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ハワイ歩き方事務局
人気連載「ノースショア攻略法」

その1

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2002年11月11日

ハワイの歴史、気候や地理などを扱った「知識編」と、旅行者にとっての必須トピックを扱った「実践編」に分けてお届けする「ハワイの基礎知識」。取り上げて欲しい内容がありましたら、編集部までお知らせください。

ノースショア攻略法

どこか懐かしい町、「ハレイワ」

サーフィンの聖地、「ノースショア」

サーファーの聖地、オアフ島ノースショア。シーズン本場の冬を迎えると、人の背丈の数倍もあるビッグ・ウエーブがビーチに押し寄せてきます。そんなノースショアの西に位置し、ゲートウエイともいえる小さな町「ハレイワ」はサーフィンのメッカとして世界中から多くのサーファーが集う町。最近では、観光スポットとしても大いに注目を集めています。古くはサトウキビやパイナップルのプランテーションの町として栄えたハレイワ。中心部を貫くメインストリート沿いには、今でも当時の面影を色濃く反映したノスタルジックな街並みが残り、町全体に漂う素朴でひなびた雰囲気が昔を偲ばせています。近代的なワイキキとは趣が異なるヒストリカル・タウン「ハレイワ」で、古き良き時代のハワイを彷彿させる風情をたっぷりと堪能してみてください。

●ハレイワへの行き方

「ノースショア」への目印ともいえる名物の看板

ホノルルからフリーウェイH-1WEST 、H-2を経由し、カム・ハイウェイ(カメハメハ・ハイウェイの通称)へと車を走らせ、パイナップル畑の真ん中に見えて来る「ドール・パイナップル・パビリオン」を過ぎ、しばらくすると、遠くにノースショアの青い海が広がってきます。正面に海、左右にパイナップル畑を見ながら、そのまま進み、ドールから15分足らずでハレイワの入口に到達。ハレイワの町を通リ抜けるカム・ハイウェイと町を迂回するバイパスとの分岐点の手前には、「ノースショア、ハレイワ」と書かれた大きな名物の看板があるので、これを見たら次の信号を左折すればハレイワの町へと向かいます。バイパスに入ってしまうと、町を通らずそのままワイメア方面へ行ってしまうので気を付けてくださいね。

素朴な街並みでサーファー憧れの「ハレイワ」

ハレイワの街並みは、素朴でシンプル。町を南北に貫くメインストリートのカム・ハイウェイに沿って、さまざまなお店が軒を連ねています。町の南端から北端のハレイワ・ビーチパークまで約2.5・。ワイキキの通り沿いのように、ショップやレストランなどがズラリと並んでいる訳ではないので、レンタカーで訪れる場合にはお店ごとに車で移動することになります。お店の前や裏に駐車場がある所もありますが、大抵置ける台数はごくわずかで、人気ショップは常に満車状態であることも珍しくありません。車で初めてハレイワに行く場合は、一度端から端まで走ってみて、立ち寄りたい場所や駐車スペースをよく確認してから、お目当ての店まで引き返すのが良いかもしれません。

●ノースショアの見どころ案内

ユニークなお土産も発掘できる、ノースショア・マーケットプレイス

近年、観光スポットとして人気上昇中のハレイワ。旅行者を意識したお店もチラホラと出始めましたが、まだまだ昔ながらの素朴な佇まいは損なわれず、町全体にのんびりとした時間が流れています。南側から町に入り、小さな橋を渡るとまず左側にマクドナルドが見え、そのすぐ先の右側の空き地には大人気のシュリンプ・ワゴン、マッキーズがあり、ハレイワでも新鮮なカフクのエビを味わうことができます。さらに、そこから数分で、道の右側に広がるハレイワ(ノースショア)きってのショッピング・モール「ノースショア・マーケットプレイス」に到着します。

ここには、陽気なメキシカン・レストラン「チョロス」やユニークなギフトアイテムを集めた「ポリネシアン・トレジャーズ」をはじめ、サーフショップやカフェなど、バラエティに富んだお店が集まっており、ロコにも旅行者にも人気のスポット。広い無料駐車場も完備されています。モールを後にして、そのまま進むと次第に通りの両側にはサーフショップ、スイムウエアショップ、こぢんまりとしたブティック、ギャラリー、ギフトショップなどが増え始め、いよいよ町の中心に。腹ぺこサーファー御用達のハンバーガーショップとして一躍有名になった「クアアイナ」があるのもこのあたりですが、小さなお店なので通り過ぎてしまわないようにご用心。お店の前にあるテラス席で、ハンバーガーを頬張る人たちが目印。駐車場はお店の裏です。

レインボー・シェイブアイスはストロベリー、レモン、パイナップルのミックス。店によって違いが…

町の中心を過ぎ、北にあるビーチ方面へとさらに行くと、いよいよハレイワ名物のシェイブアイスであまりにも有名な「マツモト・ストア」の登場です。ハワイ風かき氷のシェイブアイスを食べられる店はハレイワだけでも何軒かありますが、なぜかダントツの人気を誇るマツモト。昔と全く変わらないひなびた店には常に長蛇の列ができ、店の前でおいしそうにシェイブアイスを食べる人たちの姿は年中絶えません。やはり、ノースショアに来たら外せないお店と言えそうです。マツモトの隣りにあるアオキ・ストアのシェイブアイスもなかなか侮れない存在なので、こちらもぜひお試しあれ! (マツモト、アオキともに店の横に駐車場完備)。

北側の外れまで来ると、小さな橋の手前で道は二手に分かれ、左に折れるとビッグネームのサーフィン・コンペティションも開催されるハレイワ・アリイ・ビーチパークがあり、そのまま直進して橋を渡れば左手にハレイワ・ビーチパークが広がります。どちらのビーチパークにもトイレやシャワー、駐車場が完備され、とてものんびりとした雰囲気の美しいビーチですから、散策の後にでも、是非ここでゆっくりとした時間を楽しんでみてください。ただし、冬場にビッグウェーブが到来しようものなら、大勢のサーファーやギャラリーが一斉に押し寄せるため、のんびりとしたビーチの雰囲気は一変してしまうのですが…

冬にはビッグウェィブが押し寄せるノースショアーのビーチ

また、橋を渡ってすぐ、ハレイワ・ビーチパークの手前にはサーファー・クロッシング(サーファーが道を横切ります)のサインでお馴染みの老舗サーフショップ「サーフ&シー」があります。ここではサーフィンやダイビングなどのレッスンも行っているので、ノースの海でマリンスポーツを楽しみたい人はお見逃しなく。町の中心を貫くカム・ハイウェイはハレイワ・ビーチパークの少し北で町を迂回するバイパスと合流し、そのままワイメアやサンセット・ビーチ方面へと続いています。ハレイワは車で駆け抜けたらアッという間に終わってしまう小さな町ですが、のんびりと歩いて回ればきっと今まで知らなかった昔ながらのハワイに出会える素敵なところです。美しいノースショアの自然に包まれた小さな町、ハレイワで思いっきりノスタルジックなハワイを満喫してくださいね。



■ハワイの基礎知識 / ノースショア・ドライブ人気スポット 1

■ハワイの基礎知識 / ノースショア・ドライブ人気スポット 2
■オアフ島のビーチ その3 <ノースショア&西海岸編>

(2002年11月取材、2008年一部更新)

ノースショアで話題のレストラン
クアアイナ
住所:66-214 Kamehameha Hwy. Haleiwa
電話:637-6067
営業時間:11 時~20時
チョロス・ホームスタイル・メキシカン
住所:ノースショア・マーケットプレイス内
電話:637-3059
営業時間:8 時~21時
割引になるクーポンはこちら
ポリネシアン・トレジャーズ
住所:ノースショア・マーケットプレイス内
電話:637-1288
営業時間:10 時~18時(日曜 10 時~16時)
マツモト・シェイブアイス
住所:66-087 Kamehameha Hwy. Haleiwa
電話:637-4827
営業時間:8 時30分~18時
サーフ&シー
住所:62-595 Kamehameha Hwy. Haleiwa
電話:637-9887
営業時間:9 時~19時

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