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ハワイ歩き方事務局
人気連載「第03回 ハワイモニター旅行当選者1」

当選者 東京都 小村様 マウイ島へ3世代旅行 その2

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2000年09月12日

3日目 2000年9月10日(日)

今日は1日ラハイナを散策しようと思います。古き良き時代の雰囲気を残したラハイナ…。朝一番の「さとうきび列車」に乗ってラハイナに行く予定が 昨日歩き疲れて寝過ごしてしまいました^^;

さとうきび列車は昔、その名の通りさとうきび運搬用に造られたそうですが、今は観光用に1日6往復しています。かわいい汽車に乗ってラハイナまで片道40分の小旅行。オープンエアで気持ち良く、景色も抜群。近くにいたお子さんも大喜びしていました。汽車の中ではギター片手にハワイアンの生演奏があったりして、マウイの思い出になること間違いナシです!

ラハイナで丁度ランチタイム。海沿いの「KIMO’S」というレストランで巨大ハンバーガーを注文しました。ちなみに私のおばあちゃんはお肉が大好きで、ハワイで食に困ることがありません。ひょっとしたら私よりたくさん食べているのでは…? 腹ごしらえの後は ラハイナの街をそぞろ歩き。ハワイ語でそぞろ歩きのことを「ホロホロ」と言うそうです。その言葉がピッタリな街。平屋の小さなお店が数百メートル並んでいます。ギャラリーがあったりお土産屋さんやサーフショップがあったり。雰囲気のあるレストランもたくさん。ここは夜の「ホロホロ」の方が賑わっているそうです。今日は 明日のハレアカラサンライズを見るために早く帰らなくてはいけませんでしたが、次回来るときは夜に夕食がてら来たいと思います。

4日目 2000年9月11日(月)

今日はマウイのメインイベント、ハレアカラサンライズを見に行きます。ご来光見学といったところでしょうか。そのため昨日は早く寝て、午前2時に目覚ましを掛けました。あぁ、でも眠〜いっ! シャワーを浴びて目を覚まし、昨日スーパーで買っておいた飲み物と軽食、トレーナー、ベッドからはぎ取ったブランケットを車に乗せて2時半頃出発しました。遅れてご来光が見れなかったらショックですもんね。

カアナパリからカフルイに出て、そこからハレアカラ火山方面へと向かいます。途中までは車はいなくてスイスイ進み、山道に入る頃から同じハレアカラサンライズ狙いの車が増え始めました。街灯もない暗〜い山道を進みます。そしてクラの街を越えた頃からカーブが急になり、そこからが長い! いろは坂が3つ並んだ位だと運転している主人が言っていました。ゲートで入山料10ドル(1週間有効)を払いしばらくすると大きな駐車場が現れました。やっと着いた〜〜〜!! ここはトイレも完備されているので安心です。ツアーの車も何十台も既に到着していました。私たちはそこからもう少し上にある展望台のある駐車場に車を停めてご来光の瞬間を待つことに。

ベストポイントを目指して外に出て待っていたのですが…寒〜いっ! そう、ここは標高3,055メートルの頂上でした。スノボに行くとき並みの寒さです。厚手のTシャツにトレーナーでも寒くてブランケットをかぶってそれでもブルブル・・・近くにいた人の話によると、今日のご来光は6時12分だそうで、結局1時間くらい外で震えていたことになります(>_<)

そしてその瞬間がやってきました。
地平線が徐々に紺色からオレンジ色に変わってゆき、お日様が現れた景色の素晴らしいことといったら…!! あちこちでため息や歓声、拍手が起こっています。私もついつい手を合わせてしまいました(私も生粋の日本人!)。しばらくはそこから動けないくらい感動しました。大変だったけど来て良かった! それから辺りを散策すると変わった植物があちこちに生えているのに気が付きました。これがウワサの銀剣草です。高度1,800メートル以上でしか生きられない、不思議な植物だそうです。これも記念にパチリ。

帰りはまるで雲の上を飛んでいるような錯覚に陥ってしまいました。雲が自分より遥か下に浮かんでいます。運転手は下りなので2速に落とし神経を使って大変そうですが、その横でずっとカンドーしてました(^^;)

途中沢山のチャリダーを追い越しました。行きはバスで山頂まで連れて行ってもらい、下りは自転車で自分で降りてくるという過酷なオプショナルツアーだそうです。降りるまで3時間くらいかかるそうで、体力のない私にはとてもムリ…。

そして行きにも通ったクラの街にある「クラロッジ」という宿泊施設兼レストランで朝食を取ることに。このレストランはガラス張りになっていて 山麓の素晴らしい景色が一望できるようになっています。そこで頂くお茶はそれはおいしかったー! 寒い体に染み込んで、ほっとした一瞬です。

行ってみて思ったのですが、ハレアカラサンライズにはもちろんガソリンを満タンにしておくことと、思った以上に寒いので防寒対策はバッチリしていったほうが良さそうです。途中買えないので軽食や飲み物もあったほうがいいかも。オプショナルツアーも沢山出ているので、運転されない方でもマウイに行ったらぜひぜひ一度トライしてみてくださいねっ! 

夕方からはまた近くのホエラーズビレッジに繰り出しました。ここのフードコートで遅い昼食(というより夕食?)を取りホエラーズビレッジ内にあるデューティフリーギャラリア・マウイへ。ブランドからお土産物まで品数豊富で頂いた商品券を何に使おうか迷ってしまうくらい。

悩んだ挙句、ハワイ中毒症の主人の両親へのお土産に、またホエラーズビレッジ内で使える商品券でハワイらしい素敵な絵を買わせていただきました。嬉しい〜っっっ! 私の希望を伝えたら お店の方がわざわざ他店まで調べて取り寄せてくれた、お気に入りの絵です。我が家のリビングの一番目立つところを飾ることになっています。きっと見るたびにマウイの思い出が蘇ってくるんでしょうね。

DFSギャラリア・マウイ お土産に買ったハワイの絵

ああ、あっという間に過ぎていった夢のような4日間…ところが目の前にはスーツケースに入りそうもないお土産と洋服という現実が山積みです。帰る前はいつもそう、浸っている暇もなく荷造りダー!!

5日目 2000年9月12日(火)

あーあ、いよいよマウイを離れる日がやってきました。「あーあ」この言葉を今日は何度言ったことでしょう…。10時頃チェックアウトを済ませ、車でカフルイ空港へ向かいます。途中海沿いのラハイナを通りながら。「また来るよ〜」って心で叫んで。

車は満タン返しだったので、途中ガソリンを入れました。日本でも最近は増えてきましたね、セルフサービスのガソリンスタンド。少しだけ違うところは、ガソリンを入れるときノズルが掛かっている下の支えを上に上げないとガソリンが出てこないこと(これが原因でガソリン出なくて悩んだことが…)、現金で払う場合事前に20ドルくらいデポジット(保証金)を先払いするところが多い、といったところでしょうか。マウイで動くにはレンタカーはとても便利でした。日本から持っていった「地球の歩き方」の「ハワイ・ドライブマップ」は大活躍! 初めての場所でも詳しく信号まで載っているので、とても心強かったです。

車を返し、アロハ航空にチェックインです。空港ではマウイ観光局の計らいで ハワイアンの生演奏が流れています。日本ではなかなか生演奏を聞けるチャンスってありませんよね。その演奏に送られながら私たちはマウイを離れました。

今こうしてレポートを書きながら、素晴らしかったマウイの日々を思い出しています。海あり山あり、大自然に囲まれていて、なおかつ最新のショッピングセンターも多く快適な生活もできて…とっても懐の深い場所だなぁという印象を持ちました。今回でマウイにもはまりそうな予感! 

今回一緒に行った母も祖母も大喜びでした。特に祖母は心臓にペースメーカーが入っていたり、5月には腰を骨折したりとタイヘンなことがありましたが、ハワイを目標にリハビリを頑張り、ハワイの気候ですっかり治ってしまったようです^^;。ハワイはお年寄りにも子供にも障害を持った方にもとても優しい所です。ほとんどのところがバリアフリー、もしくはエレベーターが付いていて、周りの方も快く手伝ってくれます。お年寄りでも自分のいつものペースで過ごせば大丈夫。思いっきり楽しめますよ!

今回このような素晴らしい旅をするチャンスを頂いて本当にありがとうございました。また手伝っていただいたスタッフの方々、これを読んでくださった方に心よりお礼申し上げます。「ハワイの歩き方」のホームページに毎日訪れるフリークがドンドン増えることをお祈りしつつ…。
最後に一言、「マウイ・ノ・カ・オイ!」(マウイが最高!)

2000年9月
小村 理恵

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