロリー」でホノルル市内観光にも行った。5日間とかのパスを買って、毎日ホノルル美術館からスタートするのだ。観光地とメジャーなショッピング・センターに行けるので、おのぼりさんの私達にぴったりだった。友達・車なしでもそういえばけっこう出歩いていたなぁ... (でもそりゃ、友達と車で出かけられる今のほうが100倍楽しい) ●車 コンピューターやってるくせに機械のメンテナンスにはてんで弱い私。車の購入・維持なんてずっと私の管轄外だった。だから初めは持ってなかったけど、ある出来事が私に車購入を決意させる。それは「よし右手骨折」。プレスクールで遊んでいる間に起きたことだった。この時、「やっぱり子供がいる以上、何かがあったときにすぐに動けるようにしとおかなきゃ...」、そう考える。そして、旦那に車買わせちゃった! 今週の登場人物よし- 5歳の息子。最近めきめき悪さを増してくる。すっかりクソがきになってしまった。パパ- 商社の鉄鋼部門E-Commerce推進課の課長。24時間戦うビジネスマン(よく夢の中でも仕事しているみたい)。どんなに疲れていてもゴルフのことだけは忘れない。
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