第15回 最終回特別企画! ハワイの恋愛事情
| この連載、「B級ライフ」もいよいよ今回が最終回です。今まで、ご愛読いただき、どうもありがとうございました。と、いうことで、「最終回特別企画」と銘打って、全人類の普遍のテーマ「ラブ」について書いてみたいと思います。いやー、お恥ずかしい。 ●愛の形も人それぞれ 現在、私には、学生や社会人など合計で13人のルームメートがいます。3階建ての大きな一軒屋(12ベッドルーム)に男女交えて13人が共同生活しており、それぞれベッドルームは個室となっていて、バスルームとキッチン、リビングルームを共同で使っています。ルームメイトたちのバックグラウンドもさまざまで、ハワイ出身のローカル、アメリカ本土出身者(まじめ学生もいれば流れ者系も)、韓国人の中年男性、そして日本人が2人。白人、黒人、南米系、アジア系、ハパ(ミックス)と、エスニシティも年齢もバラエティに富んでいます。さらに、ストレート、ゲイ(男女とも)、バイと、ラブの形も多種多様で、見ていて飽きません。グループ・ハウスの住人たちは全員独身ですが、何人かの住人はパートナーが一緒に住み込んでいるような状態で、2人の世界を作り上げています。かと思うと、アメリカ本土とハワイで遠距離恋愛をしているカップルも。一日に何度も電話をしあっているようで、離れていてもラブラブなようです。ルームメイトの中には、思い込みが激しく、出会うと同時に「妄想特急」を走らせ、先の先まで考えすぎて「自爆」してしまう、ギャル風男の子もいたりして。そんな中、女の子たちの共通の話題は「いかにコミットメントに持ち込むか」ということ。「コミットメント」って何かわかりますか? |
| ●アメリカのデート事情 「彼とはデートして長いけど、コミットメントはまだ」。 「彼はコミットメントを望んでいるんだけど、私はまだまだその気にはなれないの」。 などなど、我が家のキッチンでは、コミットメントという言葉が飛び交っております。Commitment、直訳すれば「約束、義務」というところでしょうか? 「お互いをステディな恋人と認め、真剣なお付き合いをする」という段階のことです。アメリカのデート事情は、ちょっと日本と違います。と、いうわけで、その辺のところを周りのアメリカ人を対象にリサーチしてみました。 まず、ある人のことを気に入ると、Seeing Period(シーイング・ピリオド)に入ります。どんな人か、自分に合うか見極める時期ですね。Dating(デーティング)、またはGoing Out(ゴーイング・アウト)、つまりデートやお出かけを重ねる時期です。しかし(ここで机をドンッ!)、この段階で、相手とはまだ付き合っているとは言えないのですよ。この時期は、云わばまだ「お試し期間」。複数の人とデートしても許されるそうで、多数の人と会いながら、自分に最高に合うパートナーをふるいにかける人もいます。我が家のルームメートにもこの段階の人々が何人かいて、「彼はあなたのボーイフレンド(ボーイフレンドはアメリカでは付き合っている彼のこと)?」と聞くと、「ううん、まだフレンド・ボーイ(男友達)」などと返ってきたりします。日本的感覚だと、「複数とデート? 不誠実な!」という感じですよね。勿論、アメリカ人でも、複数のデートを良しとしない人もいますし、最初からちゃんとボーイフレンド・ガールフレンドとしてお付き合いをする人もいますが、大概は感覚が違うので、この辺の事情は知っておくといいかな、と思います。
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| ●運命の人にどこで出会うか さて、ある意味ハンターのような我がアメリカ人ルームメートたち、結構打たれ強く、次々とデートを繰り返しているようです。いったいどこで相手と出会っているんだろう、ということで、またまたリサーチしてみた結果、意外に多かったのが「オンライン・デート」。つまりインターネットを通じて出会うということです。日本だと、インターネット上でのデートは「出会い系」などと呼ばれ、犯罪の巣窟のような、少々ネガティブなイメージがありますよね。でも、ハワイでインターネットを通じたデートはとても一般的。まず、「Match. Com(マッチ・コム)」や「Yahoo Personals(ヤフー・パーソナルズ)」などの大手インターネット・デート・サイトを見てみると驚くのが、ほとんどの人が顔写真をつけているという事。しかも、皆それぞれの「取って置きの一枚」や「奇跡の一枚」みたいなバッチリ良く写っている写真を前面に押し出しています。色々な条件、例えば年齢、政治的信条、宗教、趣味など、ありとあらゆる条件から、自分にぴったりな人を見つけることができて、かなり合理的なのですね。
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でも、「根本的に出会いがないんだよな〜、インターネットでの出会いは怖いし、周りに世話焼き娘もいないし。しかも、趣味のサークルには同性ばかり」なんてこともありますよね。そういう場合、最終手段は「神頼み」。ハワイには日系人が多いので、神社も沢山あります。私の周りでは、チャイナタウン近くの出雲大社で「縁結びのご祈祷」をしてもらったところ、お相手が見つかったという事例が数件あります。そう、あの縁結びで有名な日本の神社の分社がホノルルにもあるんですよ。まあ、縁結びの神様の力というよりは、本人たちが祈祷をお願いするほど、前向きな気持ちだったというのが大きいようですが。ここの「縁結びのお守り」は効くようですよ。 さてさて、今までマニアなことをたらたらと書き綴ってきた「ハワイB級ライフ」も今回が最終回となりました。本当に今までどうもありがとうございました。皆様の幸せをハワイよりお祈りしています。ALOHA! |
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