• ■アロハ学級通信■

    第1回 ハワイほのぼの学校便り
    第2回 給食とお弁当、どっちがお好き?
    第3回 参加型子育てのハワイ、親業は楽じゃない?!
    第4回 ハワイの子供達のバケーションって?
    第5回 現地校の英語集中講座ってどんなところ?
    第6回 春の遠足がやって来た
    第7回 待ちに待ったサマーバケーション

    ■ハワイ出産物語■
    あの感動をもう一度 ハワイでの出産事情を赤裸々に綴った「ハワイ出産物語」。この「アロハ学級通信」をナビゲートする「ちいちゃん」が生まれるまでの10ヶ月に及ぶ、長い、長い、ちいママの奮闘ぶりをレポート。多くの感動と共感を呼んだあの「ハワイ出産物語」はこちら

    アロ〜ハ! 「アロハ学級通信〜ハワイ幼児教育〜」は、ハワイの学校に通う子供たちの様子をリアルタイムでレポートしていく企画です。受験戦争とは縁のないハワイの子供達の暮らしぶりを通して、癒しの島ハワイでのファミリー・ライフも見え隠れ。暮らすハワイをご一緒に体験してみませんか? あの出産日記から早5年。大きく成長したハワイ生まれの元気な幼稚園生、「ちいちゃん」が楽園の幼稚園ライフをナビゲートします。

    第6回 春の遠足がやって来た

    「遠足」っていう言葉を聞くと、小さかった頃のワクワク・ドキドキ感が蘇りませんか? 前日にはお弁当のおかずや予算内で、いかに多くのお菓子を用意するかに悩み(これって食い意地が張ったわたしだけ...?)、幼な心に期待がいっぱいふくらんだものでした。ハワイの子供達だって思いは同じ! 今回は、各クラスに3〜4人ずつ同行する付き添い父兄の1人として参加した、ハワイの遠足の様子をとくとご覧ください。

    ●ハワイの遠足の行き先とは?
    今日のお隣さんはドイツから転入してきたリブちゃん(左)。ヨーロッパとは全く違う環境のハワイで毎日ビックリの連続だそう。今日の遠足もはりきってます

    今回の遠足は、ホノルル交響楽団が市内の小学生を招いて開催するミニ・コンサートの鑑賞。ハナウマ湾に程近いハワイカイにあるちいちゃんの学校からは、バスでNBCコンサートホールまで移動します。コンサート後は、学校とホールの中間地点にある広めの公園でお弁当タイム。遠足の定番ともいうべきコースかな? 年に4〜5回ある遠足は「フィールド・トリップ」と呼ばれ、決して遠出はしませんが、ホノルル動物園や観劇など子供の喜びそうな場所に出かけています。 また学習テーマに沿ったプチ遠足も多く、キンダーガーテンでは「自分の住んでいるコミュニティについて学ぶ」というテーマに沿って、ご近所のショッピングセンターに徒歩で出かけたこともありますよ。スーパーの倉庫に入れてもらったり、マクドナルドのキッチンを見学したり、これも子供にとっては新鮮だったよう。ハワイは島なので遠足の見学場所にも限りがあり、日本に比べたら行き先の選択肢が狭いのがちょっと悩みかな? きっと工場見学とかウケると思うんですけどね!

    ●黄色いスクールバスの乗り心地
    さあ、さっそく出発です。ハワイの遠足に欠かせないのが、このノスタルジックな黄色いスクールバス。映画なんかで見たことがあるかとは思いますが、実はこのスクールバス、座席は硬いわエアコンはないわ、それより何より肝心のシートベルトさえない! 大人にとっては、ずり落ちないように座ってるだけでもかなり辛いのですが、なぜか子供はへっちゃら! というか、ただ日本の豪華観光バスの実態を知らないだけなのかも....(笑)?!

    また日本のように黄色い通学帽はなく、各校とも指定のTシャツを着用します。Tシャツなら学校名やカラーで子供を識別しやすいから、個人的には通学帽よりオススメ。日差しがやさしいハワイでは、日射病の心配もありませんしね。今回はたくさんの学校が参加しているコンサートなので、ホールの周りは黄色いバスと色とりどりの児童でごっちゃ返し。トイレに行くのもひと苦労で、とにかく青いTシャツの子供をひっつかまえて前進するのみ! この辺は日本の遠足事情と同じですねェ...ハァ〜(付き添いは疲れるのです)。

    子供達が大好きなスクールバス。停車中は追い越し禁止の交通規則があるなど、子供達の大事な足の役目を果たしてます 「いつになったら入れるんだよ〜」「もうちょっと辛抱おし...  」そんな会話が聞こえてきません? まるでカーニバル会場のように、色とりどりのTシャツでごった返す場外

    お子様向けに工夫が凝らされたミニ・コンサートを何とか鑑賞した後は、お腹がすいてクネクネし始めた子供達をまとめ、一路公園へ。何の変哲もない児童公園にも、この木何の木みたいな木陰があるところは、自然に恵まれたハワイならでは。お弁当は食べ捨てにするので、みんなスーパーの袋に名前を書いたものに、サンドイッチやオニギリ、ジュース、フルーツ、チップスなどの軽食を持参します。先生がまとめて保管していた箱から出して配り、マットをひいて「ハイ、いただきま〜す」。

    ちなみに、食事の前に手なんか洗いませんのよ、ハワイでは!! 気がきいた付き添いママがウェットタオルを配ったりしていますが、原則としては手洗いの時間は取りません。トイレも数人まとめて必要な時にチョコチョコ連れていくだけ。これに慣れると、清潔な日本の学校生活で強調される「食事の前の手洗い」や「トイレ休憩」といった習慣が、妙に面倒に思えてくるから恐ろしいもの... そもそも子供は手ぶらで参加しているので、ハンカチやティッシュさえ持ってません。トイレにはペーパータオルが備え付けてあるお国事情からなのでしょうが、いざという時は困るだろうな〜と長年思っていたところ、案の定、今回は1人の男の子がアクシデント(おもらしのこと。言い得て妙な英語ですよね?)をしてしまい大変なことに... 結局、電話連絡を受けたおばあちゃんが着替えを持ってすっ飛んできて一件落着しましたが、「う〜ん、幼稚園児の着替えのスペアくらい先生が用意しておけば?」、な〜んて思うのも、これまた日本式発想かしら?

    お待ちかねのお弁当。たこ足ウインナも玉子焼きもナイけど、やっぱり最高 全員がすっぽり納まるこんな木陰もハワイならでは。やっとお楽しみのランチタイム 「オーケストラよりこっちがいいや」午前中じっとしていた鬱憤を思いっきり発散させる子供達。まだまだ遊具で遊ぶほうが得意だね



    ●ハワイで暮らす親子にインタビュー 「自然の中でマイペース子育て実践中」

    ジェイク・ワーゲンボードくん(9歳)と妹のクラウディアちゃん(1歳) ハワイ在住歴:10年 家族構成:パパ(会社員)、ママ(主婦)


    カメラに固まる妹をしっかりサポートするお兄ちゃん。これからもずっと兄妹仲良くね
    アメリカ人パパと日本人ママの間に生まれ、ハワイでのびのびと小学校生活を送るジェイクくん。待ちわびた妹の誕生をとても喜び、よく面倒を見る心優しいお兄ちゃんです。家族の愛情を一身に受ける妹クラちゃんを中心に、毎日があわただしく過ぎるワーゲンボード家。ハワイでの子育て生活をちいちゃんママ、略して「ちいママ」記者がインタビュー。

    ちいママ:「いつ見てもマシュマロみたいにかわいいクラちゃんだけど、最近とみに動きが活発になってきたね。毎日どんな風に過ごしてるの?」
    ジェイクママ:「お兄ちゃんとだいぶ年が離れちゃったから、とうに卒業したと思った公園通いの日々が今再びって感じよ(笑)。」
    ちいママ:「ハワイの児童公園は芝生で木陰もたくさんあるし、お昼をを食べたり子連れがゆっくりするにはいい環境だよね。日本の公園デビューみたいなことはない...よね?!」
    ジェイクママ:「ないない! ハワイじゃいつも同じ親子と出くわすこともそうないし。公園以外では、お兄ちゃんの時も通ったんだけどモイリイリ・パークで集まる日本人ママの子育てサークルに参加してるの。」
    ちいママ:「それは情報交換に良さそう... 子育て中は親子でべったり一緒にお付き合いすることが多くなるけど、人間関係とかは大丈夫なの?」
    ジェイクママ:「大丈夫よ。でも人それぞれって言えるかも。私は折角ハワイで暮らしてるんだからのびのび子育てしようと思って、なるだけ人と比較したりあせったりしないようにしてる。ハワイだからこそ出来るのかもしれないけど(笑)。でも1人目の時とは違って、お昼すぎにサークルの親子で憩ってるときに「あっ、お迎えの時間だ。お先にね〜」ってあわてて帰らないといけないのはちょっとツライわね〜(笑)。」
    ちいママ:「わかるわかる! あとはどんなところに行ってる? わたしはホノルル動物園の年間パスをさんざん利用したけど。」
    ジェイクママ:「わたしは家から近いシーライフ・パーク派かな。年間パスだとすごくお得なんで、公園がわりに通ってます! 他にもチルドレンズ・ディスカバリー・センターなんかも狙い目。どこの家庭でも人気みたいよ。」
    ちいママ:「あっ、そういえばちいちゃんともよく通ったな〜(ウルウル)。」
    ジェイクママ:「ただテーマパークだけはハワイにはないわよね。」
    ちいママ:「確かに。でも公園やビーチ、安価な年間パスを利用できるホノルル動物園など、ハワイではどれをとってもお金を使わずに親子で楽しめるのがうれしいと思わない?」

    ここが違うぞ、日本とハワイ 毎回更新
    レジャーは安上がり
    日本にある便利な施設や最新グッズはハワイにはないけれど、タダで楽しめるレジャー施設や自然には恵まれているから、ハワイで子育て中のファミリーのQOL(生活の質)は決して悪くない。タダといえば、まずビーチや公園。カイルアのように白砂の穏やかなビーチもあれば、マカプウ・ビーチやサンディ・ビーチのように磯遊びができるビーチもある。世界的に有名なスノーケリング・スポットのハナウマ湾も子供連れには大人気。またキャンプ場を兼ね備えた公園(クアロア公園など)では、事前に届けを出せばタダでキャンプもできる。トレッキング・コースもダイヤモンドヘッドやマカプウ灯台などの初級コースから上級までさまざま。ホノルル動物園や水族館なども上記インタビューにあるように、一年を通じて入場できる年間パスを購入すると格安で利用できる。アカマイ(節約)精神旺盛なロコのテクを真似して、上手にハワイを楽しんで!