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早いもので、もう10月。あっという間に9月が過ぎ去り、夏休みや連休シーズンを終えて、ハワイの陽射しはまだ強いものの、朝晩は涼しい風が吹くので、夏の終りを感じる今日この頃です。
ハワイでサーフィン 第6回 夏が終わっても...
冬が近づくにつれノース・ショアの波は高くなってきます
あっという間に、夏が終わってしまいました。日本に居るときには、秋といえば、だんだん寒くなる天候と枯葉が風に舞う、乾いた音に寂しさを感じ、次ぎの夏を待ち遠しく思い始める季節。夏休みの楽しい海水浴の思い出も、そっと大切に自分だけの箱にしまいましょう... そんな感じで過ごす時期ですが、でもここはハワイ
!
夏休みが終わっても、楽しい海の思い出は次ぎから次ぎに刻まれていきます。
これから冬に向けて、ハワイでは大きなサーフィンのコンペティションが開催されます。私がハワイに到着したのは今年の1月。その頃は、冬にそんなに大きな大会が開催されていることさえ知らず、プロサーファーの競演を見逃してしまいました。そういえば、ルームメイトたちが、冬の間は、「ノースショアに行って、サーファーを見て楽しむ
!
」って話をしていた記憶があります。そこで私も、今冬イベントをチェック
!
ワールド・チャンピオン・ツアー
一番大きな大会はヴァンズ・トリプル・クラウン。3つのコンペティションが開催されます(暫定的ですが、今季の女性の大会は2つ? のようです)。このコンペティションは、2004年ワールド・チャンピオン・ツアー最後のコンペティション。最終的にこのコンペティションの結果で、2004年度のワールド・チャンピオンが決まるという、大事な大会なのです。
■VANS TRIPLE CROWN OF SURFING■
Men
日程
会場
1. ヴァンズ ハワイアン・プロ
11/12〜24
ハレイワ アリイ・ビーチパーク
2. オニール ワールド・カップ・オブ・サーフィン
11/26〜12/7
サンセット・ビーチ
3. リップ・カール・プロ パイプ・ライン・マスターズ
12/8〜20
バンザイ・パイプライン
Women
日程
会場
1. ロキシー・プロ
11/12〜24
ハレイワ アリイ・ビーチパーク
2. ビラボーン・プロ・マウイ
12/8〜20
マウイ島ホノルア・ベイ
* タートル・ベイ・リゾート・ウイミンズ・プロ
未定
本年度の予定は現時点で未定です
素敵なデザインのハワイアン・プロのポスター
私と同様、サーフィンのコンペティションは、まだ見たことがないけれど、今回見てみようかな? と思っていらっしゃる方、この機会に一緒にコンペティションについて勉強しましょう
!
ルールなどを知らなくても、もちろんプロサーファーのプレーは十分に楽しめると思いますが、スポーツは何でもルールや仕組みを知っているとさらにゲームを面白く観戦できるものですよね。
まず、このWorld Champipn Tour (WTC)に参加できるのは48人。 うち、45人は世界ランキング45位まで、残りの3名は「ワイルド・カード」と呼ばれる人々で、ランキング外であっても活躍を注目された人が推薦枠で選ばれます。 「世界ランキング45位」までの選定は、昨年度WTCトップ30位までの選手と、World Qualifying Series(WQS)トップ15位までの選手となっています。
コンペティションの方法です。
[第1ラウンド]
まず、3名1組(16組)で試合を行います。ここでは成績順に1位から3位までランク付けをされ、全員が次ぎのラウンドに進みます。ただし、1位は第3ランドへ一気に進みます。(16名がこの時点で第3ラウンドに自動的にアサイン。第2ラウンドは残り32名が第2ラウンドを競います)
[第2ラウンド]
32名が4名1組(8組)に別れて試合を行います。ここでの3、4位は予選落ち。1、2位の2名(8組ですので合計16名)が第3ラウンドへ進みます。
[第3ラウンド]
第1ラウンドで1位だった16名と、第2ラウンドで勝ち抜いてきた16名の総勢32名で第3ラウンドが戦われます。4名1組(8組)に別れ、ここでも第2ラウンドと同様、1、2位の2名(8組ですので合計16名)が準々決勝に進みます。
[準々決勝]
4名1組(4組)に別れ、同様に1、2位の2名(4組ですので8名)が準決勝へ。
[準決勝]
4名1組(2組)で、1、2位の2名(2組ですので4名)が決勝戦に進出します。
[決勝]
最後に残った4名で決勝を戦い、1位〜4位までの順位が決まります。
ここで、疑問になるのは、「どうやって採点するの?」ということです。過去のコンペティションの様子を見てみました。あまり「技」などを知らない私。どのライドを見ても、「すごい、すごい」としか思えない。そして、最後には、「え? どちらもサーフィンしてるだけなんですけど?」と口をあんぐり開けた状態。早速、採点方法についても調べてみました。
ジャッジは、4人の国際審判員によって行われます。ライドの内容によって、0〜10の範囲で採点し、最高点と最低点を除いた点数の平均で獲得ポイントが決まります。採点の基準は、committed, radical manoeuvres(全力を投じ、先鋭な技術で)、innovative(革新的な)、progressive(連続的で)... これでは、まるで雲をつかむよう。採点方法だけを抑えておいて、今冬の大会は、プロ選手たちの華麗なライドを素直に楽しみ、もしテレビなどで放送された時に解説を聞くことができたら、彼らの技の素晴らしさを後で復習することにします。
この映画でAndy選手をチェック
!
注目選手
今年の注目は、やはりAndy・Irons選手でしょうか? 現在、彼は世界ランキング第1位。昨年度の大会では、決勝戦で現在ランキング3位のKelly ・Slaterとのデッドヒートがすごかったみたいです。両選手ともWCTに参加しているので、今年最後の大会で、この2人の選手の争いもまた注目に値すると思います。
実は、今夏にホノルルで上映されたサーフ映画「Blue Horizon」の舞台挨拶で、生のAndy・Ironsを見てきました。彼はハワイのカウアイ島の出身です。映画の中では、「大会では、いつも緊張する」という話をしていましたが、やはりチャンピオンらしく堂々とした雰囲気。今年の活躍も期待できそうです。この映画は今年リリースされた、Jack McCoyによるドキュメンタリー作品。AndyとDave Rastovichというプロサーファーの活躍が収められています。DVD以外でサーフ映画を見るのはこれが2度目。1度目はサンセット・オン・ザ・ビーチでの「Step Into Liquid」。ニールブレイズデル・コンサート・ホールで上映されたこの「Blue Horizon」、ハワイの人たちの大歓声に迎え入れられ、人気を証明していました。でも、ロコ(地元の人)によると、「サーフ映画の上映があるときには、もっともっと盛り上がる」そうです。コンサート・ホールという場所柄、みんな大声を上げるのを遠慮したのでしょうか?
余談ですが、同席していたAndyのガールフレンドはスーパーモデル並のスタイルで、超キュートな女性でした
!
さて、ここまで予習をすれば、サーフ・コンペティション、ただ漠然と見ているだけではなく、次ぎはどうなるの? と身を乗り出して観戦できそうです。 事前に他の注目選手の情報も仕入れておくと、もっと面白いかもしれませんね。単にルックスがカッコいい! というのだけでもいいですよね(ミーハーすぎます?)
このコンペティション開催時にハワイに遊びにいらっしゃる方、どうぞノースショアまでドライブして、見に行ってくださいね。またとない機会だと思います。ノースショアのサンセット・ビーチは、その名前の通りサンセットがとても美しい場所です。サーフ・コンペティションを見た後、ビーチでゆっくりと沈みゆく夕陽を見るのも、またとてもロマンチックな思い出になることと思います。私もノースショアまで足を延ばし、ハワイらしい冬の一場面を心に刻むつもりです。
◎
ヴァンズ・トリプル・クラウン 公式ホームページ
www.triplecrownofsurfing.com
◎
Andy Irons選手(Quicksilver所属)の情報はこちら
www.quiksilver.com
◎
映画「Blue Horizon」
www.bluehorizonmovie.com/
(2004年10月取材)
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