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ハワイ歩き方事務局

マリン・アクティビティ・セレクション

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2002年07月01日

ディナーショーやフラダンス、ディナークルーズ… その他にも、ハワイには楽しいアクティビティがいっぱい。このコーナーでは、ハワイ旅行をもっと楽しくしてくれるアクティビティ情報を順次、ご紹介します。

マリン・アクティビティ・セレクション


ハワイカイ沖でのサーフィン・レッスンも人気です

ハワイには透き通った海と広々とした青空が待っています。こんなハワイで、日本ではなかなかでチャレンジできないマリンスポーツにトライしてみませんか? グルメやショッピングも楽しいけれど、真っ青な空の下で思い切りアクティブに過ごせば、日頃のストレスなんかきっと発散できます。この夏から、新しくサーフィンレッスンも加わり、ハワイで楽しめる多彩なマリンスポーツが充実のオプショナルツアーにクローズアップ

ハワイカイはマリン・スポーツのメッカ
ワイキキから東へ車で約20分。海水の入り組んだ湾を取り囲むようにしてショッピングセンターや家が建ち並ぶ郊外の住宅地、ハワイカイがそこにあります。緑溢れる閑静なハワイカイには小室哲也さんのスタジオなどもあり、湾沿いの家のボートデッキがなんとも優雅です。そんなハワイカイのメイン・モールが、ココマリーナ・ショッピングセンター。ローカルモーションやスタバ、バビーズなどのショップの他、映画館やレストランなども入っています。マリン・スポーツに挑戦したい方は、入り江に面したブルーの建物にご注目 ここにはマリン・スポーツを提供するショップが多数軒を連ねています。今回は「地球の歩き方ハワイデスク」でご案内している「マリン・アクティビティ・セレクション」で楽しめるマリン・スポーツをご紹介しましょう。


ジェットスキーの点検に余念がないスタッフ。安全面も大切です

豊富なメニューで充実した1日
ジェット・スキーにはじまり、サーフィンレッスン、水上スキー、パラセーリング、ウェイク・ボード、バナナ・チューブ、体験ダイビングに至るまで、より取りみどりのメニューが揃う「マリン・アクティビティ・セレクション」。メニューの選択は1日1種目から4種目まで自由にアレンジできます。さらに$25追加すると、すぐ近くのハナウマ湾シュノーケルも楽しめるというのですから、お望み次第でかなり充実した1日になりますね。できれば全部と欲張りたいところですが、今回は人気のバナナ・ボートとジェット・スキー、パラセーリング、そしてこの夏から新しく始まったサーフィンレッスンにトライしてみました。


空高く舞い上がるパラ・セーリング

持ち物はぬかりなく
必要な持参品は水着とタオルに日焼け止め。そのほか、防水カメラなら海中でもバッチリ撮影できるので、思い出に残るショットを撮りたい方は必携です。現地のデスクでは使い捨ての防水カメラも販売していました。あと、あると便利なのがビニール袋です。ジェット・スキーやパラセーリングなどは、海上での待ち時間中に波しぶきをかぶるので、荷物はビニール袋に入れておくのがポイント。でないと、海から上がってきて身体を拭こうと思ったら、タオルの方がビショ濡れだった、なんてことになりかねません。ハナウマ湾シュノーケルに参加する方はビーチマットがあればベター。ちなみにランチはショッピング・センターで何なりと調達できるのでご安心を。では、準備も整ったところで、いざ出発


ボートで移動するので、サーフ・ポイントはもう目の前

秘密のサーフ・ポイントへボートでラクラク移動、サーフィン・レッスン
サーフィン・レッスンというと、ビーチまでサーフボードを運び、波のある場所までサーフボードに乗ってパドリング移動するのが一般的。ポイントへ到着するまでに体力を使って疲れてしまうこともしばしば。ところが、このツアーで案内されたのは両脇にサーフボードを積んだボート。参加者はボートに乗って、ココマリーナから15 分ほど出た沖にある、サーフ・ポイントへと移動します。周囲を見渡すと、サーフィンをしているのは、数人のハワイ・ローカルたちだけ。ビーチから離れ、ほぼプライベート・サーフ・ポイントともいえる場所での、レッスンが始まります。

初めにサーフボードの乗り方、波のよけ方、曲がり方、ボードから落ちたときの対処方法を室内でレッスンを受けます。その後、ボートで移動し、ハワイカイの美しい景色を楽しみリラックスした雰囲気の中、海でのレッスン開始 3人に対して1人のインストラクターが付く少人数制なので、何本目かでボードに立てる可能性も!?  浅瀬の海ですから、サーフボードから落ちたときも安心。サーフィン上級者は、上級者用のポイントへ連れていってもらえる場合もあるので、インストラクターに確認してみましょうね。


喚声と共に走り抜けていくバナナボート

海上を駆け抜けるバナナ・ボート
ジェット・スキーやパラセーリングをするには、まず入り江から小型ボートに乗って沖に出ます。どことなく垢抜けたハワイカイの湾沿いに建つ家々を見渡しながら、「もし、ここに別荘があったら…」などというはかない妄想を抱きつつ、ゆっくりと沖を目指すボート… そんなアンニュイなひとときを打ち砕くべく突如現れたのが、波でジャンプしながら水上を猛スピードで駆け抜けるバナナ もとい、バナナボートです パンフレットのスナップ写真を見ると、大きなバナナ型のゴムボートにまたがった人々が、にっこりと「ピース」サイン。いかにものどかな風情ですが、実はこのバナナボートは、ものすごいスピードで走るモーターボートに牽引され、水上をぶっちぎり状態。走行中はピースはおろか、数センチたりと片手を上げることもままならないでしょう。合掌(でも、とても楽しそうです)。


慣れるまでは徐々にスピードアップ

スピード感がたまらないジェットスキー
沖へ出ると、海上に大きなイカダが待っています。ここでボートを降りて、ライフジャケットを着用。まずはジェット・スキーからチャレンジしました。インストラクターから「これが走るボタン、これが止まるボタン、これがアクセル」という簡単な説明とコースを走る上での注意を受け、早速トライ。波間に浮かぶ3つのブイの外側をグルグル回ります。といっても、初めての方にはコース取りがなかなか難しい。スピードを出している方が意外とコーナーが曲がりやすいことを発見しました。万一、横転して海に落ちてしまっても、左腕に巻いたバンドがキーにつながっているので、キーが外れて自動的にエンジンが止まる仕組みになっています。

ただ、海底が珊瑚礁になっているので無闇に足をついたり、乗ったりしないように注意してください。切ってケガをすることもあるそうです。横転してしまった時はインストラクターの指示に冷静に従ってください。普通に乗っていれば、横転することはまずないのでご安心を。慣れてきたらスピードアップ。立て膝、中腰、そして立ち乗りにも挑戦してみてくださいね。風を切って、波しぶきを飛ばしながら走る爽快感はバツグンです。ジェット・スキーの所要時間は待ち時間も含めて約40分。シャワーはイカダに真水が用意されています。


陽気なスタッフと舞い上がっていくパラ・セール

着水のスリルがパラセーリングの醍醐味
次に挑戦したのがパラセーリング。ジェット・スキーをしている間からすでに、空中にフンワリ漂うパラセールがずっと気になっていました。一度、入り江に戻ってからボートを乗り換え、目指すスポットへ。このボートがまたすごいスピードパワーボート並みのスピードでグングン沖へ進みます。もうスリル満点 スポットに出ると、1人ずつ吊りベルトとライフジャケットを装着し、2人1組でパラシュートにつながれたかと思うと「あれよ、あれよ」という間にもう60メートル上空に宙吊り状態。前もって頼んでおけば舞い上がる瞬間にクルーが$15で記念撮影もしてくれます。上空からハワイカイ、ココヘッドの向こうまでが見渡せて眺めは最高。首をひねればダイヤモンドヘッドも見えるではありませんか カメラをお持ちの方は絶好のシャッターチャンスです。が、時々エアポケットのようにスィーっと前触れもなく落下しますので油断は禁物。この「落ち」が何とも言えずスリリングなんですよね。

「えらく揺れるな」と思ったら、ボート上のクルーがパラセールをつなぎ止めている綱を揺さぶっていたり。サービス? のつもりなんでしょうが、結構本気で怖かったり… そして、パラセーリングのハイライトが「着水」。クルーが風向きを計算してパラシュートを海に落としてくれるのです。加減によってはかなり勢いよく着水しますので、心の準備を。そこから、また空中に浮上してゆっくりと船上まで戻ってきます。この間約10分といったところですが、凝縮のひと時でした。


様々なマリン・スポーツが楽しめるココマリーナ・ショッピングセンター

ランチはココマリーナでゆっくりと
9時からアクティビティを開始して2種目を堪能すると、ちょうどお昼時になりました。海水に浸かった身体には、心地よい疲労感が。ランチの後には、ハナウマのビーチにマットを広げて、ゆっくりとお昼寝なんていうのも最高ですね。

●マリン・アクティビティ・セレクション
主催会社:サウス・パシフィック

*ツアー催行会社の判断による天候によるキャンセル時には全額返金されます。
*ワイキキの主要ホテルからの送迎付き。


マリン・スポーツのお話

●その他の人気マリンスポーツ
ウェイクボード

「ウェイク」とは、航行するモーターボートの後方にできる2本の波のこと。水上スキーのようにボートに引っ張られながら、スノーボードに似た板を履いて、ウェイクを交互にジャンプしながら滑るのがウェイクボードです。

パワーボート
ありきたりのマリンスポーツでは物足りない、というアクティビティ・フリークにオススメなのがパワーボート。330馬力のエンジンを2基搭載しているモーターボートで風を切る爽快感は、一度試してみると病み付きになってしまうかも。


(2002年7月取材、2006年3月データ更新)

この記事が属するカテゴリー: ウォータースポーツ, オプショナルツアー
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