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    「生まれました」パート2

    まいどで〜す。みなさんお元気ですか? 今週のハワイは最悪のお天気が続いております。暴風雨っていうやつですか、寒いし、冷たいし、暗いしハワイって感じまったくなしです。まぁ、この雨の水が夏場にハワイのあちこちで緑の木々を繁らせ、プルメリアのきれいな花を咲かせてくれると思えば我慢できますが、やっぱりハワイはいつでも原色で元気いっぱいのほうがいいですよね。話は変わりますが、今回は先週からの続きです。え〜っと、どこまで書いてたかな? そうそう、嫁さんが「いきみ」だしたところまででしたね、、、日にちは1月の25日です、、、それでは続きです。もちろん先週と同様ハンカチのご用意をお忘れなく。

    午後2時30分
    ちょうど「いきみ」だしてから1時間が経過。早い人だったらもうすでに産んでいてもおかしくない時間が過ぎました。出産時間なんてものは本当に個人差があるらしくなんとも言えないんですが、、、あんまりにも頑張ってる嫁さんを見てるともう「そろそろ、ええんとちゃうの、神さん出したって〜や」と思わざるをえません。

    午後3時30分
    「おいおい、もう2時間やで、先生どうにかしてや〜」とボクの心の叫びと同時に嫁さんの方の無痛分娩の薬も切れてしまってきたらしく、かなり痛そう。看護婦さんも「もうちょっとやで、ふんばりや〜」と励ましてくれているものの、本当にもうすぐ出てきてくれるのかボクには分からんし、ただちゃんと生まれてきてくれるのを祈りながら嫁さんの手を握ることしか出来ません。

    午後5時
    薬が切れながらも、頑張り続けて3時間半、そろそろ朦朧としている嫁さんの疲れもピークとなり、一緒に「いきん」でしまっていたボクもクラクラとなり、どうなっているのか分からない状態。何回「いきん」でも、何回「いきん」でも生まれてこない赤ちゃんに「もう、あかんのとちゃうか」と2人で涙、涙。そして、自分の頬をつたう涙を感じてさらに不安と悲しみが増し、涙、涙、、、。

    午後5時10分
    先生が先っぽの平べったくなった「はさみ」みたいなものを取り出しました。銀色に光っているそれはこれから2人の赤ちゃんを引っ張り出してくれる魔法の道具とはいえ、なんとも冷たく見えてしまい、良い気分はしなかった。

    午後5時26分(出産)

    局部麻酔が効きはじめたのを確認すると、メスを入れ、その銀色のもので赤ちゃんの頭を軽くはさみ、引っ張り出してくれた。あまりにも一瞬のできごとでした。本当にあっという間に赤ちゃんは取り出されました。口や鼻に詰まっている羊水をイチジク浣腸みたいなもので吸い取られると弾けたように泣きはじめました。やっと会えたんです。こんなことってあるんかなぁと思っていたけど、感動のあまり泣きながら、しばらく立ちすくんでボーッとしてしました。その間、赤ちゃんはへその緒がついたまま、ぬるぬるのまま、泣いたまま、看護婦さんが嫁さんの胸の上へ。そして、看護婦さんに渡されたはさみでへその緒をボクの手で切りました。言葉を交わしたわけでもないのですが、ただただ2人で涙、涙。今回はさっきと違って「喜び」、、、そう「ハッピー」なやつですが、、、。

    午後5時45分
    嫁さんが縫合をしてもらっている間、ボクと赤ちゃんは新生児室へ連れて行かれ、看護婦さんから落ち着く暇もなく赤ちゃんの体の洗い方やオムツの変え方を教わっていた。「えらい気のはやいやっちゃなぁ〜、ちょっと休ませて〜や」と思いながらも、嬉しさのあまり緩みきっている顔で「ア〜ハッ、イエス、ン〜フッ」とうなずいていました。本当に無事に生まれて良かったです。嫁さんもかなり疲れているとはいえ無事ですし、なんとも言えず感無量です。もちろん、これからも大変なことがあるんでしょうが、とりあえず今のところは生まれてきた赤ちゃんと頑張ってくれた嫁さんと、そして、横で一緒に「いきん」でクラクラになってしまったボクに「ご苦労さん、ありがとう」と顔を緩めていたいです。

    みなさん、これからはサーファーの「子育て日記」となってしまう可能性大ですが、もちろん波乗りのこともちゃんと書いていきますので、お楽しみに。それでは、また来週です。