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ハワイ歩き方事務局
人気連載「第06回 ハワイモニター旅行当選者3」

当選者 北海道 菊池様 ハチャメチャ親子の仲良しけんか旅行 その3

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2001年05月11日

第4回ハワイモニター旅行当選者 北海道 菊池さん

4日目 親子仲良くボケ…

AM4:30きちんと起きれた。最後の荷造りをする。忘れ物はないか? 目覚まし時計に使った携帯も忘れずもつ。「???」 何か変だ! 「???」携帯の日付が日本時間の2月12日0:30だ。2月12日になったばかりだ。私たちが帰るのは2月12日だ。日本が12日になったばかりと言うことはハワイでは2月11日だ…。日にちが解らなくなる。フロントに電話する。「今日は何日ですか?」「2月11日」だと言う…どうやら、帰るのは明日だ! 私は昨日の夜母に「荷造りしなさい」と言われなんの抵抗もなく荷造りした。自分でも帰るのは今日と思っていた。しかし、違ったのである。出発30分前に帰る日が違うことに気が付く。「ちょっと、帰るの明日でしょう! どーして 今日だと思ったの?」と母を責める。私も勝手に思いこんでいたので思わず笑ってしまう。なんとも、親子そろっておバカでした。それから、少し眠った。

1日得をした気分だ。今日こそはのんびりするぞ! ハナウマ・ベイに行くことにした。ハナウマ・ベイはキレイだったが、人がいて、のんびり出来ない。私が望んだ、誰もいないところでのんびりするのとはちょっとちがった。でも、母はハナウマ・ベイがきれいな事に満足してくれたので「ま、いいか」と思った。それにしてもハワイの人はよく食べる。ハナウマ・ベイで私たちの前にファミリーが来ていた。着くとハンバーガーを食べていた。またちょっとすると、ホットドックを食べていた。まだまだ、おやつも食べている。他の家族も見る。他の家族も同様に簡単な食事を何回もしてる。こっちの人はだから大きいのかな? 小錦が大きいのもうなずけるよ。

大好きなハイアットのラナイ

ホテルに戻る。私と母はコーヒーがスキだ。ハイアットの下にコーヒー屋さんがある。とってもおいしい。私と母はハワイに滞在中、日に2,3回このコーヒー屋さんに通っていた。コーヒー屋さんのお兄ちゃんとも仲良くなり、ナニも言わなくても、店に行くとコーヒーを2つ用意してくれた。私はハイアットのベランダ(編集部注:ハワイではベランダをラナイと呼びます )がスキだ。ハワイに来て、食事するときや、ぼぉ〜としたいときベランダに出た。ベランダでは、ワイキキビーチの人達が小さく見える。高いので騒々しくない。のんびりできる。

最後の夜だ。ご飯を食べに外に出る。母はまだ買い物したがっている。インターナショナル・マーケット・プレイスに寄る。母は大喜びだ。「こーいうところに行きたかったんだ!」 なに? 今までのアノ買い物は何だったの? とカチンと思うような事を平気で言う。連日たくさん買い物したので、お金が少なくなってきていた。リッチにディナーと言う訳にいかず、マーケット・プレイスでプレートランチにした。各国料理がたくさん並んでる。私たちは韓国料理にした。ビビンバを頼む、おいしい。テールスープを頼む、おいしい。安い、うまい、満足だ。

ウチの母の良いところはご飯にこだわらないところだ。なんでも、食べる。お米やみそ汁にこだわらない。家ではミソを一つ買うと、1年もつ。コーヒーと甘いおやつさえあればいいのだ。母のハワイでの生活、唯一良いところだ。明日こそ、本当に出発する日だ。荷造りは既に昨日してある。母はもう、既に寝ている。私はベランダで一人ちょっとだけのんびりした時間を過ごした。たぶん、親孝行はもう、一生しなくても十分だ。私には弟妹がいるから、後は彼らにお願いしよう。

旅行の目的のちがう人と来るととっても疲れる。同じ世代の目的が同じ人なら、疲れるには疲れるけど、もっと心地よい疲れになるだろう…充実感がもっとあったに違いない…。今回とっても疲れた。精神的にやられた。母のことをもっと大目に見られない、私が悪かったのかな? もし、新婚旅行でハワイに行く予定をしているカップルの方々、女性は男性を気遣い買い物はホドホドに。男性は女性を気遣いちょっとだけ買い物に付き合ってあげましょう。お互いちょっとの思いやりでとっても楽しい旅行になるはずです。思いやりがお互いにちょっと足りないと私と母みたいにいつもケンカしていておもしろさが半減してしまう…どうせ楽しいことするなら、う〜んと楽しいほうがいいに決まってる。

5日目 本当に出発

朝6:00ホテルを出る。外は真っ暗なのにフリーウェイはすごいラッシュが続く。ラッシュの車を見ると日本の渋滞と思い出した。「日本に帰るんだな」と安堵感とちょっぴり寂しい複雑な気持ちになった。空港に着いた。昨夜停電があったらしく、機械にちょっとしたトラブルがあったようだ。ちょっとだけ不安になったが、すぐに解消された。空港のDFSでたばこを買う。のどが渇いたのでコーヒーを飲む。財布の中を見ると、残金4セントしか残ってない。…。天才的買い物のうまさ。

札幌にはあまりホームレスの人があまりいない。冬、寒さが厳しいからだ。東京とかにはいるのかもしれないが…ハワイでもソレらしい人を何人か見かけた。ゴミ箱をあさっていた。ワイキキの歩道にある吸い殻入れから吸いかけのたばこを拾い吸っていた。あまりホームレスを見たことのない私はショキングだった。こんなにのんびりしたハワイでもホームレスの人がいて何らかの事情でこうなってしまった。とてもショッキングだった。札幌はきっと雪だ。寒いだろう…少しだけ帰りたくない。

今度来るときは気の合う友達と来よう。もしも、ウチの祖母も一緒に行きたいと言ったら大変だ。なぜなら、ウチの祖母は母よりも買い物ズキだから…私が何人いても足りないだろう…とくだらないことを考える。母とたくさんケンカした。笑い転げるような珍事件もたくさんあった。いい親孝行ができた。「お母さん、ありがとう」

今回お世話になったスタッフYさん、Uさん本当にありがとうございました。

菊地 加奈

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