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アジア太平洋地域とハワイの文化交流や親睦を目的としたイベント、「ホノルルフェスティバル」が、3月2日(金)～4日(日)の3日間にわたり開催され、多数の人々が集まりました。

ハワイ･コンベンションセンターやアラモアナセンター、ワイキキ･ビーチウォークに設けられた特設会場では、日本や環太平洋諸国の団体によるパフォーマンスや、展示、縁日や映画など、無数のイベントが行われ、最終日4日(日)にはカラカウア通りで壮大なグランド･パレードが行われ、沿道にはたくさんの人々が詰めかけ、大きな声援を送りました。また、昨年は実施されなかった、新潟県の長岡花火がワイキキ･ビーチから盛大に打ち上げられ、日本伝統の華麗で美しく、ダイナミックな花火を、訪れた人々は感激の面持ちで見入りました。なお、長岡市は、ピーター･カーライル市長により、3月2日(金)にホノルル市と姉妹都市提携を結んでいます。

昨年度は、開催直前の3月11日に東日本大震災が発生し、先に述べた長岡花火が中止になったほか、30以上もの団体がハワイ訪問を断念。大変な状況の中、日本からハワイに来ていたパフォーマーの皆さんたちは、「こうなった以上はやり抜くしかない」と、大変な決意でフェスティバルに臨みました。急遽、ジェイク･シマブクロさんが呼びかけ、チャリティー･コンサートも行われました。あれから1年、復興に向けて前進する被災地を応援するかのように、元気一杯のパフォーマンスが繰り広げられ、今年のホノルル･フェスティバルはいつにもまして、大きな盛り上がりを見せました。

ハワイの歩き方は、近々特集記事でホノルル･フェスティバルをじっくりと取り上げる予定です。お楽しみに！

●ホノルルフェスティバル
ホームページ(日本語)：www.honolulufestival.com

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