• なにわサーファー
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    くそガキサーファー

    朝いちの波乗りをするようになってはや3週間。いつも気持ち良く海からあがり仕事に行くんですが、先日かなり気分の悪いことがあり1日中ムカムカしてしまいました。

    その朝いつも通り少し明るくなり始めた頃にビーチに到着しベンチに腰掛け、家から魔法瓶に入れて持ってきた熱々のコーヒーをすすりながら波チェック。そんなにサイズはないものの、充分楽しめそうでした。いつもならまだアウトには誰もいないのに、そのに日はぼんやりと2,3人のかげが見えたので、めずらしいなぁと思いながらもさほど気にすることもなく着替えてアウトにむかいました。

    アウトに着くと、普段まったく見かけない高校生ぐらいの男の子が3人ぺちゃくちゃと話しながら波待ちしていました。まぁ、朝いちのジェントルマンなサーファーとしては無視する事もできず、山ですれ違う登山家達のようにさわやかに「ハイッ」と挨拶しました。すると彼らは別にニコリともせずに自分達の話しを続け出しました。一瞬「エッ、何それ、そんな反応ありなん?」と思ってしまいましたが若い高校生じゃしかたあるまいと自分に言い聞かせ、自分のいつものポジションに行き、波待ちする事にしました。

    しばらくしてセットが入ってきたので、まずは1本。この波が以外にロングライド出来たので「フッ、フ、フ〜ン」と気持ち良く鼻歌まじりにアウトに戻ってくるとボクのポジションに高校生達の1人が居座っているではありませんか!ちなみに広い海なのに「ボクのポジション」はないんとちがうのおっちゃんと思っておられる方に説明しときますと、ハワイは基本的にリーフブレイクが多く波はある程度一定の場所で崩れ出します。ですから、ポジションというのはかなり重要になってくるわけです。あまりポイント内ででうろちょろするのはローカルの間ではは好ましく思われません。

    さらに、4人しか入っていないガラ空きのセッションなのに、ボクがアウトからテイクオフしようとパドルしている波に同じようにパドルしてくるんです。なんかボク悪い事したかなぁって思ってしまうぐらい、イヤな事してくるんですわ。ボクの挨拶は無視するわ、人のポジションは取るわと好き放題やってくれている彼らにボクもツイツイ腹が立ってきてしまい。ふだんなら譲ってあげるような波でも次ぎから次ぎへと片っ端から乗ってやりました。

    すると、彼らも波に乗れないもんでイライラしてきたのか今度は前乗りしようとし始めたのです。こうなったらもう正義の味方「浪花っ子サーファー(?)」が許しておきません。前乗りしようとするもんなら、相手を睨みつけながら勢い良くガ、ガッーと板を走らせてスキを与えません。

    何度か同じ事を繰り返してるうち、彼らの怒りも頂点に達したらしく波を乗り終えてアウトに戻ろうとしているボクに1人が「ファXク・ユー」と叫んできたので、天使のようなキレイな心をもったボクでもカッと頭に血が昇ってしまい、その男の子の所まで全速全開でパドルして行き「今なんて言うた?」ってもう喧嘩ごしで聞きました。そうすると、そいつはまたしても「フXック・ユー」と言うので、ボクも勢い余って「ファッX・ユー」を大声で、しかも連発で言ってしまっていました。

    そうすると、彼らはそろってインサイドの方へ行ってしまい、そそくさと上がって行ってしまいました。自分で今この日記を書いていても、思い出して気分が悪くなってきました。まぁ、若い時はしかたがないのかもしれません。もしかしたら、気付いてないけどボクも若い時は彼らのようなことしていたかもしれませんしねぇ。い〜や、やっぱりダメです、ああ言う「くそガキサーファー」は許しておけません。

    でも、もし街で偶然会ったりして刺されたりするのもいややもんな〜、いまどきイキナリ何されるか分かったもんじゃないですからねぇ。あんまり強気になるのも止めとこう、怖いもんなぁ。やっぱり命あってのものだねですもんねぇ。しかもここは一応アメリカやし、、、。