![]() |
|||||||||
ハワイの歴史、気候、地理などを扱った「知識編」と、ハワイに旅行する人にとっての必須トピックを扱った「実践編」にわけてお届けする「ハワイの基礎知識」。取り上げて欲しい内容がありましたら、編集部宛にお知らせください。オアフ島のビーチ その3<ノースショア&西海岸編>「目指せ! ビーチの達人」もいよいよ最終回。 PART3では、絶好のサーフスポットが連なり現在シーズン真っ盛りのノースショアとローカル色の濃い西海岸のビーチから、代表的なビーチをいくつかピックアップしてご紹介しましょう。どちらの方面もワイキキからは少し遠いので、レンタカーを利用して、ドライブがてらでかけてみるのがおススメです。 ノースショア ●サンセットビーチ その名の通り、美しいサンセットで知られるこのビーチは、サーファーでなくても一度は訪れてみたいノースショアを代表する人気ビーチでしょう。とはいえ、ビーチパークになっている訳でもなく、ビーチ名を記したサインもありません。H-2〜ハレイワ経由でワイメアバレーやフードランドなどを過ぎしばらくすると、道路沿いにサンセットの名が付いたカフェや店が何軒か現れるのでそれが目印。間もなく左手にライフガードのタワーとヤシの木が翻る美しいビーチが開けたら、そこが目的地。トイレやシャワー、大きな駐車場も道路を挟んだ山側に何年か前にやっと整備されたばかり。(ビーチ側に、以前から駐車スペースはありましたが...)素っ気無いほどに何もないビーチなのです。 でもここには本当に美しいおおらかな自然が広がっています。冬のサンセットビーチは、10フィート(約3m)を超すビッグウエイブが押し寄せ、パイプライン、ワイメアと並ぶ超エキスパート向けのサーフポイントとして有名ですが、夏のビーチは穏やかそのもの。晴れ渡った青空の下、大きなヤシの木が揺れサラサラしたキメの細かい砂浜が広がったビーチは本当に静かでのんびりした雰囲気に満たされています。キラキラと輝く青い海は信じられないほど澄み切っていて、シュノーケリングに最適ですよ。ワイキキの喧噪とはまったく別世界のハワイらしさがきっと満喫できるはずです。ライフガードも常駐しており子供連れでも安心ですが、ビーチには売店などはありませんのでご注意を。(道路の山側にちょっとしたお店があります。) また、昼間はそれなりに賑わいますが夕方には人出はめっきり少なくなりますので、あまり遅くならないうちに帰路に着くことをおすすめします。 ザ・バス利用の場合は、アラモアナから52番サークルアイランドに乗り約2時間。ワイメアバレーを過ぎ10分ほど。ただしビーチの標識はないので、ドライバーに知らせておけば、降車のタイミングを知らせてくれます。 ●ワイメア・ベイ・ビーチパーク ワイメアバレーの海側に作られたビーチパークがここ。ワイメア湾はU字型に入り込んだ内海になっており、夏場は絶好の海水浴場としてロコたちに人気の場所です。ビーチパークとして整備されていて、駐車場、トイレ、シャワーなどを完備。プレートランチの屋台もあり、芝生のエリアにはピクニックテーブルもあります。 広い砂浜と穏やかな海が広がる風景は風光明媚という形容詞がぴったり。穏やかな海は透明度もバツグンです。しかしこの静かな海も冬になると表情が一変。20フィート(約6m)を超すとてつもない大波がたつ海は、鍛え抜かれた世界最高峰のサーファーのみが入ることを許される場所となります。ハイサーフのシーズンは遊泳禁止になることもしばしば。でも、冬のノースの大波は見るだけでも最高にエキサイティング。チャンスがあったらぜひ、出かけてみてください。ただし、大渋滞は覚悟! ワイメアに大きな波がある時は、ハレイワを過ぎたあたりからワイメアまで延々と渋滞なんてことも珍しくありません。 ザ・バスの場合は、サンセットビーチと同様、アラモアナから52番サークルアイランドを利用。 ●ハレイワ・アリイ・ビーチパーク サーファーの町として知られ、オールドハワイを偲ばせるノスタルジックな町並みが観光客に人気のハレイワ・タウン。ハレイワ・アリイ・ビーチパークは、メインストリートを抜け古い橋の手前を左折して少し行った右側。町の北側のはずれに位置しています。 駐車場、シャワー、トイレなどが整い広々としたビーチパークは、とてもローカル色豊かでのどかな雰囲気。ファミリー揃って遊びに来るロコの姿が多く見受けられます。ハレイワ観光のついでにちょっと足を伸ばして、リラックスしたひとときを過ごすのに最適です。夏は静かな海も、もちろん冬は最高のサーフスポットへと変身。世界的なサーフィン大会も開催されるハレイワは、ノースショア・デビューを目指すサーファーにとっての登竜門であるとか。 ザ・バスで行く場合、ハレイワ・タウンまではアラモアナセンターから52番サークルアイランドに乗って約1時間30分。 西海岸 ●コオリナビーチ オアフ島西部の高級リゾート、コオリナ/イヒラニ地区にある人工のビーチ。アクセスはこちらもレンタカー利用がベストです。コオリナリゾートの入口にはゲートがありますが、係りの人に「パブリックビーチに行く」(英語でBEACHとひとことでOK)と言えば、通してくれます。海岸線に沿って一定の間隔で作られた4つの美しいビーチは、どこもすべてパブリックビーチです。マリオット前に広がるビーチだってだれでも利用することができるんですよ。入り江状になっているので海はとても穏やか。のんびり寛ぐロコの姿がちらほら見える程度で、混雑とは無縁の世界が広がっています。 敷地内のメインの道路をみちなりに進むと、マリオット側から順番にそれぞれのビーチへと続くアクセスロードがあるので、お気に入りの場所へと車を進めてください。駐車場、トイレ、シャワー、更衣室などがそれぞれに整備された4つのビーチは遊歩道で繋がっていて、端から端まで海からの風を受けながらのんびりと散歩することもできます。遊歩道の周囲には花が咲き、青い海と白い砂浜、そして緑の芝生が美しいコントラストをみせ、高級リゾートの雰囲気いっぱい。ワイキキとはひと味違った、ネイバーアイランド的リゾート気分が満喫できるビーチなのです。 ●マカハ・ビーチパーク コオリナを過ぎ海岸沿いにひたすら北上して行くと、ナナクリ、マイリなどいくつかのビーチや町を通り抜け、やがてマカハへと到着。ビーチの北側に立つ大きなコンドミニアムが目印となります。毎年2月にはロングボード・サーフィンの大会が開かれるほど、ロングボードのメッカとして有名なところですが、ふだんはそれほど人出も多くなく静かで落ち着いた雰囲気のビーチです。ロングボードサーフィンを楽しんだり、木陰でのんびりしたりと、思いっきりハワイアンな気分に浸れるローカルティストたっぷりなビーチ、それがマカハ。 ただしいくらのんびりムードとはいえ、このあたりの治安は観光客にとってけっして良いとはいえません。特にレンタカーの場合、車上荒らしに狙われることも多いのでくれぐれも注意してしてくださいね。 ザ・バスで行く場合は、アラモアナセンターから40番マカハビーチ行きに乗り終点で下車。約1時間45分。ダウンタウンから93番または93番Aのワイアナエ・コースト・エクスプレスも運行中。 ●ヨコハマベイ ビーチの達人を目指すなら、ドライブがてらぜひ足を延ばしてみたいのが、マカハビーチのさらに先にあるヨコハマベイです。残念ながらバスのルートはマカハまでしかないのでレンタカーで行くしかないのですが、透き通った真っ青な海と真っ白なビーチが広がるヨコハマベイは、オアフ島の他のビーチとはまた違う美しいハワイの風景を見せてくれます。 また、ヨコハマベイとその手前のマクアビーチの沖は野生のイルカの群れが見られることでも知られていて、朝10時過ぎくらいまではビーチからでもかなりの確率でイルカを見ることができるでしょう。ただし、週末でも人影はまばらで、はっきり言って治安が良好という訳ではないので、このあたりのビーチはちょっとだけ眺めてみる程度にしておきましょう。 余談ですが、レンタカーを借りる時は人身、物損保険だけでなく、車両や盗難保険にも必ず加入したいものです。また車内に物を残さない、駐車してからトランクに物をしまわないといった、車上狙いを避ける基本はビーチに限らずどこのパーキングでも忘れないようにしてくださいね。 (2000年12月現在)
|
|||||||||