New species of fish in Hawaii waters named after Obama
■パパハナウモクアケアの面積を2倍に拡大したオバマ大統領
12月21日(水)、ハワイのビショップ博物館の生物学者が、今年の6月にパパハナウモクアケア海洋保護区内で発見された新生物を「 Tosanoides obama(トサノイデス・オバマ)」として発表しました。
ハワイ州ミッドウェー島から48海里離れたクレ環礁沖で見つかった新種の魚です。ピンクと黄色の色鮮やな「 Tosanoides obama(トサノイデス・オバマ)」はバスレットという種類で、地球上でパパハナモクアケア海洋国立公園 でのみ探す事ができる珊瑚礁の固有種だといいます。
オバマ大統領はパパハナウモクアケア海洋保護区内のミッドウェー島を訪れ、同保護区の面積を2倍に拡大しました。海洋保護を訴えたオバマ大統領の功績を称える科学者たちにより、今回の命名が決定しました。
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生物学者らがパパハナモクアケア海洋国立公園で新種の生物を発見した時、魚の尾びれに近い独特な明るい部分がオバマ大統領の選挙キャンペーンロゴに類似していたこと、がオバマの名前をつけた理由の一つだそうです。大統領2期目が終わりに近づいたとき、生物学者たちはこの新生物がオバマ大統領のレガシーを未来に伝えるシンボルになることを願いました。
オバマ大統領が今年の8月に同保護区の面積を2倍に拡大したことで、世界最大の海洋保護地に指定されたことはTosanoides obamaにとって特別な意味があります。オバマ大統領はこの場所を自ら訪れ、自分の名がつけられた魚の写真をみて「美しい魚だね」と話したそうです。
ビショップ博物館の生物学者ドクター・リチャード・パイル氏は、「私たちはオバマ大統領が パパハナモクアケア海洋国立公園 の保護地域拡張を含め自然環境保護のために行った努力を称えるためこの生物に彼の名前をつようと決めた」「地球で残り少ない大きな自然環境保護地域の拡大である」と語ります。
ちなみにオバマ大領領の名前がつけらた新生物は「 Tosanoides obama(トサノイデス・オバマ)」だけではありません。もうひとつは、今年マレーシアで発見されたカメに寄生する新種の扁形動物、「バラクトレマ・オバマイ(Baracktrema obamai)」があります。
(Hawaii News Now より)
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