秋はグルメの季節。美味しいものを食べるとき、一緒に楽しみたいのがワインですよね。「でも、ワインの世界は深すぎてなんだか難しそう」なんて思っている方も多いのでは? 実は私もです。…なので、ハワイ歩き方は強力な助っ人を探し出してきました。自称「ワイン・ギーク(ワインおたく)」のStephen(スティーブン)に、ワインの世界への道案内をお願いしちゃいましょう。
秋のグルメ企画、ワイン・ギークのアロハ・ワイン(その2)
Wine Geek’s Aloha Wine Vol.1
●楽しいワインの世界に御案内! アロハ、読者の皆さん、ワイン・ギーク(ワインおたく)ことスティーブンです。 前回はワインのカラーと粘度について説明したけど、今日はさらに踏み込んで、ワインの香りと味について説明するね。 秋はワインが美味しい季節。ハワイでもいろんなワインに関するイベントが行われているんだよ。レストランやイベントで、スマートにワイン・テイスティングをこなすと、一目置かれること間違いなし。堅苦しく考えすぎず、奥深くワインの世界をのびのびと楽しんでみよう! |
●ステップ3、ワインの香り ワインの香りをかぐことと味わうことは僕たちの体のほとんど同じ部分でおこなわれるんだ。嗅覚中枢とよばれるこの部分は、ワイン・テイスティングでももっとも大事な部分なんだよ。でも、ワインのフレーバーというのは、香りと味の世界のなかでは、本当に小さな一角をなしているに過ぎないんだけどね。時にワインの味と香りはあまりにもほのかで、説明しがたいときもあるね。 なら、ワインの味を説明するのにはどうしたらいいんだろう…それは、練習、練習、練習あるのみ! 右のワインテイスティング・ウィール(ワインの味早見表)を使って、ワインの味を説明する言葉を勉強してみてね。ワインの香りをかぐときは、鼻をグラスに突っ込んで、深く香りを吸い込むんだ。なんども繰り返して、早見表のなかでしっくりする表現を探してみてね。 間違いは恐れなくていいよ。友達と一緒に、レストランで、イベントで、どんどんテイスティングしてみよう。お店の人やエキスパートに聞くのもいいね。友達にも聞いてみてね。だって、それぞれの人は、違った香りを発見するものだからね。 |
●ステップ4、味わってみよう あとからゆっくり飲むことができるんだから、最初はちょっと口をつけるだけだよ。ワインをかぐのとほとんど一緒のプロセスだけど、「香りではなく味として感じられるものは?」または、「味ではなく香りとして感じられるものは?」と考えながら飲んでみて。一口、また一口、ありとあらゆる味がワインを構成していることがわかるはずだよ。 次回はワイン・テイスティングの終わりの部分を紹介するからね。お楽しみに!
(2012年9月更新) |
コメントを残す