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Akiko
人気連載「ハワイに感謝!キョーコと明子のローカル自慢バトル」

バトルその7:ハワイの募金活動

投稿者: Akiko 更新日:2016年04月21日

Kyoko & Akiko's "Mahalo Hawaii" vol.7 Hawaii's Fundraiser and Donation

話題の人気ショップよりも、近所のパパママストアや老舗店をこよなく愛し、サイミンにはからし醤油をつけ、キカイダーに敬意を払い、ピジン英語もお手のもの …。そんなハワイのローカルライフにどっぷり浸かったライターのキョーコ(地元日本語日刊紙「ハワイ報知」元記者)とMyハワイ編集部明子(地元日本語月刊誌「ハワイパシフィックプレス」元記者)が、ハワイへの感謝の気持ちをこめてお送りするこのシリーズ! 観光情報とはひと味ちがう、目抜き通りから1本奥に入った知られざる、そして愛すべきハワイのローカル情報をお届けします。毎回テーマを決め、それについて綴ったエッセーでローカル度を競うローカル自慢バトル。2人とも友情にひびが入る覚悟で臨む真剣勝負です。応援よろしくお願いしま~す。2人のプロフィールはこのページの一番下をご覧くださいね。

■先攻・キョーコ:大変だけどアロハがいっぱい

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春になりますと、ハワイでは募金集めを目的とした学校主催のファンフェアや文化祭などがあちこちで開かれますね。

世界一の寄付大国ともいわれているアメリカ。大規模なイベントだけでなく、職場や学校、街頭でもさまざまな募金活動が常時行なわれています。

ワタクシがかつて働いていた職場でも、「子どもの学校の支援活動」とか「孫のサッカークラブの遠征資金」などといった名目で、チョコレートやクッキー、ジッピーズのチリ引換券などを「悪いけど買って〜」とよく頼まれたものです。

たまに高額のギフト用ラッピングセットなど、「寝たふりしてスルーしてもらおうかな」と思いたくなるような品もありますが、やはり寄付大国、みなさん快く協力しております。そして小心者のワタクシも「素敵な包装紙だね〜」などと言いながら、購入するのでございます。

娘が小学校に入ると、協力する側から協力してもらう立場に代わりまして、まあ、こういうことが大大大の苦手なワタクシ、学校から「募金キャンペーン」の通知をもらうたびにげっそりしております。

最近では学校から各家庭に募金活動用の商品の引換券数枚が(勝手に)郵送されてきまして、売上金をまとめて学校に提出することになっています。引換券と一緒に「強制ではありません。募金活動に不参加の場合はチケットを返送してください」というメモが入っていますが、自分の子どもがお世話になっている学校ですもの、「協力したくないから、チケット返すわ」なんてことは出来ませぬ。辛いところです。

そして結局ノルマの引換券を自分で購入、もしくは義母に強制的に買わせております。いつだったか、フリフリチキンを8食分も買うはめになり、コンドミニアムの同じ階に住む人たちに配って回りました。

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ファンフェアやカーニバルを開催して、一気に寄付金を集めようという企画は、モノを売るのが苦手な父兄には助かります。ワタクシもこういう募金活動には積極的に参加するようにしています。

今年の募金イベントでは夫と一緒に「サイミンスタンド」にボランティアとして参加し、3時間半の間、夫はもくもくと容器にだし汁を注ぎ入れ、ワタクシはサイドディッシュの焼き鳥をホイルでもくもくと包みました。

先日、娘のバレーボールコーチの高校生の甥御さんに脳腫瘍が見つかり、米本土の病院で手術することになったため、高額の医療費を援助しようと募金集めのイベントが開催されました。

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会場ではフードトラックが料理を提供、地元で活躍中のハワイアンバンドやエンターテイナーも参加し、盛大に行なわれました。アロハスピリットに満ちたこういうイベントに参加するたびに、ハワイの人たちの温かさを実感します。

娘がスポーツを始めたので、これからますます募金活動が増えることでしょう。できれば「モノを売る」活動ではなく、ひたすら汗水たらして働く…そうそう、洗車キャンペーンなどがよろしいかと思います。ビキニギャルによる洗車は多額の寄付金が集まるという噂ですが、明子さんいかが〜?

■後攻・明子:こんな形の募金活動も!

さすがキョーコさん、ありとあらゆる募金活動に参加しておられるのですね。私自身には子どもがいないため、学校系の募金活動はもっぱら寄付する側なのですが…そういえば、大学のとき、クラブ活動の資金集めのために、先ほどキョーコさんが言われた「ビキニで洗車」に参加させられそうになったことがあります。しかし…「大学生がビキニ洗車とはいかがなものか?」と、上層部からやんわりと反対が出て、普通のTシャツでの洗車と相成りました。ホッ。

ハワイではこのように、学校や団体の活動資金を捻出するのに、ファンドレイズと呼ばれる資金集めイベントがしょっちゅう行われるわけですが、これって本当に良い習慣だと思うんですよね。ただ強制的に寄付を集めるのとはちがって、寄付するほうもされるほうも、双方共に楽しく満足感もある、と。やはりボランティア精神が行き渡っているアメリカだからこそ、成り立つことでしょうけれどね。

楽しく満足感がある思い出といえば、盆ダンスクラブの活動資金集めのために「スパムむすび」と「沖縄そば」をひたすら作って売ったことかな? 準備を通じてメンバーの結束はさらに固くなり、当日買いにきてくださった人たちからは「美味しい」との言葉を次々とかけてもらい、疲れたけど皆が笑顔になれるイベントでしたね。打ち上げのビールの美味しかったことときたら!

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ファンドレイズの仕組みとしては、「物を仕入れて売り、その売り上げを寄付にまわす」というもの。ただし、物を仕入れるだけではなくて「サービスを行って、そのサービスに対する対価を支払ってもらい、それを寄付にまわす」という形も成り立ちます。そのサービスとはマッサージやマジック、歌など。自分の特技を披露してチップを集めるため、元手がかからないところがいいですよね。

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5年前、東日本大震災が起こったとき、ハワイ在住の私たちは日本に義捐金を送るため立ち上がりました。ハワイ在住の大物ミュージシャンたちが集い、「Kokua for Japan(日本のために協力を)」と題した大規模なチャリティ・コンサートを行いました。その他にも官民両レベルで、それはもう数限りない募金イベントが行われたのを覚えています。

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私たち編集部も、皆から不要品を集めて、我が家でガレージセールを行い、その売り上げをすべて義捐金としてハワイ日米協会を通じて赤十字に寄付しました。すべて寄付目的でしたので、お値段は買い手のみなさんに付けてもらったのですが、どの方もとても良い値段をつけてくれて、あらためてハワイの人々のボランティア精神に感動したものです。また、募金箱にいくらかのお金を入れてくださった人も多数おられました。結局総計で$330ほど寄付することができて、ついでに不要品も一掃でき、まさに寄付するほうもされるほうも、双方に良い効果をもたらすことができたのではないかと自負しています。

ここでお知らせです! 実は私たち編集部、このたびの熊本地震で被災された方々に何か出来ないか…ということで、再び4月23日にガレージセールを行うことにいたしました。詳細はMyハワイのニュースで近々発表いたしますので、ご一読いただけたらと思います。

(編集部より:このたびの熊本地震災害による被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。ALOHA)

キョーコのプロフィール

キョーコ

神奈川県の鵠沼生まれ、茅ヶ崎育ち。丙午のバブル世代。
1988年からハワイ在住。日本語が飛び交わない米本土の田舎町に留学しようとしたが、父親に猛反対され、交渉の末に決まった留学先がハワイ。

家族

学生時代に知り合った韓国/日系4世の夫と、40歳目前でやっとこさ授かった娘の3人。大規模な再開発計画が進行中のオアフ島カカアコ地区在住。

ローカル歴

1991年からハワイ観光局マーケットリサーチ部にインターンとして勤務、翌年からフルタイムのアジア太平洋地区担当職員に採用される。ローカル率95%の職場で、ハワイアンカルチャーやピジン英語、さらには「仕事は楽しく、職場にはおやつ常備」の精神を学ぶ。

入社5年後、マーケットリサーチの仕事が外部委託されることになり、部署解散。翻訳業などを経て、1998年から創業1912年の日本語新聞社「ハワイ報知」に編集部員として勤務。日系退役軍人や県人会、ゲートボールクラブ、舞踊団体、文化交流グループ、日系食料品店など、さまざまな分野の取材を通じてローカルライフにどっぷりと浸かっていく。

ハワイに支部がある日本の俳句結社「ゆく春」の主宰と取材を通じて知り合い、俳句に魅せられる。数年に渡る主宰からの添削指導を受け、時間のあるときに「ハワイ歳時記」をもとにハワイらしい俳句をぽつぽつと詠んでいる。最近短歌をはじめた明子女史にライバル意識をメラメラと燃やしている。

2013年思い切ってフリーランスに。ハワイ報知のほか、ハワイアン航空機内誌「ハナホウ」やMyハワイなどでローカル情報やハワイアンカルチャーに関する記事の執筆、翻訳作業に関わる。

好きな言葉

ハワイアンスタイルバンドのヒット曲のタイトルにもなった“live a little(もっと人生楽しもう)”。更年期とミドルエイジクライシス(中年の危機)に陥り気味の自分に言い聞かせている。

キョーコのブログはこちらからご覧ください。

明子のプロフィール

明子

福岡県福岡市生まれ大阪府堺市育ち。
現在はオアフ島モアナルアバレー在住。同じくバブル世代。1999年からハワイ在住。

家族

夫(中国、ポルトガル系、その他もろもろ。ハワイ島カウ生まれ、オアフ島パウオアバレー育ち)。義母(ポルトガル系。ハワイ島カウ生まれ)。子なし。

ローカル歴

大伯父2人がハワイ島のプランテーションに移民。1人は日本に戻るが、もう1人は契約終了後もハワイに残り、オアフ島で内装業を営む。子ども時代より、大伯父から送られたマカダミアナッツなどに親しみ、ムウムウ着用。大学時代、オアフ島リーワードに居住していた叔母の家を訪ね、一瞬でハワイの虜に。将来ここに住むと一人誓う。

1994年、語学研修にハワイへ。3ヵ月のつもりが縁あって1年半滞在。その後就職し貯金に励み、1999年ハワイ大学(UH)アジア太平洋研究科に入学。大学&大学院と通算7年通う。学生時代にMyハワイ(当時はハワイの歩き方)にて、大食いクラブ会長A子の名前でB級グルメ情報やB級生活情報などを連載。ハワイのパパママストアをこよなく愛するようになる。

並行してハワイ出雲大社でボランティアをはじめ、その縁でHawaii Pacific Pressでインターン&弟子生活。弟子生活は10年以上にも及び、442連隊、MISなどハワイならではの歴史に心惹かれるようになる。また、YOH(ヤング・オキナワンズ・オブ・ハワイ)という盆ダンスクラブにも加入。退部した今でも沖縄系の盆ダンスの振り付けはばっちりで、あまりの踊りっぷりに驚かれること多数。

某取材でキョーコさんを紹介され、年齢が同じ&共通点多数で意気投合。Myハワイに誘う。紆余曲折を経て、今回の連載が実現。キョーコさんの俳句に対抗したわけではないが、昨年、隔月短歌同人誌「ふゆみどり」を何気なく手に取りいたく感激、ハワイ短歌会に入会。久々の若手気分を味わっている。

好きな言葉

“If can can if no can no can (やれたらやるし駄目なら駄目、気楽に行こうぜ的なピジンのスラング)”。

この記事が属するカテゴリー: ハワイ暮らし・その他, 暮らし, 特集
関連キーワード: ハワイ, ハワイのローカル文化, ファンドレイズ, 募金活動,


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3 responses to バトルその7:ハワイの募金活動

  1. コメントありがとうございます。非常に励みになります。まだいまのところ友情にひびは入っていませんが、これから本気出してまいりますので、楽しみにしていてくださいね〜。また闘ってほしいテーマがございましたらお知らせください。これからも宜しくお願いします。

  2. 匿名様、素敵な書き込みありがとうございます。
    気軽に参加できるボランティア活動がたくさんあるのは、素晴らしいですよね。
    私たちの編集部員はビーチ清掃のボランティアなども主催しているんですよ。
    また、Myハワイ編集部でボランティアを行う計画も立ててます。予定が合えば、ぜひご参加下さいね。
    これからもどうぞよろしくお願いします。

  3. ハワイの(アメリカ)ボランティア精神には頭が下がります❗
    しかも寄付する側も寄付を募る側も楽しんでやっている(笑)
    最高な事ですね☺見習いたいですね❗
    助け合い精神、勉強になります。
    キョーコさんと明子さんのプロフィールを観て、俺も益々Hawaiiに住みたいと思いました。Hawaiiは毎年行かせて頂いてます????行く度にロコやハワイに観光で来ているアメリカ人に親切にして貰ったり❗と本当に感動します☺ これからもHawaiiの情報ヨロシクお願いします☺

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