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■主人は超わがままハーレイ好き♪
今回はちょっと恥ずかしいのですが主人を紹介します。ニックの仕事はヨット･マスター。きっと聞きなれない職業だと思います。クライアントのボートのメンテナンスをしたり、海に出るときに必ず同乗する仕事です。かっこよく言えば海と船のプロですかね〜(笑)。ニックは始めからヨット･マスターだったわけではなく、建築技師の仕事をしていました。子供の頃から海のスポーツとメカが大好きで、人の船のメンテナンスを手伝ったり、一緒にセーリングレース、スポーツ･フィッシング、クルージング、ダイビングに行くうちに趣味が仕事になったそうです。あだなはハワイアン･ダンディー。大きなアヒ(マグロ)と格闘する姿や、細いわりに腕力があるところが映画「クロコダイル･ダンディー」を彷彿させるようです。

釣りバカとして知られるニックですが、実は他にもたくさん趣味がある道楽者です。スカイダイビング、射撃、サイクリング、そして、ハーレイ･デイビッドソン(日本ではハーレー･ダビッドソンとしてよく知られてますね)をこよなく愛するバイク野郎なのです。大事にするあまり、家のド真中に彼のハーレイは飾られています。機嫌の良い日は家の中でエンジンもかけるのです…　私はこの掘っ立て小屋がいつ壊れるかハラハラドキドキして毎日暮らしています。トホホ…1つだけ確かなのは、我が家で１番高い家具がこのハーレイだということです。

このハーレイは友人の持ち物でした。その友人が5年前に酔った勢いで庭の仕事を手伝っていた若者にただであげちゃったのです。売る時は必ず声をかけてくれと言っていたニックは激怒。それから彼の執念深いストーカーぶりが始まりました。そして3年後、私こと奥様の愛用車グランド･チェロキー、プラス$$$と交換することに成功。私はそれから1年半、自分の車のない生活を送ることに…

今は幸せいっぱいのニック。このハーレイにはデカデカとしたマークなどなく、シンプルな装備に仕上げていてエレガントです。元持ち主の奥様でさえ、歴代所有したハーレイの中で1番のお気に入りだったと言います。最近、後ろの座席のクッション部分を少し加えたので、2人乗りをしても座りごこちが良くなりました。

みなさん、私の話を聞いたら、自分のご主人が神様のように見えたのではないでしょうか〜?!

(2010年3月更新)