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人気連載「ハワイ島写真日記」

第5回 冬の楽しみ

投稿者: Kaori 更新日:2013年02月28日

三谷かおりのハワイ島写真日記

ハワイ島写真日記  第5回 冬の楽しみ

草の根パハラ花火大会。ハデハデしくないのがいいんだなあ

去年の秋は例外的にすごくよいお天気が続いた。11月は一年で一番雨が多い月なのに、毎日青空のビーチ日和だった。

その分、雨は空にたまっていたに違いない。12月と1月はずっと雨だった。2月になって、ようやく時々晴れ間が見えるようになっても、天気は一時間ごとにくるくると変わる。降るとなったらあきれるぐらいドバッと降る。排水が追いつかなくて、雨樋の端から滝のように流れ落ちている。そして、寒い。こんな風だから、出かけるのがとても億劫で、すっかり出不精になってしまった。

家にじっと居られる日は、朝から暖房に火を入れて、居間でゴロゴロしている。冬のヒロは暖房が要るぐらい冷えるのだ。とはいえ暖房器具なんて充実していないのがハワイ。我が家とて、唯一の暖房手段は、築五十年を越える古めかしい暖炉だけだ。

びっくりするかもしれないが、ハワイの古い家には暖炉がある家が意外に多い。ヒロもそうだし、オアフ島ではマノアとかヌウアヌでもそんなお家をたくさん見かける。薪集めも掃除も面倒で、まったく原始的な暖房手段だけど、実のところ、私はこの“自宅キャンプファイヤー生活”にすっかりはまってしまっている。

なんてったって直火の力は偉大なのだ。我が家の暖炉は50センチ四方あるかないかの小さなものだが、火をつけてものの10分ぐらいで、あっという間に家全体が暖かくなる。セントラルヒーティングもオンドルも顔負けだ。おまけに湿気も取ってしまうので、雨続きでもカビ知らず。雨の多いヒロやマノアに暖炉のお家が多いのは、それも理由のひとつかもしれない。それに、焚き火というもの見ているだけで不思議に楽しい。我が家に来る友人もみんなやたらと薪をくべたがるし、人は大人になっても火遊びって大好きだ。原始の血が呼ぶのか本能なのか。火が好きな動物って人間だけらしいが、なんでなんだろう? ともあれ、毎日のように暖炉を使う暮らしをしていて、 火起こしだけはずいぶん巧くなった。どなたかキャンプで火起こしの手が必要だったらどうぞいつでも声を掛けてください!

まずは暖かい飲み物を入れて、暖炉の前にパソコンを持ってどっかり座る。仕事もメールも読書もご飯も冬の間はここが定位置。日本のこたつも偉大だが、ハワイの暖炉もなかなか負けずにいいものです。

※今月の写真:松ボックリはよく燃えるので火種に使われて、こちらではなんとホームセンターみたいなところで売ってるのです。

(2013年2月更新)

三谷かおり

ハワイ島在住のフリーランス・ジャーナリスト。日本で数々のムック、雑誌企画等をプロデュースした後、1999年博多よりハワイに移住。現在は著述家、カメラマン、メディアコーディネイターとして日米の雑誌やTV番組等の制作に携わる。プロデュースしたムックに『九州の宿』『美味本(おいしんぼん)』『九州冒険王』(プランニング秀巧社刊)など。撮影・著述ではエスクワイア、クレア、エココロ、アンアン、エル・ジャポン、ハーパス・バザー、素敵なフラスタイルほか多数。
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三谷かおり

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