• なにわサーファー
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    2月13日 「彼女との出会い パート1」の巻

    やった〜、うれしいなぁ、ほんまにうれしいなぁ〜、ついに念願のロングボードを買う事が出来たんですよ。以前から、ずっ〜と欲しいと思ってはいたのですが、いざ買うとなるとショートボードでも波には充分乗ることが出来るし、高価なものだし、なかなか決心することが出来ませんでした。でもラッキーなことに、つい最近友達が新しいロングボードを買ったらしく、今まで乗っていたボードを売ってくれると言うではありませんか、しかも超破格のプライスで。フィンはついていないけど本体価格は、なッ、なんと「50ドル」。たとえ、フィンを自分で買ったとしても合計100ドルぐらい。これはもう絶対「買いでしょ」ってことで、ソッコウでボードを引き取りに行きました。
    週末の昼前、ワイキキに住むその友達の部屋へ行くと、これからボクの「ベストパートナー」になるだろう9フィートのロングボードが友達と共に出迎えてくれました。「彼女」(ロングボード)は、ちょっとした傷跡は残しているものの嫁入り前の娘のようにピカピカに磨き上げられていました。しかも、太すぎず、細すぎず、ちょうどボクのタイプにぴったりで、ひとめ惚れしてしまいました。こうなったら、もう午後から仕事があるその友達とはろくに会話などすることも出来ず、現金だけを手渡し、色々と「彼女」について話したそうな友達を背に「ありがとうやで、ほなまた連絡するわな、もう我慢でけへんから、とにかく海行ってくるわ」と残して部屋を後にしました。
    なんでもいいから、とにかくフィンを手に入れない事には「彼女」と海での楽しいデートが出来ないので、サーフショップへと大急ぎで向かいました=[フィンとなるとロングボードの場合、長さが違う、形が違うと、やたらと種類が多く、どれが「彼女」を喜ばせてあげるフィンなのか全然わかりませんでした。もうこれは、色でいくしかないと決め、きれいなブルーの8.5インチのウィングナットモデルにしました。見た感じで言うと先っぽが"フニャ"っと丸くカーブを描いていて、普通 の"シュッ"とした形のものとは違います。

    「彼女」にボクの好みを押しつけながらもセンターフィンを取りつけて、そのままタウンのお気に入りのデートスポットへと向かいました。ボクの車にはいつもトランクスとバスタオルを積んであるので忘れ物の心配もなしです(悪く言うと、ただ面 倒くさいだけ)。デートスポットはサイズが1〜2フィート、風もゆるいオフショア、週末というのに人もまばらであまり混んでいませんでした。初デートには絶好のコンディション!!

    車から降りると、あわてて着替えを済ませ、焦る心をおさえながらも隅々までゆっくりと丹念にワックスを塗りあげ、沖へ向かってパドルアウト。変な奴と思うかもしれませんが、パドリングをしだしてみると、あまりの感触の良さに「思ってた通 りや、ええ感じやん」と独り言をつぶやいてアウトへと向かっていました。アウトへ着いてから、いざ一本目の波に乗ろうとすると「彼女」はさらにボクを喜ばせてくれました。なんとも言えないテイクオフのスムースな心地よい滑り出し、そして滑らかな伸びのあるターン、本当に気持ち良い動き(大袈裟かな?)をしてくれるんです。何回繰り返し乗っても同じなんです。最高の一言です!! 

    ほんま、今の「彼女」(ショートボード)には申し訳ないけど、小さい波の時には、しばらく「彼女」に夢中になってしまいそうです。