A Film, The Calling from The Heaven, to be Showed
■愛の溢れる親子の二人三脚物語
11月4日、5日ドール・キャナリーにて、脳性麻痺と闘い続ける天才画家、浅井力也君の30年間の人生を描いたドキュメンタリー映画「The Calling ~神様から与えられたお仕事~」が上映されます。
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浅井力也君は、生まれたときにへその緒が首に絡まってしまい仮死状態に陥り、脳に障がいを抱えてしまいました。医者から「もう長く生きれないだろう」と宣告されるものの、母、三和子さんは必死の努力で息子を支え続け、4才のときに治療のためにハワイに移住します。自由に歩くことも話すこともできない力也君を、ハワイの人たちは暖かく受け入れ、リッキーというあだ名で親しまれます。そして、彼は玩具屋で偶然目にした絵の具に強い関心を示し、画家としての新しい人生を歩み始めます。
08´さくら/ sakura pic.twitter.com/64cEsrkL45
— 浅井力也 official (@riki__asai) September 9, 2015
個性溢れる独創的な彼の作品は、7才の時にハワイ美術院展で日本総領事賞を受賞するなど、たちまち日本でも有名になり、日本の学校の教科書にも採用されました。さらに、世界各地で個展を行い、2014年には、ニューヨーク国連本部で開催されたカンファレンスに招待され、ゲストスピーカーとして「障がいは個性である」ことを訴え、国連各国代表から賞賛されました。
今回上映される「The Calling ~神様から与えられたお仕事~」では、平和への祈りを込めた広島での個展や東北での被災者支援活動、映画監督、長島一吉さんとの思い出のウインドサーフィンの再現の様子などが紹介されます。私も試写会に参加しましたが、片時も離れず息子を支え続ける母の三和子さんや、リッキーの自立を目指して手を差し伸べる仲間たちの愛に胸を打たれました。そして、いつも笑顔で周りの人たちに元気を与えているリッキーの姿に感動しました。
「The Calling ~神様から与えられたお仕事~」の放映日及びチケットの購入はこちらのハワイ国際映画祭イベント公式ページをご確認ください。自分が生まれてきた意味を考えさせてくれる素敵な映画をぜひ見てみてくださいね!
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