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2001-06-09 フォスター植物園散策記

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2001年06月09日

フォスター植物園散策記


6月1日(金)
先日、前々から欲しかった「ハワイの花」という本(柳宗民著 JTBキャンブックス:ハワイの植物のポケット図鑑のようなもの。ハワイでは、その辺を歩いているだけで日本で見られないような珍しい植物がたくさん見られるので、植物好きの方は、ハワイ旅行の際この一冊があるとなかなか楽しめると思いますよー。おすすめ!)を入手したので、早速この本を持って、ダウンタウンの先にあるフォスター植物園に行ってみた。
ハワイに住んで2年、それ以前にも何度も観光でハワイには来ていたのだが、この植物園に足を踏み入れるのは初めて。入り口でもらったパンフレットによると、ここはもともと個人所有の庭園だったらしく、たしかに日本でイメージする植物園とはかなり雰囲気が違い、自然公園といった感じ。日本のように丁寧な案内板や説明があったりするわけでもなく、また、きちんと手入れされているノという感じでもなく、自然のまま。ま、それがハワイらしくていいじゃないですか。

こんな感じなので、もちろん決まった順路があるわけもなく、ただパンフレットにかかれたおおまかな地図だけを頼りに、気ままに散策。園内はなかなか広く、パンフレットによると、広さは16,500坪、熱帯特有の植物をはじめ、絶滅の危機に瀕した種などが豊富に見られる貴重な生きたコレクションで、歴史的名所としても国に指定登録されているとのこと。なるほど、いままで見たこともないような植物があちこちに、それもさりげなーく植えられていて、地図を片手に一つ一つ探して見て回ると、あっという間に時間がたってしまったのだった。

園内は大きく5つのエリアに分かれていて、ヤシ、ラン、熱帯植物、有用植物、先史植物、ハワイ州特別保護樹などを中心に、さまざまな植物が見られます。今まで知らなかったのだが、ヤシひとつをとっても何十種類もあるんですねぇ〜。どの植物も、この気候のせいかスクスクと巨大に育っていて、どれもかなりの見ごたえ。初めてみる珍しい植物もたくさんあるのだが、なかでもおもしろかったのが、まずSilk Cotton Tree (パンヤノキ)。園内をぶらぶら歩いていると、頭の上から大量の綿がふわふわ飛んでくるではないか! 上を見上げると、巨大な木に実がたくさんなっていて、風が吹くとその実の中から絹糸状の綿毛がふわふわと。これが手芸なんかにつかうパンヤだそうで、ふーん、知らなかったなー。

ほかにも、ソーセージそっくりの形の実が何個もぶらぶらとぶらさがっているSausage Tree (ソーセージノキ)や、砲丸状の実がなるCannonball Tree(ホウガンノキ)など名前を聞いただけでも面白そうな植物があちこちに。もちろん、ハワイらしいヘリコニア、ジンジャー、プルメリア、デイゴなどの花もあちこちに咲き乱れていて、なかなかいい気分です。ま、百聞は一見にしかず。植物好きな方はもちろん、ワイキキやアラモアナのような喧騒にちょっとお疲れのリピーターの皆様、ちょっとダウンタウンまで足を伸ばして、ピクニック気分でいかがでしょう!?

フォスター植物園
Foster Botanical Gardens
場所:50 N.Vineyard Blvd.
電話:522-7060
入場料:(一般)5ドル (ハワイ在住者)3ドル
毎日午前9時から午後4時まで開園(クリスマスと元旦を除く)

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