Ige signs emergency proclamation as possible hurricane approaches
■イゲ知事が声明
今年はハリケーンの当たり年と言われ、この夏はギラーモ、ヒルダと2つのハリケーンが話題になりましたが、どちらもハワイ州に近づく前に勢力を弱めたり、進路が逸れたりして、大事にはいたりませんでした。しかし、また次の熱帯性暴風雨「Kilo(キロ)」がハワイ諸島に近づいており、来週にはハリケーンとなってカウアイ島やオアフ島に近づくのではないかと言われています。
これを受けて、デイヴィッド・イゲ(伊芸)知事は、有事の際は州の災害対策基金を供出する準備が出来ているとの声明を出しています。今までの進路が続くと、キロは月曜日にハリケーンに格上げされ、水曜日にはカウアイ島に到達するものと見られています。勢力が弱まればいいのですが。
今年の中央太平洋地域でのハリケーン発生回数は5~8回と予測されており、この数字は平均よりはやや多いとのこと。昨年2014年のハリケーン発生回数は4~7回と予測され、実際に起こったのは5回でした。その中にはハワイに大きな被害こそもたらさなかったものの、かなり近付いたイゼル、フリオ、アナの各ハリケーンも含まれています。ちなみに、ハリケーンはABC順で、男性と女性の名前が交互に付けられます。GuillermoとKiloは男性、Hildaは女性の名前です。
(Honolulu Star Advertiserより)
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