• 本当にサーフィンするの?
    課題克服に燃える!?
    レッスンの壁は「前
    CAで体当たりサーフレッスン
    夏真っ盛り、エンジョイ夏休み
    夏が終わっても...
    憧れのノースショア
    ハワイで10フィートの波とは...
    海の上だけではない楽しみとは
    大きな海にマハロNEW

    夏を迎えつつあるハワイ。日差しはカッと強くなり、私の日焼けもますます加速しています。先日は、午前中にサーフィン、午後にボディボードで1日中海で遊び、顔が真っ赤になってしまいました。今月は何かと忙しくて、サーフィンをする機会が少なかったのですが、課題の克服に向けて頑張っています。

    ハワイでサーフィン 第3回 サーフィン・レッスンの壁は「前」


    立っていたら格好良いのに...
    超特大ロングボード卒業できず
    あれほど意気込んでいた、超特大ロングボード卒業は残念ながら実現しませんでした。取りあえず、インストラクターに打診はしてみたんですけど、まだ「青い」と思われたのか、軽く聞き流されてしまいました。今回のレッスンでも、まだこの特大ボードで学ぶべきことはたくさんあることに気づき、友達と話をする中でも、「やはり4〜5回程度は、超特大ボードで練習した方が良いだろう」とアドバイスされたので、小さめのボードは次回に挑戦、ということで納得し、しぶしぶ諦めました。

    今回のレッスンの壁は「前」という意味です。仮に、自分がサーフィンに挑戦していると想像してください。そして、「前 前」といわれたら、どうしますか? ボードの前の方に移動しますか? それとも、体を前の方に傾けますか? あるいは、前を見ますか? 「何? 何?」と、迷っている間に、私は海に落っこちてしまいました。

    初めに波をキャッチした時、今回教わったロパカ先生が「前 前」と叫ぶのです。後で、どういう意味だったか聞くと、「前を見なさい」ということでした。前を見ないとバランスがとれないからか!? と、納得。また、次の波をキャッチすべく、パドリングして沖へ。その途中にも、「前 前」という声。今度は、もう少しボードの前の方に体を移しなさい、という意味でした。次の波を待っているとき、「前 前」と、また指示を受けたのです。「あれ? ちゃんと真ん中に乗っかっているのに、何だろう?」。波をキャッチした後にも、また、「前 前」。「前を向いているのに、どうして?」。私はすっかり頭が混乱していました。時には、「後ろ 後ろ」という指示も。「一体、何をどうすれば良いの?」。日本語、ムズカシスギマス


    あれ? 前って?

    こっちかな?

    違いました
    重心の移動
    基本は、ボードの先が少し浮く位の場所に体を乗せます。でも、高い波がきた時にはボードの後ろの方に重心を移す。少し小さめの波がきた時には体をボードの前方に置く。波に乗った時に、波の力が強ければ後ろに下がる。波の力が弱くて、スピードが出ない時には前に出る。ボードに立った時には、体を前に倒し過ぎないよう、そして前方をしっかり見る。というように、頭で考えれば納得できることなのですが、体がついていくかどうかは別問題。実際、こういうことって、多いですよね。浮力の大きい超特大ロングボードに助けられて、こういうことを考えながらトライできましたが、実際に普通のロングボードで自主トレしたときには、やはり全然できませんでした。

    改善すべきポイント
    「前、後」の意味もさることながら、初心者の私には改善すべきポイントまだいくつかあるようです。いろいろ指摘されたことを書き並べると、今のところ、次の通りになります。

    1. ボードに乗っている時には足を揃えなさい
    私は背をそらせてパドリングするのがまだ難しく、つい片足をヒザから折り曲げていました。

    2. 波が割れるところに行きなさい
    人が多いところは怖くて、人の少ないところへ逃げていました。でも、そういう所では全然良い波がこないようです。(ちなみに、割れるところとは、押し寄せる波が巻いて落ちようとする時の頂点を指します)

    3. 波に乗る時は、ボードは岸に向かって真っ直ぐ
    どういう訳か、私はボードの先が左側に向いてしまいます。私の場合、自然にボードが左方向に回るクセがあるようなのです。早く、矯正しなくっちゃ。

    これで、お気づきでしょうか? これって全部、波をキャッチする前段階の問題点なのです。やっぱり、本当にサーフィンを楽しめるようになるには、まだまだ道は険しく、遠そうです。


    サーフボードの数々。早くマイボードが欲しい
    マイ・サーフボード
    波の強さや大きさで、ボードに乗せる体の位置も変わってくることも体得できた今、やっぱり私に今必要なのは自分のボードではないか!? と、自問自答。自分なりに、こういう結論に達しました(でも、実は、新しい買い物をするための言い訳? かもしれませんね)。ボードの長さと自分の体重、ボードの先が沈まない立ち位置... それに慣れるには、やっぱり自分のボードで練習を重ねるのが一番、だと信じています。新しいボードを買うのは経済的に無理があるので、自分に合った中古のボードを探しに行こうと思っています。

    最近、日焼けをしたお陰で、「何か、やってるの?」という会話から、サーフィンをやっている人と知り合いになったりして、いくつかお店を紹介してもらいました。今後、ボードについてもいろいろ話を聞いたり、調べたりしようと思っています。果たして、自分にピッタリのボードを見つけることができるのでしょうか?


    こんな風に乗れる日はいつでしょうか?
    海にいるだけで気持ちが良い
    サーフィンは本当に体力が要ります。サーフィンをやった後は、ボードに体をぶつけてアザだらけになる上に、本当に体が疲れ切っています。サーフィンに行くたびに、アザだらけになる私をみて、ある友人は、「DV(ドメスティック・バイオレンス)?」と本気で聞いてきたり、ある友人は、「絶対貧血だから、医者に行け」と脅かしたり。これまでは、エクササイズもせず、ミニマムの体力消費で生きてきた私にとって、これほど体にすぐにアザができたりするのは、ある意味で驚くべき発見なのです そして、家にあるNutrition(栄養学)の本をみて、貧血には鉄分だけでなく、亜鉛とビタミンKが必要であることを勉強しました。まだ、世の中知らないことばかり...

    こうして、痛い思いをしながら、全く上達しない自分に悲観的になりながらも、海に入った後はとても良い気持ち。サーフィンに出かける時間が増えるほど、「もっとサーフィンをしたい」という気持ちが湧いてきます。サーフィンが好きな人たちがみんな口を揃えることは、「沖に出て波を捕まえられなくても、海にいるだけで気持ちが良いんだ」。これって、一番大切なことだと思うんです。この思いやサーフィンへの情熱がなかったら、あれほど疲れ、痛い思いまでするなら、もっと他のことに時間を割こうと、私だって思ってしまいます。

    当初の「波をキャッチするタイミングを掴む」という目標は、実はサーフィンをする限り、永遠の課題なのでは? と、最近思い始めています(気づくのが、遅すぎる?)。次第に波に慣れてきた今、これから数カ月はとにかく基本を守り、早く自分だけの力で波をキャッチし、ボードに立つことを目標にしたいと、毎日、自らを鼓舞しています。



    (2004年6月取材)