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ハワイ歩き方事務局
人気連載「憧れのハワイウェディング」

第07回 招待状&エンターテイメント

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2006年06月23日

第7回 招待状&エンターテイメント


数あるサンプルの中から一つを選ぶのは結構大変なのです

招待状選び
カード好きな私にとって、「招待状選び」は結婚式の準備の中でも楽しみの一つでしたが、トッド君にとっては「カードのお店に数時間缶詰になる」という、やや辛い? ことのようでした。私はスーパーのカード売り場やモールのステーショナリー・ショップ(カードなどを売っているお店)に平気で1時間いれるほど、カードが大好きなのです。

日本での結婚式の招待状は、大体型が決まっているような気がするのですが、アメリカではいろいろなデザインの中から選べます。伝統的なデザインから、お洒落で現代風なデザイン、そしてポップでユニークなものやハワイ風のものまであり、実に多彩です。お店に行くと、分厚いカタログが何十冊も置いてあります。それぞれは、大体デザインごとに区分けされています。


招待客にサインしてもらうゲストブッグにも抜かりなく

これらの招待状はゲストがその結婚式のイメージを最初に感じとるものでもあり、ドレス同様、カジュアルなのか、エレガントなのかなど、イメージを統一させることが大切です。また、結婚式自体にテーマ・カラーや「どんな雰囲気の結婚式にしたいのか」などを決めて、それらに合う招待状を選んだりもします。インクの色でもイメージが変わります。日本では黒一色のような気がしますが、こちらではインクの色や招待状の色、ちょっとした柄などでウェディングの季節やロケーションを表現することもできるのです(葉っぱは秋の結婚式、貝はビーチでのウェディングなど)。紙の質も一つの要素になりますよ。意外と奥が深いですよね。


ピンクのハートを散りばめたリボン付きカードをチョイス

●ルールとエチケット
誰の名前で招待状を出すかについては、新婦側の親の名前で出すことが多いようです。忘れてはいけないルールとしては、日時などの数字も全てアルファベットに置き換えること。例えば、2003年はTwo thousand and three、3時からならat three o’clockとなります。宛先や住所を書くときも省略はいけません。普段、「通り」のことを「St.」と書いていても、このときばかりは省略せずに、Streetとフルで書きましょう。招待状は、結婚式の6週間前くらいに出します。

招待状にはルールが多いのです。「大ざっぱなアメリカは、どこへ行ってしまったの?」って感じです。「カードは封筒に向かってこの向きで入れる」とか、「内側の封筒に封はしない」とか、「内側の封筒にはゲストのファーストネーム、住所は書かない(正しい例 Mr. & Mrs. 名字) 」 とか。封筒を二重にする習慣があり、内側用の封筒に招待状を入れ、ひとまわり大きい外側用の封筒に内側用の封筒を入れるのです。内側の封筒は外側よりちょっと高級感を持たせるように、ライナーと呼ばれる色紙が内側に張り付いているものを使うことがあります。封筒は返信用のものも含めて、合計3つ用意します(内側の封筒を省略すれば2つ)。日本なら、返信は「ハガキ」ですよね。


ウェディング招待状にピッタリのLOVE切手

●切手
日本でも特別切手や記念切手があるようですが、アメリカでも結婚式の招待状に使われる切手が販売されています。LOVE(愛)という文字をデザインした、なかなかお洒落な切手です。手紙好きな私は日本の記念切手をよくチェックしていましたが、アメリカにもあります。でも、日本宛の封書に使う80セントの切手では、残念ながら記念モノを見たことがありません。ちょっと残念ですよね。


パピルスではカード、ラッピング類が豊富に揃います

●PAPYRUS
さて、私たちの招待状ですが、現代風で明るいイメージのカードです。リボンを付けたのですが、結ぶのに結構時間がかかりました。無ければもっと楽だったはず… このカードの他に、もう一つ気に入ったデザインがあったのですが、それは大人っぽくて、クールで格好良くて… でも、私たちの雰囲気に合わないような感じだったので、トッド君の一声で、ピンクのハートがたくさん飛びかっているカードに決定しました。

ちなみに、この招待状を選んで、文面を選び、注文するまで3時間弱かかりました。一日中考えてしまうカップルもいるとか… 文面はある程度、考えてから行った方が良さそうですね。私たちは、アラモアナ・センター2階にある「PAPYRUS」というカード専門店で注文しました。インターネットで注文するより、たくさんの実物を見て、お店の人からもアドバイスをもらって、決めたかったのです。こちらでは日本語の招待状も可能だそうですよ。


パピルスは必見かも

お店の奥にはウェディングコーナーがあり、素敵なリングピローやゲストブックが置いてあるので、これから結婚する人には必見かもしれませんね。招待状以外にも、いろいろな用途のカードやラッピング用品がたくさん揃っています。本当に見ているだけで、楽しくなってきます。アメリカに来ると、自然とラッピングに凝るようになりますよね(プレゼントよりラッピング代のほうが高かったりして…)。


日本語もペラペラのテッドさんに司会をお任せ

●司会
パーティーでのプログラムを進めるのに必要なのは、司会者さんです。私たちは英語と日本語の両方話せる方を探していました。それも、トッド君は男性を希望。なかなか見つからず、一時は「もう、MCなしでもいいか…」と、諦めかけていました。が、ついに見つかりました 彼の名はテッド・テニスさん。アメリカ人ですが、日本語もペラペラ。年齢も私たちと同じくらいだし、がっしりしていて頼れそう。トッド君が気に入った人なので、私もすぐオッケーを出しました。

司会はもちろん、スピーチをその場で訳してくれたりもするそうです。ハワイでは日本からやってきたカップル以外にも、日本人とロコの結婚式も多いし、このサービスは国際カップルにとってはうれしいですよね。アメリカで、英語が分からない自分の家族が不安そうにしているのを見るのは、ちょっと辛いですからね… あぁ、これでひと安心です。


生演奏やスライドショーにも対応のレセプション・ルーム

●DJ
レセプションの間の音楽について考えたとき、DJを呼ぶか、音楽の奏者に頼むか、と考えました。生演奏のハープとかなら、「落ちつきそうで、いいんじゃないかな〜」と私は思ったのだけど、トッド君は反対。次の私のアイデアは、「私の好きなバンド『チャント』を呼ぶ」だったのですが、連絡方法が分からず、あえなくボツ。「チャント」はハワイで活動していて、結構いろいろなイベントに出演しているので、見たことがある人も多いと思いますが、男性ばかりのバンドで、音楽が私好みなのです。

結局、DJにお願いすることにしました。ミュージック・エクスプレス・プロダクションというところで、トッド君がブライダル・エクスポで見つけてきたのです。DJといっても、若者(?)が踊ってしまうような音楽をかける訳でもなく、ラブソングやヒット曲あたりを流してもらおうと思っています。事前に自分たちで曲を選ぶことも可能なので、二人の思い出の曲を入れてもらおうと思っています。こちらではスライドショーなども扱っているそうです。

人気のウェディング・ソングは?
ところで、今アメリカで最もリクエストされるウェディングの曲は「From This Moment/Shania Twain」、「Butterfly Kisses/Bob Carlisle」、そしてダントツのトップでかかるのは「Wedding March (Here comes the bride)」だそうです。ご参考まで
次回は、お花とフェイバーについてです。お楽しみに


パピルス
場所:アラモアナ・センター2階海側シアーズ寄り
電話:808-947-2700
営業時間:9:30-21:00(月〜土)、10:00-19:00(日)
ホームページ(英語):www.papyrusonline.com

ミュージック・エクスプレス・プロダクション
場所:P.O.Box 2801, Ewa Beach, HI 96706
電話:808-689-7579
ホームページ(英語):www.mxpentertainment.com

テッド・テニス
Tedd Tennis

場所:5253 Kalanianaole Hwy., Honolulu, HI 96821
電話:808-258-3188
Eメール:teddtennis@hotmail.com

■現地最新情報 /「ギフトアイテムの「パピルス」がアラモアナに登場」

プロフィール
彩(あや)
ハワイ在住3年目。某外語大学卒業後、東京都内で笑顔と英会話が武器の受付嬢となる。OL生活4年目に、かねてからの夢だった海外生活を実現するため、ハワイ留学を決行。趣味はテニスとゴルフ、B級グルメ探求。夢はイルカと泳ぐこと。

トッド
ハワイ大学マノア校卒業。現在、某広告会社に勤務。特技はカラオケ、ヨーヨー。趣味はフットボール観戦。ちなみに「サンディエゴ・チャージャース」の大ファン。夢は日本語をペラペラに話せるようになり、可愛い2人の子供のパパになること。



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