■購入済みのチケットは払い戻しや振替へ
2008年3月31日(月)をもって、ハワイの隣島間を結んでいたアロハ航空が営業を停止することを発表しました。1946年の創業以来、ハワイ在住者やハワイを訪れる人々に愛されてきたアロハ航空ですが、隣島間を安い航空運賃で結ぶ航空会社の市場への参入による価格競争により経営が逼迫、今回の営業停止となりました。アロハ航空は先に会社更生法の申告をしていましたが、営業はこれまで通り継続する予定だったそうです。が、今回の決断により、完全にハワイの航空業界から撤退することになりました。
アロハ航空のQ&Aページによると、アロハ航空の航空券は3月31日(月)フライトの便まで発売されますが、それ以降は発売されなくなります。 すでにクレジット・カードで4月1日(火)以降の航空券を購入している方は、チケットを購入した旅行代理店やクレジット会社に払い戻しをリクエストしてください(クレジット・カード以外で購入された場合は、ホノルルの法廷に申し立てする必要があります)。アロハ航空のクレジット・カードは4月1日(火)以降も使えますが、マイレージ・プログラムの「アロハ・パス・マイルズ」は使えなくなります。
4月1日(火)以降、離島間のフライトが必要な方は、ハワイアン航空やGO!航空、アイランド・エアーに問い合わせて再度予約が必要になります。 なお、ハワイアン航空ではアロハ航空の米本土行き航空券を持つ乗客には空席待ちのスタンバイ・ステータスで搭乗できるよう便宜を計ることを発表。ユナイテッド航空でもディスカウント航空券で、アロハ航空利用の人々が米本土へ戻れるようなプログラムを用意して対応にあたっています。
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