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ハワイ歩き方事務局

ルースズ・クリス・ステーキハウス – グルメ・レストラン情報

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2007年05月01日

おいしくて、雰囲気も最高なレストランでの食事は、ハワイ旅行の楽しみの1つ。でも、お店のチョイスには迷うことも多いのでは? そこで、このグルメ・レストラン情報では、ハワイで最も権威のあるレストラン・アワード「ハレアイナ賞」(ホノルル・マガジン主催)に選ばれた名店やハワイの歩き方編集部が自信を持ってオススメするレストランを紹介します。

ルースズ・クリス・ステーキ・ハウス

Ruth’s Chris Steak House


ルースズ・ステーキ・ハウスと言えば、この存在感たっぷりの厚みのあるステーキ。迫力があります

ジューシーなステーキは、アメリカ料理の代表的な一品。ステーキが食べられるレストランはハワイでも数多くありますが、「最高級のステーキが食べられるレストラン」として、ロコやアメリカ本土の人から絶大な支持を得ているレストランといえば、「ルースズ・クリス・ステーキ・ハウス」です。「ルースズ・クリス・ステーキ・ハウス」は、その名の通りステーキ専門レストランのチェーン店。今から約40年前の1965年に、ニューオーリンズ州の小さな1件のレストランから始まったステーキ専門店は、その後アメリカ全土、海外にも店舗を続々と展開し、現在では100店舗以上にものぼる大型チェーン店へと成長しました。ルースズ・クリス・ステーキ・ハウス全店の1日のステーキ販売量を合わせると、なんと18,000皿にも上ります。オアフ島には、ホノルルにあるレストラン・ロウにもともとあった1店舗に加え、ワイキキにも新しい店舗がオープンしたので、早速取材してきました。


落ち着いた雰囲気の店内は上品なオールド・アメリカン風

●味もサービスも高級レストラン並のチェーン・レストラン
2007年3月22日(木)に、ワイキキ・ビーチ・ウォークという絶好のロケーションにオープンしたルースズ・クリス・ステーキ・ハウス。入り口から向かって左側にはバー・カウンターが、そして右側には奥行きがあるスペースにテーブル席と個室があります。落ち着いた配色のインテリアと上品な家具が、どこかオールド・アメリカンの雰囲気を醸し出し、ゆっくりとリラックスできる空間を作り出しています。ルースズ・クリス・ステーキ・ハウスはスタッフのきめ細かいサービスも高く評価されていますが、これはレストランの創始者、ルースさんが残した「自分が受けたいと思うサービスでお客さんをもてなしたい」、という言葉が今も受け継がれているのでしょう。彼女のこの精神は、ルースズ・クリス・ステーキ・ハウスが今のような大規模なチェーン・レストランとして成功するに不可欠であった「ゴールデン・ルール」として今でも大切にされています。


ミディアム・レアのステーキは、中身が見事にピンク色

●最高のステーキを作る秘訣は、惜しみない努力とこだわり
ルースズ・クリス・ステーキ・ハウスのこだわりは、最高級の素材を選ぶ所からはじまります。ここで使用している牛肉は、アメリカ中西部のコーンを飼料にして育てられたUSDA(アメリカ農務省)認定の最優良ビーフ。このビーフを、オリジナルのオーブンを使用して約980度で焼き上げます。熱々に焼きあがったステーキに余計な味付けは一切不要。シンプルに塩とこしょう、パセリ、そして仕上げにバターを吹きかけるのみ。こんなに簡単な味付けなのに、何か特別な特製ソースやスパイスをかけたかのように深みのある味わいが口中に広がります。全ては、肉の旨みを最大限に引き出す料理法を心得たステーキ専門店がなせる技。また、ルースズ・クリス・ステーキ・ハウスのステーキは、とても分厚い切り方にも特徴があります。この切り方にも理由があって、あまり薄く切ると焼いている最中に水分が必要以上に無くなってしまいパサパサした焼き上がりになるから、あえて厚く切るのだとか。計算されたこの厚みにも、ステーキを1番美味しく食べるためのこだわりがあるのですね。


プリプリした歯ごたえがたまらない大きなエビを使った「バーベキュー・シュリンプ」

●素材の一つひとつにまでこだわった前菜
ルースズ・クリス・ステーキ・ハウスの素材を厳選する姿勢は、ステーキ以外にも当てはまります。レストランで使う野菜は、できるだけ新鮮で安全なものを地元農家から仕入れています。トマトはハワイ島カムエラ産のトマト、マッシュルームはハマクア・マッシュルームと、味と鮮度にこだわって栽培されたブランドのみを選んでいるとのこと。また、周りを太平洋に囲まれたハワイの近海で採れる新鮮な魚介類を使ったメニューも見逃せません。ステーキ専門店なのに、前菜にはエビやマグロなどのメニューが並びます。マネージャーのお勧めの前菜は、バーベキュー・シュリンプ($12.95)。プリプリとした大ぶりのエビを使ったこの一品、食べるとエビの旨みがジューッと口中に広がります。また、量も多すぎないので、前菜にピッタリ。ルースズ・クリス・ステーキ・ハウスのメニューにのっている前菜やステーキの付け合せなどは、全てレストランの創始者、ルースさんのオリジナル・レシピを基にして作られています。どのメニューもレストラン発祥の地、ニューオーリンズ地域の料理のエッセンスがふんだんに盛り込まれているので、普段ハワイで食べる料理とは違った味付けのメニューを楽しめそうですね。


イチゴの酸味が絶妙に合うクリーム・ブリュレ

●ハワイでなかなかお目にかかれないレアなワインも充実
美味しい料理には、美味しいアルコールも一緒に楽しみたいという人も多いですよね。ここ、ワイキキ・ビーチ・ウォーク店では、数々の賞に輝いた最高級のステーキを楽しめるのはもちろんのこと、アルコール類もとても充実しており、シェフの特別ドリンク・メニューなども揃います。また、ルースズ・クリス・ステーキ・ハウスは、そのワインの種類の多さでも有名。常時100以上のワインが揃うセレクションの中には、ハワイではほとんど見かけないようなレアなワインが豊富に揃います。そのワイン・セレクションの充実ぶりは、地元の雑誌やメディアでも取り上げられるほど。

また、食後のデザートも、もちろんニューオリンズ地域のオリジナル・レシピを基にして作られているので、ぜひ試してみたいもの。まろやかな口当たりが印象的なクリーム・ブリュレは、ここの人気デザート。ほんのりとレモンの味が口に広がり、食べた後はバニラの風味が残ります。これならお腹にたまらないので、ステーキを食べた後でもペロリと食べられます。

本場アメリカのステーキを、落ち着いた雰囲気のレストランでゆっくりと食べることができるルースズ・クリス・ステーキハウス。オープンしたばかりのワイキキ・ビーチ・ウォークは、ロコにも大人気なので事前に予約をして行くことをお勧めします。

2001年の過去記事はこちら。

(2007年5月取材)

住所: 226 Lewers St., Suite 233 Honolulu, HI 96815
エンバシー・スイーツ・ホテル2階
駐車場: エンバシー・スイーツ・ホテル内のバレーパーキング
電話番号: (808)440-7910
営業時間: 17:00-21:00
予約: 事前に予約をしていくことをお勧め
休業日: 年中無休
1人分の予算 ディナー$35.00〜、(チップの平均は合計金額の18%〜25%)
お店の雰囲気 少しエレガント
こんな場合もOK 小さな子供OK、パーティ可
日本語メニュー あり
ホームページ(日本語): www.ruthschris.com

この記事が属するカテゴリー: アメリカンフード, レストラン
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