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Eriko
人気連載「えりこのカレッジ・マム奮闘記・イン・ハワイ」

第13回 ハワイの平等院に行ってきました(前編)!

投稿者: Eriko 更新日:2010年03月09日

カレッジ・マム奮闘記・イン・ハワイ

アロハ、えりこです。アメリカ人の夫と日本で国際結婚後、夫の転勤で日本からハワイへ来てはや17年。ハワイで出産した子どもたちもあっという間に成長して、今年8月から中学生と高校生に! そして私も、子どもたちに負けじと5年前ほど前から大学に通いはじめました。来年卒業を目指して、子育てとライター業の合間に学業に励む苦学生、「カレッジ・マム(母さん)」ことえりこの奮闘記をお楽しみください。

えりこのカレッジ・マム奮闘記・イン・ハワイ 第13回 ハワイの平等院に行ってきました(前編)

山と緑の中にひっそりと佇む、カネオヘの平等院テンプル

ハワイの感謝祭

海外に住んでいると、自分が生まれ育った国について違った観点からみるチャンスにめぐりあえることが多々あります。大学のクラスでも、日本にいるときは気づかなかったことや、外国人から見た日本を知ることができて面白いです。ところで私、今学期は、日本史「ジャパニーズ・カルチャー」を受講中。今回は、このクラスの「紫式部と源氏物語」プロジェクトのために訪れた、ハワイの平等院テンプルをレポートします。

2月中旬の暖かな午後、オアフ島東海岸カネオヘの「バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアル・パーク」にある平等院テンプルへ行きました。自宅のあるオアフ島西部カポレイからH3(高速道路)に乗り車で約30分、高速を下りカへケリ・ハイウェイへ。ヤシの木が並ぶエントランスを目印に、メモリアル・パーク(墓地)のゆるやかな坂を登っていくとお寺に到着しました! 

アメリカ料理

お寺に入る前に教授が一言、「お寺の中ではただボーと歩かないように! 光源氏になったつもりで、『もののあはれ(物の哀れ)』を感じながら歩くようにね〜」と。「!?」。ゲートをくぐり赤い橋を渡っていると見えてきました! 深緑のコオラウ渓谷を背景にひっそりとたたずむ平等院が。

ハワイ平等院テンプルの由来は?
ハワイの平等院テンプルは、42年前の1968年7月に、日本人移民100年の歴史を祝うために建立されたそうです。7エーカーの広々とした敷地内には、庭園の他、ベル・ハウス(鐘つき堂)、メディテーション・ハウス(瞑想の場)、人工の滝やティーハウス(茶室)なども。なお、この庭園は、日本国外の日本庭園のなかで一番広いそうです。お寺の福原住職のお話によると、この平等院の建物は、有名な日本の建築家のデザインで、ハーモニー・ウィズ・ネーチャー(自然との調和)をテーマに、ひとつひとつの装飾が個性的に創られているとか。また、建物のサイズはオリジナルの宇治の平等院の約半分だそうです。

アメリカ料理

本堂の入り口には、しっかり「Please take off you shoe (靴を脱いでください)」のサインが!? お寺の訪問客は日本人より西洋人が多いようで、なんとなく納得がいきます(笑)。お寺の本堂には、大きなゴールデン・ブッダ(仏像)が座っています。18フィート(約5.4メートル)もあるこの仏像は、日本の仏像のレプリカではなく、ハワイの平等院のために彫られたオリジナルだそうです。「西洋のパラダイスのブッダ、阿弥陀仏」を象徴しているといわれるこの仏像、その優しい趣と穏やかなお顔を見ているだけで癒されました。

後編に続く...

(2010年3月更新)

 

ハワイ在住カレッジ・マム、えりこのプロフィール

カレッジ・マム、えりこ オアフ島西部カポレイに夫、2人のティーンの息子、愛犬モモと暮らす。シネマ・オタクな本人とは逆に、夫ジョンはダイバーでアウトドア大好きな海の男。長男スカイは音楽をこよなく愛するギター小僧。また、弟のハンターはビデオ・ゲーム大好きなサッカー少年である。現在ライター業の傍ら、カウンセラーになる日を夢見て、ハワイ大学ウエスト・オアフ校で心理学の学士号を取得中。卒業予定は2010年秋。

カレッジ・マム、えりこへのファンレターはこちらへどうぞ。editor@hawaii-arukikata.com

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