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ダイヤモンドヘッドのオーシャンフロントに建つ超豪邸で「シャングリラ」の異名をとる故ドリス･デューク邸が、博物館として一般に公開されています。シャングリラはタバコで一大財産を築いたデューク家の相続人、故ドリス(1993年没)さんの別荘でした。当時、ぜいたくの粋を尽くして建築され、豪邸というよりユートピア(理想郷)と呼ばれるほどでした。これまでは限られた人しか立ち入れなかったのですが、デュークさんが他界した際、遺言状で邸宅をシャングリラと呼び、傾倒していたイスラム芸術の研究などのために一般公開するよう記されていたことで実現したのです。

今までは完全予約制でしたが、希望者が多いということで、このたび定期的なツアーが開催されることになりました。かなりの人気が予想されますので、事前予約は必ずしたほうが良いそうです。

英語のツアーは、毎週水曜日～土曜日の午前9時、10時30分、そして午後1時の3回。日本語ツアーは、毎月最終金曜日の正午からとなります。まずは正午にホノルル美術館で受付、その後12時15分にツアー･バスが出発します。12時30分～2時までシャングリラ邸の見学ツアーが行われ、午後2時15分にホノルル美術館に戻ってきます。参加費は1人＄25で、12才以下の子どもは参加できません。