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ハワイ歩き方事務局

日本語ガイド付きのカネオヘ湾周遊ツアー

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2006年01月14日

美しい遠浅の海が広がり、数々のCMの舞台としても知られるオアフ島カネオへ湾。今回は、ハワイ唯一のグラス・ボトム・ボートで珊瑚礁の海を巡り、日本語でハワイの自然について学びながら、海の生物に触れたり釣りをしたり… という楽しいエコツアーをご紹介。子供だけでなく大人も一緒に、エキサイティングな時間が過ごせることウケアイです

日本語ガイド付きのカネオヘ湾周遊ツアー

カネオヘ湾エコ・クルーズ

■見て、触って、試して楽しむ参加型クルーズ


トロピカル・オーシャン・スポーツ副社長でガイドも務めるヒロさん(中央)とスタッフ

ワイキキから車で約40分。オアフ島東部のカネオヘ湾は、水上スキーやスノーケル、ダイビングなど様々なオーシャン・スポーツのメッカとして、ロコ、旅行者の双方に愛されています。今回ご紹介するカネオヘ湾エコツアーでは、長さ44フィートの「コーラル・クイーン」に乗船。約1時間半のカネオヘ湾クルーズを楽しみつつ、参加型のエコツアーを楽しみます。

「コーラル・クイーン」は、今やハワイ唯一となったグラス・ボトム・ボート。船底の一部がガラス張りになっていて、珊瑚礁や熱帯魚を間近に眺めることができます。ガイド兼講師を務めてくれるのは、カネオヘ在住30年のヒロさん。カネオヘを熟知したヒロさんから、カネオヘ湾沿いにそびえるコオラウ山脈の話からカネオヘ湾の生態系、映画やCM撮影の舞台となった周辺のスポット等々の説明を受けながら、船はグングンと沖へ。


ガラスの船底からは様々な珊瑚や熱帯魚の姿が…

■近年注目のカネオヘを日本語でガイド

ハワイアンにとり海の幸の豊富なカネオヘ湾や、山の幸に恵まれたコオラウ山脈は大変大切なものであること、また引き潮の時だけ海から出現する白砂の小島サンドバーで1979年、ハワイ州観光局ポスターが作られ、その後ハワイ人気が急上昇した話など、美しい景色を眺めながら聞くヒロさんのレクチャーは多岐にわたり、ハワイ好きの人には興味深いものばかり。事前に渡されるツアーの日本語パンフレットには、カネオヘ湾で見られる珊瑚や魚たちの解説なども記されているので、じっくり目を通しておくとさらに楽しいでしょう。


海水をひき上げて、プランクトンも見せてくれます

■プランクトンやウニ、カニと遊ぼう

しばらくするとスタッフが、すくい上げた海水をコップに入れて見せてくれました。その中には海の微生物、つまりプランクトンがたくさん。エビやカニ、フジツボ、クラゲの幼生といったものはごくごく小さいので、肉眼では形までは確認できませんが、それらが元気よくコップの中を泳ぐ様子がよくわかりました。

次いで船が水深約3メートルの珊瑚礁の上に停泊すると、スタッフが海に入って様々な海の生物を採取。透明なエメラルドグリーンの海から、この日は大きなウニ、タコ、海藻などが見つかりました。丸ごとのウニは意外にどっしりと重く、手にした子供たちからも驚きの声が…


バブル海藻を手で割ると、小さなカニがたくさん出てきました

■海草の中からちっちゃいカニやエビが!

海藻は、バブル海藻と呼ばれるものが採れました。海の生物の隠れ家である海藻には、いろいろな生物が潜んでいます。名前の通り、空気をたっぷり含んでいるかのようなバブル海藻を、手でパチパチと割っていくと、中から1センチほどの小さなカニが何匹も出てきました。まるで宝探しをしているようで、子供たちも大喜び。ヒロさんによれば、海藻に潜む生物は停泊する珊瑚礁の位置によっても変わり、ある時は小さなエビばかり出てきたりするのだそうです。


子供でも面白いように熱帯魚が釣れました

■珊瑚礁の上でフィッシング

次は珊瑚礁の浅瀬をゆらゆらと進みながら、ガラス張りの船底から、珊瑚礁や魚を観察します。船内で珊瑚の標本も見ながら説明を聞き、海底の生きた珊瑚を観察。海底にはもちろん、多彩な熱帯魚も。海に潜ったスタッフが船底から手を振ってくれたりするので、お見逃しなく

その後は、お待ちかね、魚の餌付けや釣りの時間です。餌を船周辺に撒くと、色鮮やかな熱帯魚が勢いよく集まり、竹竿で面白いように魚が釣れたのにはビックリ。初めて魚を釣り上げたという人も多く、大いに盛り上がったのが釣りのひとときでした。さらに最後に、コアの木を使った簡単なクラフトも楽しみつつ、船はヨットハーバーへ。約1持間半のツアーの終了です。


船から海に飛び込み、観察用のウニやタコ、海藻を探すスタッフ

■腹ごなしもばっちり

以上のように、堅苦しさは全く抜きで、自然の宝庫であるカネオヘ湾巡り&学習が体験できる、楽しいカネオヘ湾エコツアー。外部からの食べ物&飲み物も持ち込み自由なので、家族揃って、遠足気分で楽しんでみてはいかがでしょうか? 料金に$5追加するとランチもオーダーできますが、サンドイッチのみ。「ヨットハーバー内に地元で人気のプレートランチ店『ザ・デリ』があるので、そこで各自ランチを調達する方がオススメです」とヒロさん。「ザ・デリ」は月曜定休ですが、それ以外は温かいプレートランチやドリンクを販売しています。

なお注意事項ですが、「コーラル・クイーン」にはトイレがないので、乗船前にトイレを使用するのを忘れずに。ヨットハーバーに清潔な公衆トイレがあります。また風が強い時もあるので、ジャケットを一枚用意しておくといいでしょう。足元はなるべく、フラットなもので行くことをオススメします。

カネオヘ湾エコツアー
Kaneohe Bay Eco-cruise
申し込み先: (808)247-1100 トロピカル・オーシャン・スポーツ
スケジュール: 11時15分頃 ワイキキ出発 
12:00頃 ヘエイアケア・ボートハーバー到着
12:30   船が出港
14:00   船が帰港。ワイキキに向け出発
14:40頃 ワイキキ到着
定休日:日曜、連邦祝日
料金:$48(3〜12歳は$38、2歳以下無料)。ワイキキからの送迎なしの場合は、$10引き


(2006年1月取材)

子連れ旅行のアドバイスとおすすめグッズ

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