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ハワイ歩き方事務局
人気連載「B級天国、チャイナタウン」

チャイナタウン 第1弾 – B級グルメ 特集

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2001年05月01日

静かなブームを呼んでいるB級グルメ情報! 安くて美味しくて、ちょっとディープな秘密のお店を紹介します。誰も知らない怪しいお店やロコで賑わうお店にチャレンジしてみませんか? 独断と偏見で選んだ美味しさは超A級でもお値段はB級の素敵なお店を「ハワイ大食いクラブ(知る人ぞ知るハワイ大学一熱心なサークル)メンバーの私がご案内いたします。

B級天国 チャイナタウン

皆様こんにちは。今月よりB級グルメは毎月第3週の更新になりました。これからもよろしくお願いしま〜す。さて今回は、B級グルメ天国チャイナタウンを特集してみたいと思います。

港のある街には大概チャイナタウンがありますが、ここホノルルにも大きなチャイナタウンがあります。チャイナタウンは、ダウンタウンのオフィス街のすぐ西側に広がっています。チャイナタウンに入るとすぐに気づくのが、漢字の看板の多さと飛び交う北京語と広東語の響きでしょう。高いビルは殆ど無く、レンガ色の2階建ての街並がず〜っと続いています。店先には新鮮な野菜や果物が溢れていて、どこからともなく八角のような干魚のような、チャイナタウン独特の匂いが漂ってきます。市場の魚屋には丸のままの大きな魚が何匹も並べられており、肉屋にはありとあらゆる部位のお肉が山積みされています。そんな中を、チャイニーズのオバちゃん達はあちこちつついたりひっくり返したり、店員さんと大声でやり取りしたり、ものすごく熱心に買い物しています。まさに中華パワー炸裂! といった感じです。

私達大食いクラブも早速中華パワーに巻き込まれ、お買い物熱にうかされてしまいました。まずはヤング・ストリート沿いの雑貨屋さんの一軒に飛びこんでみると、どれもこれも一桁違うんじゃないの? と、見間違うよう激安ぶり。そこで私はあるものを発見! 日本で1.500円で売られていた、ダイエット・スリムティーがたった2ドル95セントだったのを” う〜ん、誰かがどこかで儲けているにちがいない。それはさておき、色々なお茶がある中、私達はジャスミンティーを買いました。ティーバッグ20個入りで、なんと75セント!! 100パック入りならさらに割安で、なんと3ドルでした。味も香りも最高で、さすが本場物って感じです。

次はマウナケア・マーケット・プレイスへ。チャイナタウンのほぼ中心に位置するマウナケア・マーケット・プレイスは、市場とお土産物屋とフードコートが合体したような、ごちゃごちゃと雑多でB級風味溢れる建物です。ここのフードコートはその美味しさで地元住民に大人気。中華だけではなく、タイ、ベトナム、韓国、フィリピン、ローカル・プレートランチ、そして日本食のお店があります。私達は迷わず、タイ料理のお店Malee Thai Vietnam Cuisineへ直行。ここは地元タイ人やラオス人の方々にとても人気があります。タイ人留学生の友達や、ラオス人の旦那様を持っておられる職場の先輩もここの大ファンだそうです。因みにここで調理している方は夜は某高級タイ料理店におられるそうで、味は高級店と全然変わらないのです。でも値段はお手頃で大体一品が5〜6ドルでしょうか。一皿の量がとても多いので、女性なら二人で一品で充分でしょう。私達は何せ大食いなので、3人で3品頼みました。グリーンカレーとスティッキーライス(タイ米のもち米)、チキンレモングラスに、パッタイ(タイ風焼きそば)、そしてアイスティー3人分で、全部で約20ドル。超満腹です。味の方はさすが噂になるだけあって、とっても繊細で深い味。一口食べる毎に新しい発見があり、ずっとずっと食べ続けていたいのにお腹が一杯! という贅沢な悩みを味わってしまいました。

大体においてチャイナタウンは朝が早いので、私達が行った2時ごろにはもうピークをすぎていて、今にも店じまいしそうな雰囲気。チャイナタウンにはできるだけ朝早く行って、帰り際にお昼を食べるというのが正解です。夕方5時以降は危険ですので立ち寄らないほうがベターですが、でも朝のうちはオバちゃんパワー炸裂でとても安全なのでご安心を。

すっかり満腹ながら、食い意地のはった大食いクラブ員達。何かお土産を買って帰ろうと、あたりをぶらぶらする事にしました。グリーンパパイヤ75セント! にら一束(直径10センチくらいはありそうな巨大な一束)1ドル! とってもきれいな真っ白な大根も一本75セント! 皮蛋(ピータン、琥珀色したアヒルの卵、あの中華の前菜ででてくるやつね)6個で1ドルなどなど。安い、安すぎ” あ、そうそう、ここまで来たら、ルックファンを買って帰らなきゃ。ルックファンとは、飲茶で良く出てくる大根餅を柔らかくしたような、つるつるふわふわっとした点心の一つです。マウナケア・マーケット・プレイスからホテル・ストリートを渡って、ちょっと南に下ったケカウリケ・ストリートの右側に、ルックファンの工場(Ying Leon Look Funn Factory)があり、そこで出来たてのほやほやを買うことができるのです。私達は、チャーシュー・ルックファンとシュリンプ・ルックファンをそれぞれ買ってみました。一つが40センチはあろうかという巨大さで、何と一本83セント! 安〜い。調子に乗って、各々4本ずつ買おうかと思ったのですが、ちょっと大食いが過ぎるかと反省。2本ずつで我慢しました。

チャイナタウンは、行くたびに何かしら新しい発見があります。これを買おう! と目的を定めて行くよりは、散歩でもするつもりでぶらぶらするほうが楽しいですよ。ふらりと入った店で、思いもかけない美味しいものや、キッチュでかわいいもの、便利なものを見つけるハズです。皆様も是非、朝からB級天国のチャイナタウンに出かけてみてください。お洒落なものはないけれど、ヘンなもの、面白いものの宝庫ですよ。

これからもローカルフードを紹介していきますので、よろしくお願いします。取り上げて欲しい食べ物や、お店があればこちらまで。

(2001年5月取材)


お店データ
マウナケア マーケット プレイス
住所:1120 Maunakea St., Honolulu, HI
電話:524-3409
営業時間:6:00〜17:30(元旦・イースター・感謝祭・クリスマスは休み)
*開店・閉店時間は日によって多少変わることあり。
駐車場:有料駐車場あり。

Ying Leon Look Funn Factory
住所:1028 Kekaulike St., Honolulu, HI 96816
電話:537-4304
営業時間:6:00-16:00(ものによっては早く売り切れることもあり)
駐車場:周辺にパーキングメーター有。

チャイナタウンへの行き方
バスでの行き方(ワイキキから)
2番、13番が行きます。ダウンタウンの官庁街、オフィス街を過ぎると、まもなくチャイナタウン。レンガ色の2階建ての建物が続き、漢字の看板が増え、街並が一変するので、すぐわかると思います。バス停はホテル・ストリートにありますので、運転手さんにマウナケア・マーケット・プレイスに行きたい旨伝えておけば安心。

バスでの行き方(アラモアナから)
6番、11番、12番などが行きます。バス停は同じくホテル・ストリート。
トロリーでの行き方
一番便利なのがワイキキトロリー。レッドライン(ホノルル観光ライン)が、マウナケア・マーケット・プレイス前に停まります。

レンタカーでの行き方
ワイキキ、アラモアナからは、アラモアナ・ブルバードを直進、左手にアロハタワーが見えたら右に寄って、川の手前、リバー・ストリートで右折するとチャイナタウンです。パーキングは路上のパーキング・メーターを利用。

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