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■ハワイの出産事情、全部教えちゃいます■
最終回 ハワイ出産にいくら必要? ●個別に請求される費用これまでたくさんの反響をいただきました「ハワイ出産物語」。今回で最終回を迎えることになりました。そこで、有終の美を飾るべく、読者のみなさんから問い合わせのメールが殺到した「ハワイ出産にかかる費用」について、総決算してみることにしました。1年前の請求書も掘り起こして準備はOK! さて、「願いまして〜は...」と、苦手なソロバンでも弾いてみましょうかね? アメリカの医療システムは日本とは異なって、かなり専門化、細分化されているので、費用は出産した病院、産婦人科医、小児科医、麻酔医などから個別に請求されます。全て列記すると、次のとおりです。
●高いとするか妥当とするかざっと日本円に換算すると、約120万円といったところでしょうか? 「う〜ん」。これを高いとするか妥当とするかは、あくまで個人の見解かと思われますが、日本から旅行者としてハワイに滞在して出産する「海外出産」の場合は、この費用が全額自己負担になる訳で、日本と比べれば当然ずいぶん「高い」! また、これ以外にも、産後の小児科医の検診代(1回$68.75となってました)や、産婦人科医の産前、産後の検診代、滞在費、飛行機代などが上乗せされることを考えると、最低200万円くらいは準備する必要があるでしょうね。ただ、この金額は、あくまで通常分娩の場合で、母子に何らかの異常があったような場合には数百万円になることもあるそうです。再び、「う〜ん...」。生まれてくる子供がアメリかの市民権を持てること、日本よりお産の時の設備が整っていること、プライバシーが尊重されることなど、数え上げると利点や魅力がいっぱいのハワイ出産でしょうが、これだけ多額の費用をかける価値が十分あるかどうかとなると、難しい判断と言えそうです。だって、今時200万円もあれば、留学だってできるし、親子でサマープログラムに体験入学するとか、もっと違う形で子供を大きく国際人に育てていく選択肢もあふれている訳だし... 私自身はひょんなことからハワイ在住という境遇になり、ハワイで出産したことに満足していますが、それはあくまでも健康保険が出産費用のほぼ全額をカバーしてくれるという好条件があってのこと。読者の皆さんからいただいた問い合わせのメールに返信を打ちながら、その都度ハワイ出産の是非については考えさせられてしまったことも、最後にちょっと告白しておきます。ただ一つ、はっきり言えることは、「出産」とはとてもプライベートな出来事で、母子を取り巻く環境も「百人いれば百通り」あるほど異なっているということなのです。「全員の人に絶対お薦め!」とは言えないけれど、「どうしてもという熱意(入れ込み?)のある人は、是非トライしてみて! きっと素晴らしいお産ができるから!」というのが私の結論。ちょっとグレーすぎるかなァ? 最後に、メールで色んなやりとりをしたプレママの読者の皆さんへのメッセージを一つ。きっと、みんなは今頃、新米ママとして新たな人生にチャレンジされていることかと思います。わたしも只今、子育て真っ最中。悩んだり笑ったり、時にブチ切れたりしながらも、充実した日々を過ごしています。皆さんが各々の今いる場所で、はつらつと充実した毎日を過ごされていることを切に願っています。「母は強し!!」。これからも、お互い頑張りましょうね!! また、この拙い物語を永きにわたってご支援下さったすべての読者の皆様へも、この場を借りて一言お礼申し上げます。どうも、ありがとうございました。 ●ハワイ出産物語その後この物語の主人公でもある次女クリス(愛称:ちいちゃん)のその後を報告しておきましょう。連載開始時は、まだホヤホヤの赤ちゃんだった「ちいちゃん」も、今や恐れを知らぬ1才児(17ヶ月)。あさっての方向にスタスタ歩いていく、滑り台は逆さによじ登る、階段はヘビのようにスルスルと滑り降りる、「キーッ」と叫んで自己主張する(全く、君の叫び声には母はお手上げだぞ!)、お姉ちゃんのゲージュツ作品を破壊する、やる事、なす事どれをとってみても、まあ見事な「1歳児」。お姉ちゃんの学校の送り迎えや用事にいつも車で引っ張り回されているけれど、たくましく育っています。これからどんな人間に育っていくのかは未知数ですが、2001年9月11日という日に生まれてきた使命を理解して、生命を慈しむ温かい女性になってほしいと願っています。母であるわたしも、寄る年波になんとか抵抗すべく体力強化に励み(有言実行、ジム通い始めましたよ!)、無い知恵を振り絞って、あらゆる局面を乗り切りながら、これからも愛するハワイで、「子育て物語」を紡いでいきたいと思っています。さあ、母は今日も戦闘開始といきますか?! 「子供達よ、どっからでもかかってこ〜い!」
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