ハワイのホテル、グルメ、ショッピング、オプショナルツアーなどの旅行情報 ホノルルから「ハワイ観光に役立つ最新情報」を毎日更新

■ハワイに住んでいても、日本人の心を忘れたくない！

フラ・ホウラウナ大会の翌日、日本の方たちはフラのワークショップを受けられたようです。そして、その夜はワイキキにあるハワイ・コンベンションセンターでパーティが行われました。前日の大会の様子などがスライドショーで映し出されたり、ワークショップで習った曲を皆さん披露する事になっています。私のクムのワークもありました。食事が終わってフラシスターのナオミちゃんとお手洗いにたったところ、廊下で見覚えのあるカヒコを踊っている人たちがいます。その横でチャントをしているのは私たちのクム。クムのワークを受けた方たちが発表前の練習をしていたところ、クムが通りがかり指導をしていたようです。当然の如く、私たちはクムに呼び止められ、引き継ぐ事に。ちょっとしか見てあげていないのに、何度も何度もお礼を言われ、逆に恐縮してしまうほどでした。帰りがけにもお礼を言われ、「日本人ってやっぱり律儀だなー」と妙に感動、「私も日本人の心を忘れないようにしよう」と心に誓いました。

■ハワイで思い出深い再会！

飲んだり食べたりしながら、楽しい時間は最後まで続くと思われましたが、ここで私たちにまたドッキリ企画が待っていました。ワークを受けた方たちと「一緒に舞台へ上がって踊れ」との指示が。来るはずだったフラシスターが何人か欠席したため、ジュリーとナオミちゃんと私の3人しかいないんです。しかもオリ（ハワイ語の詠唱）付き。ローカルに混ざって私たち日本人が、オリを唱えるのは何とかなるけれど、どんなに練習しても日本人特有の訛りは、ちょっとやそっとで直るものではありません。かと言って、3人しかいないので小さな声でする訳にもいかないし、気分的には大ピンチ！ どうカバーするか、なけなしの表現力と、自信を持って大きな声でオリをするしかないと腹をくくり舞台へ。クムは人気があるようで、舞台にはかなりの人数が上がっていました。その前に3人で立ち、ジュリーのリードで私たちがオリを唱えました。「クムに恥をかかさないように！」　私の頭の中はそれだけでした。もちろん解る人にはばっちり解ってしまってると思いますが、出来る限りの努力はしたので私的には満足です。楽しかったけどこの2日間ドッキリの連続。しかし、私にはもう一つドッキリがありました。このパーティでなんと、高校の同級生にバッタリ。何年振りかは年がばれてしまうので伏せておきますが、とにかく凄い久しぶりの再会。彼女が私に気づいて話しかけてきてくれました。全然変わっていないからすぐ解ったとのこと。そんなに変わってないのかな私？　彼女は今、日本でハワイアン・カフェを経営しながらフラを教えてるそうです。さらに、私のフラ・ブラザーが日本に滞在していた時、彼女のお店に良く行っていたとか。そんなところでも繋がっていたとは！　いやー、フラの世界は狭い！　また、誰かとこんな再会があるかもしれないと思うと、楽しみが一つ増えた気がします。 (つづく)

(2008年9月更新)