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ハワイ歩き方事務局
人気連載「インターンの生活」

第05回 携帯電話の購入

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2004年09月21日

第5回 携帯電話の購入


いつでもどこでも必要なものといったら…

●どこへ行っても必要なもの…
日本で生活していると、どこへ行くにも必ず持ち歩く「携帯電話」。持っていないと、「何かあったときに、どうしよう…」と不安を感じたりもするものですよね。ハワイに引越してから、まず一番最初に手続きをしたのが銀行口座の開設。その次は、やはり携帯電話でした。5年前、アメリカで学生生活をしていた時は、まだアメリカでの需要はそれほど高くなく、携帯を持っている友達も少数でした。しかも、5年前のアメリカの携帯といったら、ものすごく大きくて、ごっつい、黒色の携帯が主流でした。その後、日本で出会った欧米出身の友人達と、欧米の最新の携帯について話をしても、やはり「欧米の携帯は大きくて、着信音も1トーンだし、メールなんてもちろん送れないし、カメラもついてないよ」と、日本の携帯の最新技術に驚く友人達。そんなことが記憶にあったので、「一体、アメリカの最新の携帯電話って、どんなものかな!?」と興味深々で、携帯ショップへ購入に走ったのです。

しかし、ハワイで携帯を購入するにあたり、一点だけ気になることがあったのです。それは、アメリカでの学生時代に携帯を買おうと試みたときのこと。アメリカでは、携帯を買う時に個人の「クレジット・ヒストリー」なるものをチェックされるのです。クレジット・ヒストリーについては、また次回説明しますので、詳細は割愛しますが、要するに個人が保持しているクレジットカードの情報、ローン情報などがソーシャル・セキュリティー・ナンバーのもとに一括管理されているのです。クレジット・カード、ローン、アパートの家賃などを毎月の決められた期限までに支払う、などさえすれば、経済的な信用を築くべく、自分のクレジット・ヒストリーはたまっていきます。(逆に、期限に遅れたり、支払いが滞るとマイナスになります)学生だった私は、学生寮に住み、クレジットカードは日本引き落としのカードを使っていました。ですから、アメリカでのクレジット・ヒストリーは皆無に等しかったんです。

当然、携帯ショップで「クレジット・ヒストリー」をチェックされましたが、学生の身分でクレジット・ヒストリーがほとんどなかったので、「携帯の購入はできないよ」と、店員さんに言われました(これが結構、悔しいものなんです…涙)。クレジット・ヒストリーがなく、購入を却下された場合、ディポジットを支払うことで携帯を買うことができます。ディポジットの料金は、携帯電話会社により異なりますが、現在の相場は$400〜$600(会社により異なる)と結構高め。もしくは、日本でもお馴染みのプリペイド携帯を購入すれば、ディポジットは必要ありません。が、私は横着な性格なだけに、「プリペイドカードを買いに行くのが、面倒だからいやだぁ…」と購入をためらっていました。

大学を卒業した後は、ずっと日本で生活していたので、アメリカでのクレジット・ヒストリーは、やはり今もほとんど「ゼロ」に近い私。昔のちょっぴり苦い想い出が頭をよぎり、友人からは、「xx会社の携帯電話を契約解除したんだけど、購入したときに支払ったディポジットが、なかなか戻ってこないんだよね…」などという話も聞いていたので、「う〜ん、$400〜$600のディポジットを支払って携帯を買うべきか、プリペイドの携帯を買うべきか…」と、頭を悩ませていました。そんな時、同僚から「AT&T」の「GO PHONE」という携帯を教えてもらったのです。

●購入した携帯は…


これがGoPhone。携帯ストラップだって付けられますよ。

通常の携帯は1年あるいは2年契約で、当然、クレジット・ヒストリーをチェックされます。しかし、GO PHONEはクレジット・ヒストリーやデポジットが不要で、期間を決める必要もありません。通常の携帯だと、お金の引き落としは毎月1回ですが、GO PHONEの場合は、月に1回の引き落とし、または、たとえば「月約$40で400分」までというプランなら、使用できる400分という通話分を使い切った時に引き落とされます(通話分を使いきらなかった場合も、月末になれば料金は引き落とされます)。ある意味、プリペイドカードにも似ているこのシステムですが、実際にプリペイドカードを買いに行く必要はなく、手続きをすれば、自動引き落としも可能。何より、クレジット・ヒストリーのチェックやデポジットもいらない(ただし、契約時に手数料や機種代は別途必要)なら、「これしかないでしょう」と、早速購入したのでした。

ショップに行くと、日本語を話せるフランス出身の学生さんが、日本語で対応をしてくれました(ハワイって、結構どこでも日本語通じてしまうんですね〜)。契約に必要だったのは、パスポートとアメリカで開いた銀行の口座番号だけ 「なんて、簡単な手続きでしょう」。書類を書き終わると、いよいよ携帯を選択することに。「Go Phoneで使用できる3種類の携帯から選択してね」、と促され、フリップ形式の携帯を選択しました。それは、カメラは付いていないものの(現在では、Go Phoneでもカメラ付携帯があるそうです)、基本機能は網羅しています。さて、最近のアメリカの携帯のデザインですが… 当然、昔の黒くてごっつい携帯はもう存在しませんでした(笑)。日本の携帯と同様に、カラフルなカメラ付で持ち運びにも便利な携帯ばかりが並んでいましたよ


ショッピング・モールの中や大通りにある携帯ショップ

●プランは日本よりお得?
私が契約したのは、$39.99のプランで、400分まで通話できるタイプ。平日の夜9時以降と週末終日は無料。平日の午後9時以降と週末は話し放題 というのは、結構便利なプランですよね。(現在では、少し値上がりして、平日の午後9時以降と週末が話し放題のプランは、$49.99になっています)。m-Mode(日本のi-Mode)も、プランに加えることでメールの送信も可能になります。でも、ハワイでは携帯メールは日本ほど使われていない気がします。私の個人的調査によると、無料通話分が多いからか、「携帯でメールをするなら、直接電話したほうが早い 1文字ずつ携帯で入力するのは時間がかかる」という意見が多いようです。ま、もともとメールするなら、電話をしてしまう「横着派?」の私には、メールを打つ数が減っていいんですけど

そんな訳で、意外と簡単に購入できた携帯電話。ホノルルの中でも山側や壁が厚いと思われる(防音のため?)バーなどに入ると、電波が届かなくなり、ちょっと不便を感じることもありますが、それ以外は使いやすいですね。ショップも町のいたる所にありますので、様々な携帯会社でプラン、デザインなど比較して自分にあった携帯を探してみてくださいね

●ユミコも一言
私もミカさんに紹介してもらって、Go Phoneを購入。ミカさんと同じプランにしたんですけど、私の場合は平日夜9時以降の通話にも課金されているような!?

まだ、携帯電話を購入して1カ月くらいしか経っていない頃、電話が全く鳴らなくなりました。「誰も連絡してくれないわ」と、ひとり寂しい気持ちに浸っていたところ、同僚から「ユミコさんに電話したけど、なんかおかしかったよ」とひとこと。なんと、私は自動引き落としの手続きをしていたにもかかわらず、その手続きがうまくいってなくて、料金未納で利用を止められていたのです

この件について質問しに行く時に、たまたまアメリカ人の友人と一緒に窓口に行きました。そしたら、私が契約時に説明されたこととは全く違う内容を詳しく説明してもらい、私は料金の支払いや、前月分使い切らなかった分の持ち越しに関することなど、すっかり間違った情報を与えられていたことが分かったのです。少し残念ですけど、あまり英語を話せないと分かると、店員さんって、詳しく説明してくれないんですよね。友達は、「あなたが英語を話さないと思って、説明しなかったんだよ、ずるいっ」と憤慨していました。私も「こんな風にないがしろにされてはいけない」と思い、それからは相手に面倒臭がられても、何度も質問することにしました。みなさんも、契約時にはしっかり内容を確認してくださいね。最後まで、ひるんではいけませんよ

それにしても携帯電話って、一度使い始めるともう手放せません。どうしてなのでしょう? そんなに鳴らないのに…?

■関連情報 / 「地球の暮らし方 ハワイ」

(Mika)

プロフィール
ミカ:日本の企業で4年間システムプログラマーとして働いた後、さらなる経験を積むためにインターンシップに参加。2004年1月からハワイの歩き方編集部で研修中。生まれも育ちも長野県の信州人。海に囲まれた生活は初めてなので、新しい環境を満喫しています。「ずく(気力)」だして、インターン生活に励んでますよ 日本の短大を卒業後、ネブラスカ州の大学に編入したため、アメリカ生活は今回で2度目。ハワイでのインターン生活に奮闘中。
早いものでインターンを開始してから6ヶ月が経過しました。今は一週間がとても早くて、あっという間に金曜を迎えることが多いです。最近ベリーダンスのレッスンを受け始めました。両手に小さいシンバルをはめて「シャリシャリ」と音をかなでながらステップを踏む妖艶な雰囲気にちょっとはまっているのでした。

ユミ: 九州の大学を卒業後、東京で就職。文学部卒業のくせに、なぜかIT企業へ。コンピュータ言語と格闘し、社会の荒波に揉まれて9年が過ぎようとしていた頃、アメリカ西海岸に語学留学を決意。半年間の超お気楽な生活を送った後、再び東京へ。2度と同じ仕事には戻るまいと決心していたのに、なぜかまた同じ職業に(社会は厳しいのです)。2年後、経験を踏まえ、自分の活躍できるフィールドを広げたいという思いを実現するために、インターン研修へ。さて、30歳を過ぎてから日本を飛び出してしまって、これから先どうなることでしょう? 「一度しかない人生だから」といろいろ挑戦してみるのも良いのでは。これは達観? それとも言い訳? 良くも悪くも私の人生と現在、ハワイで充実した研修生活を送っています。

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