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静かなブームを呼んでいるB級グルメ情報! 安くて美味しくて、ちょっとディープな秘密のお店を紹介します。誰も知らない怪しいお店やロコで賑わうお店にチャレンジしてみませんか? 独断と偏見で選んだ美味しさは超A級、でも、お値段はB級の素敵なお店を「ハワイ大食いクラブ」(知る人ぞ知るハワイ大学一熱心なサークル)メンバーの私がご案内いたします!
TVディナーって?
本日はハワイというよりも、とってもアメリカーンな食品「TVディナー」についてレポートしてみたいと思います。TVディナーとは、メインディッシュと付け合わせが、すべてトレイにセットされた冷凍食品のことを言います。「電子レンジでチン! すれば、立派なディナーができ上がり」といった、とってもお手軽なものなんです。実のところ、TVディナーにはかなり悪いイメージを抱いていた私。まずい、チープ、高カロリー、アメリカ独身男御用達など、どうもネガティブなイメージがつきまとっていて、スーパーのTVディナー売り場(これが、なかなか大きいのだ)は、さっさとスルーしていたんです。でも、アメリカの食品市場で、これだけのシェアを誇っているTVディナー、B級の中のB級とでも言うべきこれらの食品、マニアを目指すB級ライターとしては無視する訳にもいかない、ってことで、やっと重い腰を上げてリサーチしてみたんですよ。そしたら、これがなかなか面白いことに気づきました。
第二次世界大戦後のアメリカのトレンドは、タイムセービング(キッチン電化製品の発明による労働時間短縮)とテレビジョン・ウォッチング。ここに目をつけた食品メーカー、スワンソン社のGerry Thomas氏が、「スワンソンTVディナー」を発明したのが1954年のこと。なんと今年で50周年なんですね。「テレビを見ながら食べられる、お手軽ディナー」ってことで、またたく間にお茶の間(アメリカだからリビングか)の人気を独占したTVディナー。市場に登場してから、わずか1年で1千万個も売れたんだそうです。最初のメニューは「ソールズベリー・ステーキ(ハンバーグの1種)」、「ミートローフ」、「フライドチキン」に「ロースト・ターキー」。それぞれにポテトとグリーンピースがついて、1つ98セントだったそうです。その後、電子レンジの発明によって(ちなみに私の誕生日は、マイクロウェーブ=電子レンジ発明記念日なのです)、さらに人気を重ねたTVディナー。今ではイタリアンやタイ、メキシカンなど新しい味も加わり、すっかりアメリカ文化の一部となりました。1987年にはスミソニアン博物館にも陳列されたTVディナー、なかなかあなどれない存在だったんですね。 *参考ホームページ:inventors.about.com
「歴史は分かったけど、実際のところ、味はどうなのよ」ってことで、早速食べてみることにしました。スーパー売り場には何十種類ものTVディナーが並んでいます。その中から安価なもの、比較的高価なもの、そして今流行りのローカーブ物(アトキンズの回参照)と、3種類を選んで食べ比べてみることにしました。まずは、セールで99セントと超安価なBANQUET社のChicken and Pasta Marinara Meal (チキンのフライ、マリナラソースパスタ添え)。$1を切る価格がちょっと不安を誘います。次は、パイで有名なMarie Callender's 社のTurkey Breast with Stuffing (ターキーブレストとスタッフィング、マッシュポテトとグレービーソースにクランベリー風味のサヤエンドウ添え)。約$5と高価? なだけあって、しっかりとしたつくりの箱はズッシリと重く、期待が持てます。最後は、LIFE CHOICE社のHearty Meat Loaf (ミートローフにブロッコリーとカリフラワーのチェダーチーズソース添え)、カーブ(炭水化物)はたったの17グラムとヘルシーです。 これらのTVディナー、食べる前は、「かなりカロリーが高いんだろうな?」なんて恐れていたのですが、実際のところチキンが420、ターキーが380、でミートローフが370カロリーとかなり抑え目。ビタミンや鉄分もそれなりに配合されていて、思ったよりもヘルシーです。
食べてみた結果、「どれも、思ったよりもちゃんとしている」というのが第一印象でした。手間はかからないし、栄養もある程度摂れるし、非常用にフリーザーにいくつか入れておいても良いかもね。テレビの前でコークをグイグイ飲みながらのTVディナーの試食は、アメリカ男になったかのような気分。でも、かなり楽しかったです。アメリカーンな気分を味わいたい方には、是非お薦めします。 (2004年10月取材)
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